おかっぱ娘

1979年生まれ/ 溶けかけの氷河期世代/ フィクションからノンフィクションまでウイッ…

おかっぱ娘

1979年生まれ/ 溶けかけの氷河期世代/ フィクションからノンフィクションまでウイットに富んだお話づくり頑張ります/ フォローありがとうございます

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自己紹介(登場人物)

今さらながら、フィクションのお話以外の主な登場人物 ◎わたし →好きな食べ物『枝豆』 →好きなドラマ『トリック』 ◎主(アルジー)=夫 →好きな食べ物『肉』 →蜂窩織炎により右足ゾンビ化 →似ている超人『ザ・魔雲天』 アイコンとホーム画は(親族のみだった為)ウエルカム感弱めのウエルカムボード。かなり不気味な手作りちぎり絵。 アルジー→『こと』私→『ぶき』 ※アルジーは個人情報保護の観点から目を隠しました。 【noteの使い方(3みる)】 ・書けそうなコンテストがあ

    • [創作]ステータスは回覧板で ②

      前から料理は苦手だった。ナニモノかに支配された、というのに便乗し食卓の品数は、日に日に少なくなっていった。缶詰めのおでんをつつきながら、これまた、食に興味のない夫が呟いた。 「で、この間、区役所に手続きしてどうだったの?聞くの忘れてたけど」 「そうそう、まずね。1枚の封筒を渡されて、中を見たら、ナニモノかに関するお知らせっていう。目撃情報がないため目撃した方はこの2次元コードから、情報提供を求む、だって」 夫にお知らせを見せた。昔の瓦版程度の簡素なものだ。 「ふーん、で?氷河

      • タイトル『検索したのは?』 私『私のタブレットで格闘技、検索した?』 アルジー(夫)『した。YouTubeでヒョードル見た』 私『それでなのかな、、、。最近、水ダウでお馴染みの"ひょうろく"さんが、YouTubeにめっちゃ出てくる』 アルジー(夫)『(笑)』

        • [創作]ステータスは回覧板で ①

          20××年 某月 「氷河期世代は何か特典があるんですか?」 「えぇ、市政便りのお知らせ欄に小さくですが記載させていただいております」 女性がマニュアルを読みながら答えた。 「ですよね。で、特典というのは?」 「それはですね、、、」 女性はフローチャートを見ながら該当の項目を探していた。 私は今、区役所の特設会場で説明を受けていた。1週間前の政府の緊急生放送から今に至る。首相の発表、それは耳を疑うものだった。 「日本はナニモノかに支配された。そのナニモノは現在調査中である。現

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        自己紹介(登場人物)

        • [創作]ステータスは回覧板で ②

        • タイトル『検索したのは?』 私『私のタブレットで格闘技、検索した?』 アルジー(夫)『した。YouTubeでヒョードル見た』 私『それでなのかな、、、。最近、水ダウでお馴染みの"ひょうろく"さんが、YouTubeにめっちゃ出てくる』 アルジー(夫)『(笑)』

        • [創作]ステータスは回覧板で ①

          【創作】紅茶専門店の苦肉の策

          崩れていく。 これからの自分の人生を見ているようだ。 桜の木を傷つけないように。あんなに丁寧に扱われる桜の木を羨ましく思う。 築約100年と聞いた。向かいの喫茶店がショベルカーで壊されていく。 コーヒーを飲みながら『閉店した店の近くに咲く桜は、なんて綺麗なんだろう』なんて、のんきに感想を言ってみる。現実逃避、そして明日は我が身。がらーんとした客席をみて、愕然とする。 脱サラして5年。 紆余曲折、いろいろな仕事をした。思い返すと...思い返せないくらい、いろいろな仕事をした

          【創作】紅茶専門店の苦肉の策

          #ふてほど 『となりの芝生は青い』 →『となりのカルピスは濃い』

          #ふてほど 『となりの芝生は青い』 →『となりのカルピスは濃い』

          【創作】怖さの切りどころがおかしくて怖い話(オチ)

          突然、佐藤に呼び出された。喫茶店でコーヒーを頼むと佐藤は低音ボイスで話を始めた。 「ちょっと田中、聞いて、とっておきの怖い話があるの」 佐藤の話は、たいした話でないことが多いが、今日は、いつもと異なり、とっておきオーラが出ていた。自信作っぽい。 「実は、とあるお店でポイントカードを作ったんだけど」 話の入りが、怪談ではなく漫談のようだが、適当にうなずき話を促す。 「へぇ~で?」 「そこで、アプリにも会員証を連携できるって言われて、その場で手続きしたのね。そうすると、カードとア

          【創作】怖さの切りどころがおかしくて怖い話(オチ)

          【創作】福袋の『バック』を勝手に実況

          実況『また、この季節がやってきましたね~。正月=福袋=バックが貯まる季節です』 解説『そうですね。順当にこの季節がやってきましたね』 実況『特にコーヒーでしょうか。コーヒーの福袋はバックがメインといっても過言ではありません』 解説『コーヒーがメインですね』 実況『毎年、コーヒーは飲めばなくなりますが、福袋のバックは増殖していきます』 解説『そうですね。ゾンビ並みに増殖しますね』 実況『年々、バックが小さくなってきている気がいたしますが、解説の袋田さんいかがでしょう

          【創作】福袋の『バック』を勝手に実況

          [創作]鶴のこむら返り

          (鶴)足がつっております、鶴です だいぶ前に、私を助けてくれた (鶴)その時も足をつってしまった おじいさんとおばあさんに (鶴)おじいさん2人だった気もする 恩返ししなくてはと、里に来たが (鶴)場所がここで合っているのかどうか定かではない おじいさんとおばあさんは不在だった。 (鶴)もう一度、考える。おばあさん2人だった気もする 何やら玄関に張り紙が貼ってある。  (鶴)おじいさん?それとも、おばあさん?に教えてもらった日本語を遺憾なく発揮する 『今

          [創作]鶴のこむら返り

          [創作]マッチ売りの攻防

          #創作大賞2022 サラリーマンside [夕日が目にしみる] 今日はとても機嫌がいい。 自分が提案した企画が通り、清々しい気分だ。今日くらいは第三のビールではないビールを買おう。乗車前に、ビール、ビール。コンビニへ、ひとっ飛び、のはずが。 "マッチ売りの芸人です" マッチ売りの芸人というボードを置き青年が立っている。今時、マッチを売って儲けようというのか、この令和に。どういうカラクリなのか気になる。皆、気になっているようだが、誰も青年に声をかけない。いつの間にか青

          [創作]マッチ売りの攻防

          2022年の目標

          今年の目標神経痛ぽいやつを治す 肩関節回りが『ゴキャンゴキャン』鳴って痛い。たぶん神経痛。肩を鳴らしちゃダメだと思っていても、ボンゴのように鳴らしたくなる『ゴキャンゴキャン』そうすると、今度はあばら骨が痛くなる。『繋がっているんだね~』でも、鳴らしたい!けど、今年こそ、鳴らすのを我慢して、神経痛を治すぞーって、そもそもこれは『神経痛』なのか~?分からないけど『ゴキャンゴキャン』せめて『ゴキャン』1音にするぞー。

          2022年の目標

          [創作]クイズ!な~んだ

          層別回答が異なりそうな問題 question 『"はる"と止まるものな~んだ』 answer 若者層 A:おっさんずラブの"はるたん"にキュンキュンの部長のハート 高齢者層 A:湿布。貼ると痛みが止まるから 角界層 A:綱を張る=横綱。観客が圧倒され息を飲むから アナウンサー層 A:体を張ると原稿を読む手が止まるから(byなかやまき○○君さん) コア層 A:キョンシー。お札を貼ると止まるから。絶対止まるから。それ以上は近づいてこないから。攻撃してこないから。キョ

          [創作]クイズ!な~んだ

          [創作]座敷わらし

          最近は洋風の家ばかりで和室が少ないと嘆いております、ワタクシ、座敷わらし。出現する機会を失いつつあります。見れば幸せになるという伝説は、本当に伝説に。そして伝説へといえば、格好はいいが、死活問題なので。格好つけるよりも明日のご飯のために『出る』のである。 最近はユニ○ロとか、G○Pとか可愛い服があるのに相変わらずのちゃんちゃんこ。仕方がない、着替えてLDKのタワマンとやらに行ってみるか。 日が暮れ、"ぼわ~ん"と出現。ぼわ~んの効果音も自分で言ってみる。なんでも、ワンオペ

          [創作]座敷わらし

          [創作]グータンヌーボ的な三者怪談

          登場人物 オイワサン クチサケオンナ ロクロックビ 司会: グータンヌーボ的な会合より、日本を代表する、例(霊)のお三方にお集まり頂きました。 オイワサン『初めまして。腫れていない方の目をレーシックで回復したオイワです。宜しくお願いします』 クチサケオンナ『人の悪口は口が裂けても言いません。クチサケオンナと申します』 ロクロックビ『こんにちは。こんなに首が長いのに最近、会社をクビになりました。ロクロックビと言います』 司会: では、最近あったこんなことトークをお願

          [創作]グータンヌーボ的な三者怪談

          クイズ番組

          あれから、だいぶ月日が経つも、皮膚が元に戻らず足がゾンビ化している我が主アルジーと一緒に『クイズ番組』を見るのが日課になっている今日この頃。 "この地域はどこでしょう?" "この有名な建物はどこにあるでしょう?" "この祭りはどこのお祭りでしょう?" 手を替え品を替え、いろんな角度から"県名"を当てさせようとする。 ここまで何回も問われると覚えるもので。行ったことないけど、行ったような気がしたり。あとは、旅雑誌! "この建物、見たことあるー!ああ、るるぶで見た~" "

          クイズ番組

          G(ゴールド)だけの冒険は危険です

          今、相撲界でちょっと話題の蜂窩織炎(ほうかしきえん)皮膚の内側に菌が入る病気。 そして昨年末、同じ病気にかかった主(あるじ ※以下アルジー) (※ゾンビ好き~①②③参照) 症状は人それぞれだと思うが、初期症状は急な発熱からの高熱。しかし、アルジー曰く頭は痛くないという。頭痛はないのに何でこんなに熱があがるのかと思い、一旦はインフルを疑い検査を行うもインフルではない。解熱剤をのんでも熱は下がらない。なんだろう、なんだろうと言っていると右足が腫れてきた。 『これ、蜂窩織炎じ

          G(ゴールド)だけの冒険は危険です