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uzumaki54
無宗教ではなかった (エッセイ)
「お天道様は見ている」
この言葉が好き。
この言葉に頼っているところがある。
この言葉を思い出せば大抵の事は無理なく流れていくかな、なんて。
誰かに言い訳するとか、誰を騙したり、誰を傷つけることも、「お天道様は見ている」。
「誰」というのは自分も含まれる。
お天道様が見ているから、自分に正直に生きる以外ないじゃんという明るい諦めも生まれたり。
よく日本は無宗教だと言われることに対し、「お天道様は見ている」を大切にしてきた日本人は、季節折々の自然がもたらす恩恵に感謝しながら生きているから、日本人は「自然」を信じている、と言った人の考えを私は気に入っている。
もちろん個人各々信じているものはあれど。宗教は何かと聞かれて答えるものがない私も、『お天道様に見られているから、悪いことできないんだよなー』と言う。
今日も見られている。
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