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個人化 認知のゆがみ10


今回は認知のゆがみの最後の個人化です👤
個人化とは良くないできごとを理由 もなく自分のせいにしてしまう考え方です🙅🏻‍♂️

たとえば、子どもがテストで悪い点を取ってきたとします🏫そのテストの答案を見た母親が「これは私の責任だ。ダメな母親だから子どもの頭も悪いんだ」と思うのが個人化です🤬

そこには、子どもが勉強をさぼっていた、テストを受けた日は子どもの体調が悪かった、テストが難しすぎた、先生が意地悪して難しいテストをした、など他にも可能性があるのです🔍

しかし、そういうところに意識は上らずに、自分のせいとして、罪の意識をもつことになるのです😞

個人化においては、他人に対する「影響」と「操作」がごちゃ混ぜになっています🌀

どんな職業や立場であっても、あなたの役割は他の人に影響を及ぼします🗣

でも、決して他人を「操作」しているわけではないということです🎮

ある人の行為の結果は、あなたではなく、その人の責任です。他の人が負うべき責任まで自分に引き付けるところが個人化の問題点でもあります📉

個人化の認知のゆがみが強すぎると、世の中の良くない出来事がすべて自分のせいのように感じてしまいます😱

私なんか死んだほうがましだという考え方になります😈

個人化を解消する有効な手立ては、「あなたのせいではない」という例外的な事例を知っていくことです☝️

以前にセミナー講師をしているとき、セミナー後のアンケートに受講生の方からお怒りのコメントをいただいたことがあります🗯

セミナーは私一人ではなく他の講師も一緒にやっているのですが、その中の一人の講師が「私のせいでこの人、こんなに怒らせてしまった」と非常に気にして落ち込んでいました😨😨

しかし、アンケートを見るとその方の講座のことではなくて、別の講師(実は私なのですが)の講座についての不満でした、どこをどう見てもその方のことは書いてません🔍

そこで、私は「私へのクレームを横取りしないでくださいよ」とその方に言うと、「えっ?」と口にしてアンケートを読み直し、その方は「確かにそうですね。私はこの話関係ないですね」と安堵されていました😌

悪い情報 → 自分のせい という反射的な反応で自分を責めるくせ(自動思考)が働き、内容を精査するよりも自責の念の方が先に出てきていることもあります🈲

冷静に事実をとらえると、個人化が見当違いであることは理解できます🤨

これを何度か繰り返すうちに「もしかして違うかも」という思考が入ってくると、ゆがみを自分で戻せるようになります🉐

最後までお読みいただきありがとうございます。


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