イタリアのモノづくり | ようこ
ルネッサンス文化が香る古都フィレンツェは、紀元前に古代ローマ人が開墾し築き上げた、なにもない小さな国でした。 依頼人がいて、職人という名のアーティストがいて、通りにひしめき合う工房で、人の手が加えられて、いまのフィレンツェがあります。 それぞれの時代に生き、活躍した人達の物語は、そのままフィレンツェの物語です。歴史の点と点が、線で繋がる、昔から今へと紡がれている、フィレンツェにご案内します。
第一章は、戦時中に自分たちの命をかけて、アートを守る勇士に身を転じた、美術館の館長達の物語。第二章は、戦時中にアートを守り、戦後は革新的な活動で美術館を新生したカッコイイ女性館長の物語。美術館で鑑賞するのとは異なる、アートの歴史をご案内します。
ときに、生活とは無関係の無用の用で、遊びの世界かもしれない。 それなのに? それだから? より美しく、心をこめて、魂をこめて、生み出されるモノと、人との関係に焦点を当てています。
美しさの定義って、難しい。その時代に生きた人の価値観とともに、変わるのかもしれない。いや、まったく変わらないものなのかもしれない。美しさってなんだろう。自分に問いかけて、考えたことを書いています。
イタリアの小都市や田舎は、きちんと整えられて、花が飾られていて、住民同士の絆が深くて、自然と、歴史と、人が、ゆったりと時のなかに身を置いています。豊かさってなんだろうって、考えてみたくなります。
現在はフィレンツェのバルジェッロ美術館に展示されている、ミケランジェロの未完の作品。2018…
秘密の小部屋のデッサンの大半は、1530年に描かれたと推測される。 なぜか? 発端は、1527年…
狭い階段を、足を踏み外さないように慎重に下りていくと、空気が湿気を帯びてくるのを感じる。…
全員が固唾を呑む。 ずっと昔に年配の学芸員が言っていたことは本当だった。 1メートルにも…
ずっと昔に聞いたことがある。 古参の学芸員が言ってたんだ。 地下に繋がっているって。 フ…
festa della Liberazione 今日4月25日はナチス軍とムソリーニ政権から解放された記念として、…
スペーコラ博物館 鉱物セクション Museo Specola - Mineralogia メディチ家コレクションメ…
毎年春にフィレンツェで開催される食の見本市「テイスト」。愛情と情熱が込められた食には、そ…
フィレンツェでは毎年春が近づくとテイスト(Taste)という食の見本市が開催されます。 イタリ…
前回のチェッレリーニ店のショート動画を投稿します。 次回の記事「地産地消で知るイタリアの…
今回のインタビューは、フィレンツェ中心街にある『Cellerini チェッレリーニ』です。 1960年…