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40代、女性、アメリカ留学へ。

初めまして。

40代。女性。日本で長年続けた仕事をいったん中断し、アメリカ留学へ。

こんなキーワードが並んだら、いったいどんな人物を思い浮かべますか?

実はこれ、私のことです。

私は報道機関で長年、記者をしていました。目の前に次々と現れる事象をひたすら打ち返す日々。仕事は好きでしたが、忙しすぎて自分がどこに向かっているのか、じっくり考える時間もない。大きな渦巻の中にいるようなせわしない日常で、「このままでいいのかな?」と不安に感じ始めました。

世の中は大きく変化しているのに、仕事のやり方も生き方もこれまでと同じ選択肢しかないのかな。世の中の新しい動きを目にするたび、私ももっと吸収したい、自分でも実践してみたい、との気持ちも膨らむ。終わりが来ないようなこの回転から、飛び出したい!

忙しすぎて「なぜ?」と声を上げるのもはばかられるような状況でしたが、思い切って「えいやっ!」と流れに棹差し、アメリカに来てしまいました。

そして今、毎日通る通学路の景色も、友人との何気ない会話も、難解な教授の話も、ぜんぶ丸ごと「Yay!」とジャンプしたくなるほど楽しんでいます。間違いなく言えるのは「やっぱり来てよかった!!」

出発前から今に至るまで、国籍・年齢問わずあらゆる人から「なぜ留学を決めたの?」「どうやって実現したの?」と聞かれます。私の決断を聞いて「仕事しながら大学院に行くことにした」「思い切って転職した」と言ってくれる人もいました。なんてうれしい!

私もあたふたともがきまくり、涙もたくさん流し、でもたくさんの人に助けられてここまでたどり着きました。みっともない姿もたくさん見せたし、失ったものもあるけど、私の決断がだれかのヒントにもなれたなら、それこそやってよかった、としみじみ思います。

いま学んでいるSyracuseUniversityのキャンパス。
冬は極寒だけど、季節が良い時期はこんな風に芝生で勉強するのが好きです。

同じように悩み、迷う人もたくさんいると思います。大人になればなるほど、しがらみや責任がこびりついてなかなか決断もしにくくなります。私の経験を少しでも共有できればという思いから、ここに記録として残していくことにしました。

留学準備やアメリカでの勉強の様子、こちらの生活で日々起こる大小の事件などなど、カタイ話もくだらないトピックも、面白い!と思ったことを全部ひっくるめてお伝えしたいと思います。

読んで「アホなやつだなあ」と楽しんでいただけたらうれしいです!
どうぞよろしくお願いします。

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