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執筆オンラインサロンはできるのか? / 20240722mon(2024字)

日記のストックが十日あったが切れた。
二日連続で東京の赤坂に行っていた。
ホリエモンのスタジオだ。
二度も場所を間違えたのと遅刻。
初日は赤坂から新橋まで歩く。
警察官に、
「あの建物なんですか?」
「総理官邸です」
「え! 写真撮っていいですか? 」
「どうぞー」
トランプ暗殺未遂事件の直後だったがそれほど物々しい感じではなかった。
それと二、三、道を尋ねた。
「東京、楽しんでくださいねー」
僕はお上りさんにみえたようだ。
初日ともに足が棒だった。


さて、本題。

帰りの電車のなかで頭にある企画が浮かんで、興奮した。
「今のぼくにできることって何かあるだろうか?」

賞金五百万の江戸川乱歩賞を山分けする執筆チーム(執筆オンラインサロン)の旗揚げだった。

「殺害現場」を克明に描く(フィルムノワールをやる)。

僕がプロデューサー(兼任、現場の総監督)だ。
スカウトし作家さんを集める。
⑴企画会議(zoom)週一で一時間。
⑵殺害現場(レストラン)の見取り図+架空の街を描く。
⑶キャラの割り振り。
⑷十名で各自の原稿をGoogleドキュメントで共有する。
⑸五十二週(一年間)を猶予として、完成原稿(500枚)に仕上げる。
⑹万が一、根を上げそうな場合があっても脱稿までは僕が完全にサポートする(原稿補償制度。筆者の連名保証、賞金五十万円も保証)➡︎小説共同執筆トライアルオンラインサロンだと思ってもらえばいい。

「登場人物を十人」として執筆者が原稿用紙五十枚。
500万円を山分けだから「大賞を獲ればひとり五十万円の報酬」
だが、最も重要なのは賞金ではない。「次の原稿はもっと上手く書ける」とじぶんに自信をつけることだ。
週一で一時間の会議。必要とあらば、いつでも臨時zoomミーティングで意思疎通をして、新規のアイデア(ハプニングが起きてどこの誰が驚く、その結果どうになるとか)は共有をする。

プロットの確定事項は「レストラン(フレンディーズ)のフロア(密室)」

執筆者の全員が外観描写(フィルムノワール)で書くのは「物語全体の文体を統一(収斂)させる手法のひとつでもある」
➡︎筆者は「防犯カメラに映った映像を描写する」
=ラスト(冒頭)では「刑事がそれの映像を見ている」がオチになる。

⑴じぶんの文章と冷静に向き合う。
⑵キャラと事物との距離感(キャラが起こしたアクションによって次のアクションは起こる。それを筆者は熟知しなければいけない)を把握する。
⑶人間の行動原理を理解して、それを客観視する。
⑷読者のだれもが納得する描写をする。
⑸受け持った原稿は小説全体のワンシーンとしてピースをはめる。


物語は、王道の殺人事件。
とある田舎のレストランに居合わせた全員が容疑者(みなどこかで知り合い、元カノ、ナンパ相手、職場の同僚、初恋の相手など、マッチングアプリの相手、いじめられた相手など)という仕掛けだ。
□キャラは職業(読者がわかりやすいように)が必須だ。
例)
看護師、医者、学生、主婦、ヤクザ風の男、配管工、ウエイトレス、キャバ嬢、小説らしく「熊の着ぐるみを着た謎の男=となりのイベント会場で夏祭りがあったなどの背景」など。
ハプニング:
口喧嘩、視線、爆発音、味のクレームなど。

時系列は下記。
それぞれのキャラはそれぞれの行動原理でレストラン内を動き回る。
予兆、天候の変化、雷雨など
①ある男が殺される(被害者)
②現場の動揺(複数の客、ウエイトレス、防犯カメラ)
③119番に通報(電話口、消防署員)
④救急車が到着(レスキュー隊)
⑤第二の山場:複数の謎
とつぜんのレスキュー隊員の死(防犯カメラの前で死んだふり)、手話やモールス信号での暗号、だれかが死体にダイニングメッセージをかかせる、だれかが勝手に(容疑者の意図で)TikTokに映像流出される、だれが110番通報をしたのか? キッチンからの不審な物音に怯える容疑者たち(別に犯人がいるとでっち上げる)とか)
⑥第一の謎解き(読者へのミスリード、第一容疑者の正体とは? まるでスケープゴートのように描かれる)
⑦どんでん返し(死者が生き返るようなアクション)
⑧パトカーの音(警察が到着する前に、全員が消える)
⑨警察の登場(防犯カメラの押収)
⑩どんでん返しその⑵:
警察署にて防犯カメラの映像(①からの現場の流れを)を見ている刑事。

➡︎衝撃の事実の発覚:もう一度、読み直すと、全員が容疑者だった!

□全員が独白なし。
□作家は与えられたキャラの役作りを徹底して、登場人物たちの視線や素振り、身振り手振りだけで、原稿用紙五十枚。
例外は「少女のぬいぐるみ」「柱時計」などの無機質キャラの独白(怨念など)。
□日本映画や韓国映画にありがちな独白でシーンの状況説明をかんたんに片付ける手法はやめて「西洋映画の押さえられた(クールな)描写」を一貫してつらぬく。



それで、ぼくのフォロワーを見て行ったのだが、驚いたことに。
小説を書いているフォロワーは女性が八割(訂正、六割)以上だった。
ぼくは記事でこんなにもお下品なことばかりを書いているのに。
ぼくと同じような、おじさん連がいると思ったのだが。
まるでクエンティン・タランティーノの映画のファンが、なぜか女性ばかりみたいなのと同じような奇妙な結果で驚いた。
体力は疲れはて、物語書きの探しを中断。



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