【不登校】生きる道の多さに親が気づくこと
発達凸凹・不登校からの学校復帰・寄り添い続けて9年目のaoママです。
子どもが不登校になって、不登校の期間が長くなればなるほど心配になる「子供の将来」。
私は自分が進んできた道しか知らないから、子供が自立した大人になるためには、小学校・中学校・高校・大学へ行き就職する。
そんな一本の道だけを思い描いてきました。
そこからずれてしまったら自立した大人になれないんじゃないか?と漠然とイメージしていたのだと思います。
そんな私の深層の概念に気づいったきっかけは一つの講演会でした。
ギフテッド・2E教育の専門家による講演会で、
知的に高く困り感のある子の不登校や行き渋りについて考えるものです。
そこで2Eギフテッド当事者の方が話していた選択肢の多さ!
一本の道しか見えていなかった私にとっては一気に視界がクリアになる感覚でした。
高校の選択一つをとっても、通信を選択し余暇時間に自分の探究や活動を極めることで大学に入りやすい道があったり、高専からさらに道を極めていったり。
「こんなやり方があるんだ」という選択肢を情報として受け取ったことで良い意味で肩の力が抜けました。
「不登校でも大丈夫」そう言われてもぬぐい切れない不安。
親なら当たり前だと思います。
その当たり前の不安をじっと見つめて分析すると、私の場合は「自分が経験したことのない道への不安」だったんです。
発達の凸凹が大きく、私の知らない感覚の中で生きる私の子供たち。
経験したことがないから不安になるなら、今から経験すればいい。
これまでもいろいろな体験をさせようとイベントや体験にはよく連れて行っていたんですが、明確な目的ができたことで今まではいかなかった場所も選択肢に上がるようになりお出かけの幅が広がりました。
特に自分の好きなものを作って販売しているフリマやイベントでは「こんなに楽しそうに好きを突き詰めて活動している人がいる」というのを実感として体験できるのでとても良い経験になります。
発達凸凹が強い息子は特に「好きなこと」じゃないとできないし続かない。
今は焦らず、たくさんの好きなことに出会い、好きを突き詰め土台をしっかり作っていこう。
「きっと大丈夫!」と思える心の強さを育て、「こうすればいいのか」という生き方の参考をたくさん見せて、成長した子供たちがよりよい自分
を見つけられるように。
今日も一日を笑顔で一緒に楽しみたいと思います!
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