#2020年秋の美術・芸術!コンテスト-<親と子のギャラリー・トーハク×びじゅチューン!>なりきり日本美術館リターンズ
#2020年秋の美術・芸術 !コンテスト-中間のご報告として、基本は、ほぼ時系列に(多少の順不動お許しください)、応募いただいた作品を、1作品ごとに、ご紹介とコメントとしての評を入れさせていただき掲載させて頂きます。まずは、ご応募ありがとうございます。また、これから、応募ご希望の方も、個々の多様な、、ご自分の視点で、気軽にご応募くださいませ、11/14までございます。
・<親と子のギャラリー・トーハク×びじゅチューン!>なりきり日本美術館リターンズ
34_o_chanさま 応募ありがとうございます。
(評)筆者の語り口で、東京国立博物館で、開催されている「なりきり日本美術館 リターンズ」、NHK番組とのジョイントされた展示会をご覧になり、そのイベントレポートを簡潔に分かりやすく伝えている。リターンズとつくように、2018年にも開催されているのだ。子供たちへの美術の入り口の1つとしてのアプローチだろう。
(註)NHK Eテレの番組「びじゅチューン!」は、井上涼氏(いのうえりょう,1983- /アーティスト)が作詞・作曲・歌・アニメーション等を手がける番組。その番組内では、グローバルに著名な美術作品を、歌とアニメーションで子どもたち紹介している。
このイベントは、その「びじゅチューン!」内で取り上げられた東京国立博物館所蔵の文化財をテーマに、映像等を使い「美術」を楽しむ体験型のイベント展示会だ。
そして、筆者が展示場の内部に入ると
まず、入り口には、風神雷神のドライブ姿の人形やYouTubeで流している動画が・・
「井上涼氏によるイラストがまたいい!国宝や重文などの美術品をこんなに楽しく動画で表現できるなんてスゴイ。」
国宝や重要文化財へ、誰しもが、その入り口を分かりやすく、楽しく、誘引されて行く様子が分かる。かつ、体験コーナーもあるのだ。
例えば、
「尾形光琳の「風神雷神図屏風」の裏は酒井抱一(さかい ほういつ,1761-1829/絵師・俳人)の「夏秋草屏風図」
という具合だ。
ここで、私が、詳細に流れを追うと12月6日(日)まで、継続する展示会への興味が半減してしまうので、筆者からのガイドラインを記す事にした。
・長谷川等伯(はせがわ とうはく,1539-1610)の「松林図屏風」とライブハウス・・
・尾形光琳(おがた こうりん,1658-1716)の「八橋蒔絵螺鈿硯箱」と、その仕掛けの面白さ・・
そして、筆者は、最後に余韻を感ずる様子のように、展覧会のチラシも楽しんでいらっしゃる。
今回は、大人だけでも楽しんだそうだが、ちいさな子供がいれば一緒に行けたら、より楽しいだろうと結んでいる。
窮屈な理論展開から入る美術とまた、異なり、なんとも、楽しい展示会での様子の一端が伺える。
ご応募ありがとうございます。
(註)「なりきり日本美術館リターンズ」 東京国立博物館
開催概要
会期:2020年10月27日(火)~12月6日(日)
会場:東京国立博物館本館特別5室・特別4室
開館時間:9:30~17:00 ※金曜日・土曜日は21:00まで開館
休館日:月曜日、11月24日(火)
(追記)絵画(表象)の見方は、様々だろう。入り口は、確かに、わかりやすい方が良い。
そして、いずれ、また、触れる機会があれば、有識者に理論構成された表象論とは決して思わないが、ご自身の視点(極)を持って、捉えるのが本来像だろう。
その自らの極での時点で、ご自身の頭の引き出しに入れて頂きたいと感じるのだ。
今回のイベントと、そのアプローチは良いが、井上涼氏の視点(極)と、また、時間が経つとご自身の視点(別の極)が同じではないだろう・・
そう言った機会を、分かりやすい文章で与えてくれた筆者には感謝致したいと存じております。
(今後のお知らせ)
このコンテスト #2020年秋の美術・芸術 は、コンテストの形式として、3名の入選はございますが、ある意味、ドクメンタ(カッセル/ドイツ-一人のディレクターによるキュレーション)の展示会ように賞はございません。そして、主催者は、多くの企画をされている秋氏のデレクションと、私(artoday)のコメント(評)で構成されております。 それは、「そもそも美術エッセイは発表の場すらない」という視点や、小生(artoday)の、もっと、身近に気軽に、美術、芸術の裾野の広がりを願っての事でもございます。この間は、私のアート系コラムをランダムに、連載致しますが、入稿があり次第、応募作品にシフト致します。(ていねいに査読致したく、多少の順不動お許しください)
締め切りは、11/14の24時までございます。どうぞ、気軽に日常のことで、アート関連で、思いつかれた事、アート系のイベントレポート、また、ご自身の美術作品等を応募なさって下さいませ。
(註) #2020年秋の美術・芸術 は全角ですので、よろしくお願い致します。
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