椎葉誠

株式会社アローズ/代表取締役/石を投げれば当たるくらい、ありふれた営業マンという仕事で…

椎葉誠

株式会社アローズ/代表取締役/石を投げれば当たるくらい、ありふれた営業マンという仕事で独立して会社を7年やってます。 会社HP http://arrows-ltd.com/ https://number.bunshun.jp/articles/-/844263

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  • 考察

  • 歴史に学ぶリーダーの決断力

  • とあるスポーツチームフロントの回想録【獅子吼】

    V2リーグ所属ヴィアティン三重バレーボールのチームフロントによる回想録。 チームへの関わりから、走り抜けた4年間を綴っていきます。

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チャレンジマッチをお引き受けした経緯。

先ほど、Vリーグ機構から正式なリリースがありました。 開催が一時中止となった2020-21シーズンの昇格戦、チャレンジマッチの開催地としてお引き受けをしました。 私どもは受け皿になるべく動いただけで、開催に関する調整には一切関わっておりません。あくまで中立地として、両チームの調整が可能になった場合に受け皿が必要という当たり前の事を動いただけです。ですが私のわかる範囲のことを、開催地としての範囲でご説明をしたいと思います。 4月1日のプレスリリースを見て動き出す4月1日。皆

    • 僕が親子体験にこだわる理由

      こんにちは。Rox3Gaming(以下ロクスリーゲーミング)の代表椎葉です。 ロクスリーゲーミングは2022年の発足以来、親子向けの体験イベントをずっと重ねてきました。 この姿勢にはチーム内からも疑問の声があがり何度も意見をもらいました。それでも親子体験にこだわる姿勢について綴ってみます。 格ゲーは玄人向けのイベントが多い 格ゲーの世界は圧倒的に対戦会などの腕比べ的なイベントが多いと思います。 これは当然です。対戦が売りのゲーム。やはり対人戦で腕試しをしたいし、対戦会に行

      • ヴィアティン三重で何が起きているのか?

        まず、冒頭昨日公表させていただきました弊クラブ選手による重大なコンプライアンス違反について、チーム事業部長として深くお詫び致します。 本件は4月11日、Vリーグコンプライアンス規定に基づきVリーグ機構にも書面による報告をさせていただきました。ヴィアティン三重としてクラブの管理不行き届きについて処分をご審議いただくことになります。また私自身もVリーグの理事の職について進退伺を代表理事会長に提出しそのご判断を仰ぐ状態です。 Vリーグの信頼に傷をつけてしまうような事象を引き起こし恥

        • とあるスポーツチームフロントによる回想録【獅子吼】vol.6

          ヴィアティン三重の”強み”のひとつが公式YouTubeチャンネルだと思っています。 2021年10月時点でのチャンネル登録者数は2.2万人。 最も多く再生された動画は124万回を数えます。 今回はこのYouTubeの生まれるきっかけと裏側をご紹介します。 選手からの1本のLINEある日、野垣選手から1通のLINEが届きました。 企画書を作ったので見てほしい。とのこと。 私はこういう前向きに提案してくる積極性が大好きで、すぐに会って話を聞くことにしました。 近くのファミレス

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          とあるスポーツチームフロントによる回想録【獅子吼】vol.5 ホームゲーム運営

          前回初めてのホームゲームについて触れました。 今回はその続きと、ホームゲームの裏側について書いて行きます。 バレーボールのホームゲームは通常土曜日・日曜日の2日間連続で行われます。 通常は同じ体育館を金曜日から3日間借り切って準備をするのですが、この大会では土日を連続で取ることができませんでした。 土曜日をAGF鈴鹿体育館で。翌日の日曜日には津市一志体育館での開催でした。 当初甘く考えていたのですが、これが本当に大変なことで・・・ 土曜日、無事に初めての大会を終えてホッと

          とあるスポーツチームフロントによる回想録【獅子吼】vol.5 ホームゲーム運営

          とあるスポーツチームフロントによる回想録【獅子吼】vol.4 初めてのホームゲーム

          私がチームに入り初めてのホームゲームを迎えたのは2017年12月9日のこと。 そもそもホームゲームというものを経験したことも無く、この時は私がゲーム運営には全く携わっていませんでした。広報・営業として活動していて運営部分は完全に他のスタッフに任せていました。 とはいえ営業として何かホームゲームにお役に立てることは無いか?そう考えて地元三重県の「おにぎりせんべい」をホームゲームで提供いただけないかと思い伊勢に走りました。 いきなり会社の総合窓口に電話したにも関わらず、担当にな

          とあるスポーツチームフロントによる回想録【獅子吼】vol.4 初めてのホームゲーム

          とあるスポーツチームフロントによる回想録【獅子吼】vol.3 スポンサー企業とは?

          2017年の夏。 Vリーグへのユニフォーム申請を行う為にデザインの最終チェックをしていました。フロントスタッフ達の反応は、ただただ「すごいな・・・」でした。 ユニフォームに名前を連ねていただいた企業はズラリ17社。 夢のVリーガーのデビュー戦をこのユニフォームを選手達に提供できる悦びにスタッフ一同歓喜しました。 思えばこの時、初めてチームに認められ、仲間になれた気がします。 公式に発表したのは2017年9月28日。私がクラブに参加してしてから5ヶ月目のことです。 11月に

          とあるスポーツチームフロントによる回想録【獅子吼】vol.3 スポンサー企業とは?

          とあるスポーツチームフロントによる回想録【獅子吼】vol.2 フロント会議

          全く予期せぬスポーツの世界へと足を踏み入れてしまった私の最初の仕事は、既存の広告価値の把握からでした。 集客力・SNSでの発信力・知名度・リーグ自体のブランドなどなど、スポンサー営業をするにあたり、現有財産の確認からスタートしました。 正直に言いますが、ひどいものでした。 Twitterのフォロワーはほとんど触っていない私の個人アカウントの方が多いくらい。当然ファンの方のアカウントのほうがフォロワーが多いような状況。 ファンと言っても選手たちが学生時代に築いてきた関係で引き

          とあるスポーツチームフロントによる回想録【獅子吼】vol.2 フロント会議

          とあるスポーツチームフロントによる回想録【獅子吼】vol.1 始まりの出会い。

          2017年4月。私は当時創業3年目でやっと会社が軌道に乗ってきた頃でした。 私の会社は『営業代行』というクライアントの営業を文字通り代わりに行うことを業としています。しかし当時は営業代行?という感じで認知もほとんど無く、営業代行を任せてくれる営業に四苦八苦する毎日でした。創業当時は土日にアルバイト、朝は新聞配達で生計を立ていた私はやっと自分の本業だけで生活ができるようになり、クライアントから新たに1部門の運営を任せていただき、その責任の大きさを感じていました。 単に営業する

          とあるスポーツチームフロントによる回想録【獅子吼】vol.1 始まりの出会い。

          チームフロントを離れるにあたりご挨拶

          私、椎葉誠はこれまで4年間ヴィアティン三重バレーボールチームのチームディレクター として広報・渉外・企画に関して携わらせていただきましたが、この度社内体制の変更に伴いアリーナ事業部長・チームディレクター 共にその任を離れる事となりました。 4年間、バレーボールをやった事が無い、見た事が無い、ど素人の私がVリーグチームのフロントとして、任にあたりたくさんの方に助けられながらも、紛いなりにやってこれたのはひとえに支えてくださるファン・スポンサーの皆さんのお陰です。 まず最初に

          チームフロントを離れるにあたりご挨拶

          第二波の中、何をやっているのか?

          今日はスポーツチームの立場で書きます。 まだ話せることがとても少ないです。ですが私たちは最善を目指して様々な議論を行っています。 これは選手たちにも伝えきれていない所でもあり、彼らにも読んで欲しいことでもあります。 今、各チームのスタッフはこの先が読めない状況の中、何とか最善の形で試合が出来るように、どうすれば安全に開催できるのか?、また万に一つがあった場合はどういう形で判断をするのか?という事を議論しています。 チームとして考えるべき事については、この数ヶ月取り組んでき

          第二波の中、何をやっているのか?

          ”刺さる”企画書の書き方

          次のnoteでは企画書の書き方を書いてください。 そんなお電話を頂いたので、書いてみようと思います。笑 とは言え企画書の書き方や、形式的な物はたくさんネットに落ちてますので、ここで二番煎じで書くのもつまらないので基本的なところはどうかご自身でググってください。 僕が企画書を作り際に最も気をつけているのは”刺さる”かどうか。 ”刺さる”とはつまり、もっと詳しく話を聞いてみたい。とかこの企画書を書いた奴に会ってみたい!と思わせることができるかどうかということ。 ではどんな

          ”刺さる”企画書の書き方

          スポーツチームの価値創出とは

          先日、Number Webにて私たちの取り組みについて掲載いただきました。 【掲載された記事は↓↓】 創設4年。正直、Numberに掲載される日が来るとは思いませんでした。 というより、こんなマイナーな所に目を向けていただいている記者さんに感謝です。 約1時間の話をとても簡潔にまとめていただきましたので、是非読んでいただけますと幸いです。 全くの素人でチーム運営に関わり出したのが3年前。 預かった公式Twitterアカウントの最初の月の月間インプレッションは21,28

          スポーツチームの価値創出とは

          売上トップ20%の営業マンになる為にはこれをする。

          今日本にどれくらいの営業マンがいるのだろう。 僕は普段石を投げれば営業マンに当たる。と曖昧な表現をしていますが、ここでしっかりソースを出してみましょう。 総務省統計局のデータをみますと、2016年のデータで販売従事者は880万人となっています。 同じデータでの総労働者は6440万人という事ですから総労働者の13.6%の人が販売職に従事していると言うことになります。 ここで言う販売従事者には色んな方が含まれますので”営業マン”というと実際にはこの数よりさらに減りますが。 と

          売上トップ20%の営業マンになる為にはこれをする。

          #起業について考えてみよう

          起業したい人って世の中にめちゃめちゃ多いと思う。 でも実際に起業した人。これから起業する人は実はすごく少ない。 したい人は多いのにする人は少ない。 なぜ多くの人が起業したいのに、起業をしないのか? 今回は実際に起業してみて6年経った今思うことを書いてみます。 起業しない(できない)理由5選①怖い 圧倒的多数の意見がこれでは無いでしょうか。 まず怖い。失敗したら借金にまみれて首をくくる事になるんじゃ無いか。 人生が終わる。などなどそもそも失敗した時のリスクが1番の問題。

          #起業について考えてみよう

          人には人の正義がある

          歴史は見る立場によって見方が変わるから面白い。 一方の立場から見ると大悪人が、その大悪人の背景から見ると真逆の正義が見えてきたりする。 自分の思う「正しい」は誰かにとって正しくなかったりする。 自分の思うように行動すること。発言すること。 とても大切だし、常にそうやって行動してきた。 同時に自分の行動や発言や考え方が、誰かにとっては「正しくない」という事を覚悟して行動してきた。 言葉を口にするという事は本来それだけ覚悟が必要なこと。 人に批判される事を恐れていては、

          人には人の正義がある