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【本から学ぶ】「自分を信じられない」の本当の意味【20-9】


今回も引き続き、好きなことだけをして生きていく為の心持ちを学んでいきます。

以前、「他力に頼る」という記事で「他人が信じられないと『自分』が捨てられない、そして『自分』が信じられないから他力に頼れない」という話がありました。他人が信じられないのは分かるけど、自分を信用出来なくて他力に頼れないという意味がイマイチ分かりませんでした。

本書を読み進めていくと、この答えが書いてありました。

他人を信用していない人は自分しか信じないように見えますが、本当は自分のことを一番信用していません。
なぜなら、自分は努力して頑張らないと他人から認められない人なんだ、見捨てられる人なんだと思っているからです。ありのままの自分を信じられない。
つまり自分は努力をしなくても、成果をあげなくても、愛される人間なのだということを自分が信じていない。
成果をあげて、頑張って、人の役にたって、価値を作るからこそ愛されるということを信じています。なぜそんなことを信じてしまったのでしょう。

頑張らないのは悪いことだ。
頑張らないあなたはいけない子だ。
頑張ったらほめてもらえる。よくできると愛される。
そうでない自分は認められない・・・・・・。子どもの頃から、そういう経験を重ねてきた。
だから、できない。自分を信用して認めることが出来ません。
自分がずっと信じてきたこの価値観をどこかで捨てないといけないのです。

心屋仁之助『「好きなこと」だけして生きていく。』,PHP研究所,2014,P103

「自分が信じられない」というのは自分の能力や実力うんぬんではなく、ありのままの自分が愛されるということを信じられないってことか!と納得しました。

確かに学生時代は頑張って、テストで良い点とって、褒めて貰うことが私にとって一番大切なことでした。親からは「勉強が出来ること」良い学校に進学すること」を期待され、少しでもテストで失敗するととても残念な顔をされました。今は「勉強」が「結婚」「出産」「仕事」に変わり、親が納得出来る相手との結婚、心身に不自由のない子供の出産、世間体のよい仕事を求める言葉をかけられ続けています。

未だに親の言葉に影響されているのはお恥ずかしい限りですが、親を含めた外部に惑わされず、ありのままの自分を受け入れられるようにしないと前に進めませんね。

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