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サウナでマインドフルネスをするとこころがととのう?

メンタルにはサウナがいいって聞いて、いってみたいんだけど、行く勇気がないなあという人のアシストになればと思いこの記事を書きました。

考え事をして落ち込んだり不安になってません?

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5月病やストレス、人間関係、疲れた、もうやなんだけど、なんでこんなことになっちゃったんだろう、もうやってられん、なんで俺ばっかり、とかとか、悩みごとは尽きませんよね。

もちろん解決可能な悩みは解決したほうがいいのですが、あまりに考えすぎると気持ちが落ち込んだり、過剰に不安に感じたりなどいいことはありません。

たいていの不安や落ち込みの原因は、過去に起こったことやこれから起こり得ることではなく、過去に起こったことをずっとマイナスに考えていたり、そこまで考えなくてもいいのにずーっと先のことを心配することなのです。

そういうときに、違う考え方をしたらいいよとよくいいますが(この間noteでも書いちゃいましたが)、そう簡単に違う考え方ができないこともあります。

マインドフルネスとサウナ?

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最近ではマインドフルネスといって、「過去のことも将来のことも今生きている現在ではない、今の自分に焦点を当てましょう、今をあるがままに感じましょう」などと言われます。そうすることで、過去や将来のことを過度に考えないようになり、結果として落ち込みや不安が減ることもあります。

いろいろな方法はありますが、普段の生活の中から、自動的にマインドフルネスになって、考え込まないようにして行けるといいですよね。そこで、今回はサウナとマインドフルネスについてご紹介していきたいと思います。

なんでサウナ???と思うかもしれませんが、実はサウナには強制的に現在の自分に戻ってこれる要素が満載なのです

サウナでのマインドフルネスな体験

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サウナの入り方はほかの方のnoteなど読んでください!個人的にはフェルミ研究所がおすすめ!

サウナに入った瞬間は熱いです。熱い、けど湿度があるサウナはふんわりと熱さが肌にふれます。だんだんと胸の鼓動が高まります。その後から熱が肌に触れます。熱い、けど気持ちが良い。熱が肌に触れる感じも味わい続けることができます。その感覚をジーっと見てください、いや見なくても今言ったポイントに勝手に目が向きます。

そのあとは水風呂ですね。冷たいです、冷たい感覚を味わっていると、だんだんと体が水に馴れてくる感覚がわかります。体の中に目を向けてみると、すーっと冷たくなってくる感覚を感じることができます。サウナでドキドキしていた心拍が静かになってくるのがわかります。

その後は、いすなどでゆっくりとしましょう。水風呂とは反対に、心臓が脈を打ってきます。じんわりと汗が肌をつたってきます。ふうーとゆっくり息を吐きましょう。心臓のドキドキはだんだんと静かになっていきます。頭の中がクリアになっていきます。ふわふわあとだんだん整っていきます。

という感じで30分ー60分くらいサウナで過ごします。この間、考え事する時間ってありますか???少なくとも、じぶんはサウナに入ったり、水風呂に入ったり、整っているときは考え事をしていません。もっというと、いろんなアイデアが出てきて助かっているくらいです。

自然でのサウナやテントサウナの場合

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自然の中でのテントサウナなどではさらにオプショナルな体験もできます。

もしロウリュできるサウナなら、そのサウナストーンに水を打ったときの音を聴いてみてください。本当に心地が良いです。その音にすべての感覚を委ねることができる。ずーっと聞いていたい。

ロウリュすると、熱波がやってきます。熱いです、暑いけど気持ちよくてたまらん。考えてる暇は何もない、ただただ熱さを感じます。汗があふれでてきて、胸の鼓動も高まります。

自然でのサウナ体験の場合、その目の前に入ってくる絶景にただただ身をゆだねましょう。体の中がととのうとともに、素敵な景色、自然の音に注目を向けたくなくても自然とこころの中に入ってきます。

まだ科学的成果は十分にわかってはいませんが、サウナ自体のからだや神経伝達物質への効果もあるので、そういった経路でメンタルにも良い可能性もありますが、マインドフルネス的な効果がある可能性も考えられそうです。


もしサウナに行くのはちょっとなあという場合は、ご自宅で温冷交替浴をするのもいいかもしれません。熱いお風呂に入った後に、水シャワーを浴びて、休憩します。サウナまではいかなくても同じような効果が得られると思います。

絶対サウナがいいよとは言いませんが、もし興味持っていただけたら、メンタルをキープする1つの選択肢としてためしてみるといいかもです。

漫画・ドラマの「サ道」の第2話でも、サウナによって思考から感覚に切り替えることで、考え込みがストップできるという話をされてました。

最後までお付き合いいただきありがとうございました。

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筆者あおきしゅんたろうは福島県立医科大学で大学教員をしています。大学では医療コミュニケーションについての医学教育を担当しており、臨床心理士・公認心理師として認知行動療法を専門に活動しています。この記事は、所属機関を代表する意見ではなく、あくまで僕自身の考えや研究エビデンスを基に書いています。


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