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お客様から「似合わない」と言われたときどうする?の話。

「なんかしっくりこない」

試着室から出てきたお客様の顔が曇っている・・・

私たち販売員から見るととてもお似合いなのに、お客様が納得されないときってありますよね。

「絶対似合ってます!!」と強く言ったところで、「似合ってない」と思ったお客様の気持ちはなかなか変わりません。

「似合ってます!」と言いすぎてもなんだか売りたいだけの人って思われそうで躊躇してしまいますしね。

そんなとき、どうやってお客様の気持ちを動かしていったらいいのでしょうか。


今日は、お客様の「似合わない」を解消する方法がテーマです。

ある考え方をもつだけでお客様の「似合わない」の気持ちを解消でき、決定率を上げることができます。

「似合わない」と言われたときの対応方法に迷ってしまう方はぜひ読んでみていただきたいです。

・「似合わない」と思ってしまう原因は?

「似合う」「似合わない」というのはあいまいなものです。

自分が似合わないと思うものでも他人から見ると「すごく素敵!」となったります。

では、お客様が「似合わない」と思ってしまうのはなぜでしょうか。

・肌の色に合ってない
・身長や体格に合っていない

かもしれません。

ただ上記以外に多くの販売員が見落としがちな原因があります。

それは、

お客様は‘’見慣れないだけ”

美容院で髪の毛をバッサリ切ったたき、切ったばかりはなんだか違和感を感じたりしますよね。

それと同じです。

お客様はいつもと違う雰囲気のお洋服を着ると見慣れない=似合ってないと思い込んでしまうのです。

そのため、お客様に「慣れてもらう」ことが、「似合わない」を解消するための大切な考え方です。

ではどうしたらいいのでしょうか?

・「似合わない」を解消するための3STEP

STEP1 似合わないと思うお客様の気持ちに共感
STEP2 「見慣れてない」が原因かも?!を伝える
STEP3 すぐに着替えない!何回も試してもらう

STEP1 似合わないと思うお客様の気持ちに共感

まず何よりも先にお客様の気持ちに寄り添い共感しましょう。共感せずに解決策を伝えるのは✖︎
自分の気持ちをわかってくれない販売員の話をお客様は聞こうとはしません。

STEP2 「見慣れてない」が原因かも?!を伝える 

似合ってないのではなく慣れてないだけでは?を伝えてみましょう。その際に他のお客様の事例などを交えて伝えるとより効果的です。

例えば
「あまりこういう色を着ないとおっしゃってたので見慣れないのかもしれませんね。先日も普段黒ばかり着るお客様が色物に挑戦されたんですが、初めは違和感があって”似合わない‘’とおっしゃってたんです。でも30分後には”たまにはこういう明るい色もいいわね!‘’っておっしゃってましたよ」

など他のお客様の事例を交えながら「似合わないのではなく慣れてないだけ」を伝えると納得してくださいます。

STEP3 すぐに着替えない!何回も試してもらう

「似合わない」って言われると早々に接客を終えてしまう方がいますが、とてももったいないです。
しばらく着て、触れているうちにお客様の中でしっくり感がでたり、愛着がわいてきたりします。何回もいろんな着こなしで試してみることを促してみましょう。

上記の3STEPを踏むことで、お客様の「似合わない」という思い込みを少しづつ解消することができます。

・まとめ

お客様の似合わないを解消するには?

「慣れてもらう」工夫をする

慣れてもらうには?

STEP1 似合わないと思うお客様の気持ちに共感
STEP2 見慣れてないが原因かも?!を伝える
STEP3 すぐに着替えない!何度も試してもらう


アパレル販売員の役割は、お客様にファッションを通して笑顔になってもらうことです。
着たことがないようなお洋服を着てみることで、もっと綺麗になれたり、かっこよくなれたり、、見た目だけではなく気持ちも明るくなれたりします。

そんなお手伝いができるように、お客様の「似合わない」の気持ちを解消できる販売員になっていきましょう。

最後まで読んでいただきありがとうございます。
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