見出し画像

「カルピス®」とひなまつりの深い関係とは!?

こんにちは!アサヒ飲料note編集部です。

2月も下旬となり、早咲きの桜や春物を目にする機会も増えてきましたね。この時期にスーパーマーケットに行くと、ひなあられなどひなまつりの売り場を目にされるという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

ひなまつりは、「桃の節句」とも言われ、日本においては昔から子どもたちの健やかな成長をお祝いする季節行事として親しまれていますよね。ひな人形と一緒に桃の花を飾ったり、ひなあられや白酒(しろざけ)などを用意されるというご家庭もあるでしょうか。

さて、この「白酒(しろざけ)」。
あるものと少し見た目が似てはいないでしょうか―――?


そう「カルピス®」です!!
当社では子どもたちの健やかな成長を願って、白酒(しろざけ)の色に似た「カルピス®」をひなまつりに楽しんでいただくという取り組みを長年行っています。

実はこの取り組みにいたった背景は「カルピス®」のルーツに深く関係しています。そこで本日はひなまつりのプロジェクト担当者をゲストに迎え、“「カルピス®」とひなまつり”をテーマにお話ししていきます!


【プロフィール】

佐藤 乃亜(さとう のあ)
アサヒ飲料株式会社CSV戦略部所属。2021年入社。
健康、環境、地域共創という3つのマテリアリティのうち、地域共創分野を担当。
幸せだと思うとき:友達とおいしいご飯を食べているとき、お風呂に入っているとき、
朝、散歩しているとき


「カルピス®」のひなまつりにおける取り組み


 ―――担当しているお仕事について教えてください。

私は当社の重要な3つのマテリアリティ「環境・健康・地域共創」を軸に、社会にワクワクと笑顔を届けるために日々仕事をしています。そのなかでも主に「地域共創」に関わる仕事をしており、皆さんにとっても身近な「飲み物」を通じて地域とつながり、地域の方々と共に豊かな地域づくりにチャレンジしています。

具体的には、ひなまつりに保育園や幼稚園に通う子どもたちに「カルピス®」をお届けしたり、小学校で環境の大切さや食育についての授業をしたりすることで、次世代を担う子どもたちと社会や地域にとって新しい価値とは何かを考えるキッカケを届ける仕事をしています。

―――担当するひなまつりのプロジェクトについてもうすこし具体的に教えてください。

「『カルピス®』ひなまつりプレゼント」という50年以上続いている取り組みです。全国の幼稚園や保育園に通う子どもたちへ、みんなと一緒に「カルピス®」をつくり乾杯するというワクワクと笑顔を届けています。「カルピス®」の生みの親・三島海雲が子どもたちの心身の健やかな成長を願い、ひなまつりに「カルピス®」で乾杯し、楽しく過ごしてほしいと考えたことからスタートしました。

「カルピス®」をつくった三島海雲

―――「カルピス®」の生みの親である三島海雲の考え方が大きく影響しているんですね。

はい。1878(明治11)年に現在の大阪府箕面市に生まれた海雲は、幼い頃から身体があまり強くはありませんでしたが、とてもチャレンジ精神旺盛で何事にもくじけない人でした。青年期には内モンゴルへ渡り、現地の遊牧民がくれた「酸乳」という酸っぱい飲み物と出会いました。そして、人々の心と体の健康を願い日本初の乳酸菌飲料を発明します。海雲は「カルピス®」の本質を「おいしいこと」、「滋養(じよう)になること」、「安心感のあること」、「経済的であること」の4つだと言っています。「国利民福(国家の利益となり、人々の幸福につながる事業を成すこと)」のために働くことを人生のモットーとし、ひなまつりにおける取り組みにも至りました。


―――「カルピス®」とひなまつりの取り組みは、これまでどのようなことをされていたのですか?

50年を超える取り組みにおいて、園に絵本を届けたり、家庭用に親子で楽しめるミニ絵本をプレゼントしたりしていました。

50年以上前から多くの園に「カルピス®」が届けられました

他にも社員が園へ伺い、一緒に「カルピス®」を作って乾杯をしたり、絵本の読み聞かせをしたりといった活動も行っていました。特にイベントスタッフ(通称:ミズタマさん)による読み聞かせは多くの子どもたちがとても喜んでくれていました。

ミズタマさんや社員による読み聞かせ


「カルピス®」がお届けしてきた価値 


―――このプロジェクトに携わった感想を教えてください。

私が担当になってからはコロナ禍ということもあり、園へ直接伺うことはできていませんが、園からいただくお手紙やお写真を見て、子どもたちが「カルピス®」を片手に満面の笑顔を見せてくれている様子には心を打たれます。改めて「カルピス®」が愛されていることを実感すると共に、一緒につくる「カルピス®」だからこそ、お届けできる価値だと感じます。

これまで園児の皆さんからいただいたお手紙

―――佐藤さんがプロジェクトに取り組むにあたって特に意識していること、大切にしていることは何でしょうか?

シンプルですが、全国の幼稚園や保育園に通う、たくさんの子どもたちに喜んでもらうことを最も大事にしています。そのためには、園の先生の協力は必要不可欠なのでしっかりと「『カルピス®』ひなまつりプレゼント」の想いが届くように丁寧なコミュニケーションも意識しています。

「カルピス®」を楽しむ園児たち


健やかな成長を願って


―――「カルピス®」とひなまつりのプロジェクトを通した、子どもの健康や地域社会との関わりについてどのように考えていますか?

大切な人のために「カルピス®」をつくることで、皆さんの心に“大切な人を想う気持ち”が育まれればと思います。「カルピス®」をお友達やご家族とつくる経験が心の健康につながり、健やかな成長の一助になれば幸いです。また、この乾杯の輪を園だけではなく地域を巻き込むことで大きな乾杯の輪に広げ、多くの方に笑顔とワクワクを届けられるように頑張ります。

取り組みへの想いを語る佐藤

―――佐藤さんにとって「カルピス®」にまつわる思い出はありますか?

小学生の頃、両親が共働きだったので学校がない日にはよく祖父母の家に遊びに行っていました。その時にいつも「よく来たね~」と言って少し濃いめの「カルピス®」と手作りのホットケーキを出してくれていました。「カルピス®」は「祖父母との楽しい思い出の味」です!


―――おすすめの「カルピス®」の楽しみ方もあれば教えてください。

グッドグラスをご存じですか?飲み物を注ぐと動物が現れるグラスです。友達が家に来た時にこのグラスに「カルピス®」を注ぐとすごく喜んでくれます(笑)かわいくておいしいおもてなしです!

グッドグラス 
出典:グッドグラスジャパンホームページ https://www.r-kj.com/

あと、私は牛乳割りが大好きでカップに大きめの氷を入れて「カルピス®」1:「牛乳」1という割合の超濃いめで飲んでいました。濃いめ好きの方におすすめです!

―――読者の皆さんにメッセージをお願いします。

最後までおつきあいいただきありがとうございます!このプロジェクトを通して、園でお友達とだけではなく、ご家庭でも「カルピス®」をご家族で一緒に作って飲んでもらえたらなと思います。ぜひ、お子さまが一生懸命「カルピス®」をつくった際には、満面の笑みで「ありがとう」と伝えてあげてほしいです。そして、「カルピス®」を通して家族の楽しい思い出の1ページをつくっていただけるとうれしいです。

―――ありがとうございました!


「カルピス®」の豆知識!


過去の研究調査によると幼少期に「カルピス®」を家族や友達とつくって飲んだ経験のある人は、大人になってから “心の健康度”が高いことが明らかになっています。

詳しい情報はこちらをチェック
https://www.asahiinryo.co.jp/healthymind/parent-and-child/

幼いお子さまにとって、「カルピス®」をつくることは“初めて誰かのために何かをつくってあげる経験”となるケースも多いかもしれません。どうやったらおいしくつくれるのか、相手に喜んでもらえるのかを自分なりに考えることで、豊かな心を育むきっかけになっていたらうれしいです!

noteに加えて、YouTubeでも動画を公開していますので、ぜひそちらもチェックしてみてください!

この記事が参加している募集