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#勉強法
一級建築士設計製図試験に合格するために必要なICT
一級建築士設計製図試験の合格基準等において、「知識及び技能」を有するものをランクⅠ、すなわち合格としています。
そして、ここでいう「知識及び技能」とは、一級建築士として備えるべき「建築物の設計に必要な基本的かつ総括的な知識及び技能」であるとされています。
辞書によれば、技能とは、『あることを行うための技術的な能力』ということになりますので、一級建築士として必要な知識や技術的な能力を試されている
一級建築士設計製図試験対策における相互チェックすることの意義
自分のプランほど、客観的な評価をすることが難しいものはありません。
これは、誰にも言えることです。
つくり手の理屈だけでつくったものは、使い手の視点が欠けていることが多く、ここに難点が生じる原因の一つがあります。
自分のプランは客観的に見ることが難しくても、他人のプランは客観的に見られるものです。
これも、誰に対しても言えることです。
他人のプランは、使い手として見ることができるので、ここに
一級建築士設計製図試験の適性…あなたはどのタイプ?
Aタイプ:聞 < 喋
Bタイプ:訊 > 話Cタイプ:聴 = 語
Aタイプ 人の話をあまり聞かないで、すぐわかった気になる。
Bタイプ 自分で考えてみる前に、正解ばかりをすぐ訊ねる。
Cタイプ 目と耳と心で聴ける人は、人に伝わる話もできる。
学科試験は、知識をマークシートで答えますが、
設計製図試験では、知識や考えを図面や言葉で表現する必要があります。
それゆえに、知識や考えを整理する習慣が
一級建築士設計製図試験…対策に当たっての一つの視点
試験対策は、漠然と図面枚数を重ねていっても成果が期待できるものではありません。課題発表までに、現状の自分に欠けている視点やスキルを明らかにし、その対策を打っておくことが重要です。
以下は、一級建築士pre設計製図通信講座における指導の考え方になりますので、対策に当たっての一つの視点として参考にしてみて下さい。
特定の要求室等の配置だけをみてプランは評価できるものではありませんし、他の要求室等と
一級建築士設計製図試験に必要な割り切る選択
プランニングの過程で生じてしまう減点要素となり得る問題点のうち、回避すべき問題点と許容できる問題点をバランス感覚をもって取捨選択できる力の修得が、一級建築士設計製図試験には必要だと考えます。
設計に完璧なものはないとするなら、6時間30分の制限時間に縛られた試験においては、問題の難易度によって、割り切った考えに切りかえる大胆さも求められます。割り切った考えとは、許容できる問題点をプラン全体を崩し
一級建築士設計製図試験に限らず、思考の流れが同じ間違いを繰り返す
川の水が、抵抗の少ない流れやすい方へ流れていくのは、極めて自然なことです。
エスキースの過程における思考の流れも同様であり、常に自分が流れやすい方に流れているとの自覚は必要ですが、これに気づいて可視化することは、なかなか容易ではありません。
川の途中に大きな岩があれば、これを迂回しようと抵抗の少ない方へ水は流れを変えていきます。
このことを思考に置き換えてみたとき、思考の途中で自ら出現させ
一級建築士設計製図試験の課題発表までに、必ず取り除いておく必要がある減点要素
1.速くかく 製図が速くかけるようになれば、その分、エスキースや計画の要点等の記述に時間を掛けることができるようになります。したがって、速くかけた方がいいかと言えば、速くかけたに越したことはないと言えます。
ここ数年、3時間、2時間30分と、驚くほど製図時間が短縮されてきています。マラソンや駅伝の好記録には、厚底シューズの影響もあるようですが、製図時間の短縮に最新の平行定規が大きく影響しているわ
一級建築士設計製図試験における身の丈にあった計画を志向することの意義
一種独特な重圧がかかる中、緊張感走る6時間30分の制限時間は、物理的には長いと言えますが、受験者の体感としては決して余裕があるものではないと思います。
時間は限られ、不測の事態が生じることもあるのが試験であり、時間内にできることとできないことの見極めは、その都度その都度の状況で違ってくるものと思います。
出題者の意向を無視せず、出題者に対する忖度をせず、身の丈にあった計画を志向することが、合