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興奮していること (日記)

つらつらと独り言。

今私はカフェにいるのです。
昨日図書館で借りた4冊の本を持って。
つい先日買った太い本はどうしたかと聞かれれば、少し読んで、面白い面白いと言いながらリビングに積んであります。

それで、今読んでいるのは高橋源一郎さんの
「一億三千万人のための小説教室」です。
なぜこれを読んでいるかといえば、私は11月の末に高橋源一郎さんの「小説でもどうぞ」という公募に初めて小説を出したのです。
その結果は来月出ますが、それはまあいいとして、私は高橋源一郎さんのことをひとつも知らずに出しました。
作品を読んだこともないし、どんな人か全く知らない。
ただ、タイミングと書いたものが合致した気がしたので送りました。
ダメならnoteに載せたいなという、気に入っている作品でした。

で、今朝の記事にも書いたように、今は読書欲が上がっているので高橋源一郎さんの何かを読もうと思って「さよなら,ギャングたち」を探したら、図書館には在庫がない。それならなんでもいいと思って、絵本以外で探したところ、この本がありました。
こういう類はどうなのかな、と思って開いたらとても読みやすい。とりあえず借りて、読み始めました。そうしたら、もうまえがきの時点でこの本を手元におきたいと思いました。Amazonでポチっ、です。

読んでいると顔が熱くなります。
とてもわくわくするし、共感するところもいっぱい。
ここで私の悪い癖、まだ半分しか読んでいないのに興奮しすぎてしまう。

例えばこういうところに興奮するのです。

小説が小説になる前の状態を「思いつきや記憶」「小説のたましい」のようなものと表現して書いている部分。

それは、もう少しで小説になるなにか、まるで空中のチリみたいに、その周りに蒸気を凝結させて、雨粒になる、小説のもと、でもあります。それは、たましいだから、軽い。軽いから、やる気まんまんで近づこうとするあなたの鼻息で、すっとどこかへ、飛んでいってしまう。軽い、儚いものは、みんな、そんな性質を持っています。

高橋源一郎著
「一億三千万人のための小説教室」より引用


いや、ほんとに。
だから、それが逃げてしまわないように、まずはそれと遊んであげること、と書いてあります。

そういえば最近、そういうものと遊んだり戯れる時間を大切にしていなかったな、と反省。遊び足りないと懐かないし、お互いにカチカチなんだろうな。
あっそびっましょ♪が大事なんですね。

また興奮する箇所があったら書きます。何せ、まだ半分しか読んでいないので。




追記

コニシさんも興奮していらっしゃるので、私は絶対読みます。さようなら,ギャングたち。





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