疲弊する大学生。バイトをする意味はあるのか!
こんにちは。神戸大学4回生。本荘友毅です。
普段は、所属している演劇部で音響や演出をしていたり、時には自分で立ち上げた劇団で公演を打ったりしています。
新入生の皆さんに聞きたいのですが、世の中が大学生に求められているものは、何でしょう。
勉強ですね。
だけれど、大学生の生活の中心は何か。
「バイト」と「サークル」ですね。
問題は、それで精一杯になってしまっていること。
特に「バイト」を大学生がする意味、価値について最近思います。
バイトで何を得られるのか、何を失うのか。考えてみました。
バイトで得られるモノ
まず、間違いなく「お金」ですね。
交際費とか、欲しいモノを買うお金がいります。そのためにバイトを僕らはしています。
何より、学費を払っている学生にとっては、めちゃくちゃに大事なモノだと思います。
次に経験。
社会経験をつめる。確かにそうですね。
普通経験できないバイトなんかをすると、希少な経験が得られそうです。
他には、交友関係?でもこれはバイト特有のものではないですね。
となると、バイトで得られるモノって
「お金」と「経験」
ですね。どちらも職種に依存して得られる効率や質は変わりますね。
バイトで失うモノ
そうですね、当たり前ですが、時間。
大学生ですから、特殊なスキルがない限り、基本的には、時間の対価としてお金をもらいます。
居酒屋、ショップ店員などは、ひたすらに「誰でも」できる仕事なので、「時間」を捧げて働きます。
次に、健康。
人によると思いますが、接客ってかなり疲れますよね。
僕めっちゃ疲れます。
でもそれは、接客に疲れているんじゃなくて、
接客する際の責任からくる「緊張」に疲れてると思うんです。
あ、喋り疲れてる部分はもちろんありますが、一番はそこだとおもいます。
夜勤とかだと、生活リズム狂うし、帰って来た時の疲労感ですぐ寝ちゃう。
そして一限の授業に出られない!
このあたりですかねぇ。
じゃあバイトするのはいいのか
メリットデメリットを天秤にかけましょう。
これは人によると思います。
でも単純に、個人の条件を無視すれば。
特にいますぐのお金が不要であれば、大学生がバイトをする意味なんてないとおもいます。
なぜか。だって、バイトしているその最低賃金の1時間を勉強したら生涯賃金でみたらもっと稼げますよ、絶対。
てか好き好んでバイトしている大学生何か0でしょう。
やっぱりお金が欲しいからバイトをしている。
バイトを「させられている」
誰に?
経験を軽視する大人に。
ライブに行ったり、本読んだり、サークルで交友したり(場合によると思いますが)するそんな時間が将来役に立つ。
もう絶対。
実益のあるモノ以外はムダと捉える大人たちのせいで僕たちはバイトをさせられている。
大人たちのせいでと言うとめっちゃ対象をデカく絞ってしまいましたが、
そもそも家計がきびしいねんとかもあると思うので、一概には言えないとは思います。
大学生は勉強しないって言いますが、サークルに打ち込みすぎるのはもちろんのこと、それと勉強ならともかく、
サークル、勉強、バイトを三つ同時にやらないといけない。
どれを犠牲にするかってなったときに、一番自分から遠いモノ、
つまり、一番未来への投資である勉強を捨てる選択をする。
それをまず大人は理解するべき。心と時間の余裕が学生にはない。
いや、もちろん、全くしないのはそれはそれで、とも思いますが。
とにかく僕はバイトが人生に占める価値をほっとんどもってないと思います。
逆に大学生はこういう現実を甘んじて、自分に甘えるな!
勉強しろ!
と、自戒を込めて記しておきます。では。
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