見出し画像

地元のみんなに愛される「スーパーポジティブばあちゃん」から学んだこと

「有名大学に進学したからすごい大手企業に行くんだろうなーと思っていたのに、聞いたことないわー」

最初はそう言われるに仕方ないという覚悟のもと
祖母に就職先が決まったことを報告しに行きました。

すると、祖母から返ってきた言葉は意外や意外。

**「わーかっこいい!!

なんか現代的だし、これから必要なことをしている会社だね。

ゆりちゃんはこれからどんどん羽ばたいていきそうだね!!楽しみ!」**


心底びっくりしました。
「なんて柔軟な考えの75歳だろう」と。
でもそれと同時に、「祖母らしいな」、とホッとしました。

**祖母を一言で表すならば、

「スーパーポジティブな愛情あふれる人脈星人」。**

どうしてこんなにいつも生き生きと
ポジティブな言葉しか発しないんだろう。

といつも不思議に思っています。

私も祖母のようになりたい

だから今日は、その私の大好きで尊敬している
祖母についての記事を書きます。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

祖母は75歳。戦時中に生まれました。
戦時中は毎日うどんだったので
うどんが嫌いになり
近所のお米屋さんの家の友達の家に毎日遊びに行っていたそうです(笑)

祖母が中学生のとき、
祖母の祖母(ややこしい)に介護が必要になり
毎日高校に通いながら、
介護をしていたといいます。
(これについては、「すごいえらいでしょー私。なんて優しいんだろうねー。」と本人が言っています(笑))

高校を卒業したら、
親に決められた就職先に就職し、
成人式にはお仕事で参加できなかったそうです。
でも「会社で祝ってくれてねー、働くのもすごく楽しかったあ!」と言っておりました。

その時に偶然出会った祖父と
お互い一目惚れし、恋愛結婚しました。
両親に猛反対されたそうですが、
愛のパワーで結婚まで押し切ったそうです。

ですが私が生まれる前に
夫である祖父をすい臓がんで亡くし、
祖父とともに営んできた「地元の居酒屋」を
ずっと1人で経営しています。

(あれ、なかなか波乱万丈(笑))

祖母の居酒屋は地元の人たちの憩いの場として
毎日夜中までお客さんの笑い声で賑わっています。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

祖母はいつも地元の人たちから愛され
いつも誰かから必要とされています

承認欲求の強い私みたいな人にとっては特に(笑)
これってすごく素敵なことですよね。

祖母は、
気がつけば誰かの話を聞いている。
誰かの話を、絶対に否定することなく聞いている。
そしていつも誰かを褒めている。
自分の意見や主張はバンバン言うけれど、なんかさっぱりしている。
自分の辛かった話や苦労話は必ず笑い話にする。

祖母の人脈や愛され力は、
日ごろの彼女の愛ある行動が生んだ副産物
なんだな~と思うと同時に

尊敬する祖母のもとで
名古屋にいるうちにもっと学ばねば!
という危機感が生まれました。

最後まで読んでいただきありがとうございます。みなさんからの感想やコメントをいただけると幸せな気持ちになります。 サポートしていただいたお金は、子どもたちへの支援に使わせていただく予定です。