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人間関係のもつれを引き起こす 認知のゆがみ

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#認知のゆがみ

認知のゆがみがなぜいけないのか?

認知のゆがみがなぜいけないのか?

認知のゆがみがなぜいけないのかと申しますと、物事をどう認知するかで、生み出される感情が変わってくるからです。

もっとも私たちの気分や行動に作用するのが感情です。

感情を変えることで、行動を変えて、行動が変われば、日々の仕事や取り組むべきタスク、さらにはそれらが積み重なる人生が変わっていくのです。

ただ、感情を変えるというのはなかなか難しいところがあります。

たとえば、自分がやりたくない仕事

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個人化 認知のゆがみ10

個人化 認知のゆがみ10

今回は認知のゆがみの最後の個人化です👤
個人化とは良くないできごとを理由 もなく自分のせいにしてしまう考え方です🙅🏻‍♂️

たとえば、子どもがテストで悪い点を取ってきたとします🏫そのテストの答案を見た母親が「これは私の責任だ。ダメな母親だから子どもの頭も悪いんだ」と思うのが個人化です🤬

そこには、子どもが勉強をさぼっていた、テストを受けた日は子どもの体調が悪かった、テストが難しすぎた

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拡大解釈と過小評価 認知のゆがみ6

拡大解釈と過小評価 認知のゆがみ6

6つめの認知のゆがみは拡大解釈と過小評価です。

この認知のゆがみの特徴はネガティブなものを大きく、ポジティブなものを小さくすることです。

ミスや不安を必要以上に恐れてしまうのです。

たとえば、電車を乗り過ごして待ち合わせに遅刻したとします。確かに印象は良くないです。でも、相手に一報を入れて、謝ることをすれば、ほとんどの場合その場は収まります。

この出来事を拡大解釈をして、時間を守れない自分

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感情的決めつけとは? 認知のゆがみ7

感情的決めつけとは? 認知のゆがみ7

◆感情がマイナスに作用するとき◆今日は感情的決めつけ、認知のゆがみの7つ目です。

自分の感情が真実を証明する証拠としてとらえるゆがみです。「私はなんかうまくいかない気がする」という気持ちになって、それが何もかもがうまくいかないことの証拠のようになるということです。

感情は、考えを反映したものにすぎません。考え方や物事のとらえ方がネガティブであると、感情が沈むのは当然です。そしてその沈んだ感情を

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「すべき思考」 認知のゆがみ8

「すべき思考」 認知のゆがみ8

今日お伝えする認知のゆがみは「すべき思考」です。そもそもこのべき思考というものが、私たちにプレッシャーを与え、自分を苦しめています。

そもそもこの「べき」というのは強く私たちに影響して、自分を否定するもとになりがちです。すべてが否定の種ではありませんが、この「べき」が過ぎた結果が仕事中毒であったり、うつになったりするとも言えます。

「○○すべき」と強く思うことで、自分の考え方や行動を縛ってしま

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