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【マーケ】3C分析について

こんにちは!Aoiです。

たまには固めな記事を書いてみようと思います。

※経験則の部分も盛り込んでますので、枝葉の違いは考慮ください。

企業のマーケティング担当者の方や、ブランドのマーケ担当の方、新規事業企画関連の方は、この「3C分析」という言葉を耳にした経験はあると思います。今回はこちらについて簡単に説明していきます。

『3C分析』とは

3つの「C」はCustomer(市場・顧客)、Company(自社)、Competitor(競合)を表します。

・・・いつ使う?・・・
自社サービス、新規プロダクト、新メディア、など何か新しいサービスを提供していく際や、既存のサービスを改善する時、ユーザーとの関係性構築など、「現状の環境整理」のためのフレームワーク(手法)だと思っていただけたらいいです。
外部環境(要因)を表すCustomer(市場・顧客)、Competitor(競合)と、内部環境(要因)のCompany(自社)それぞれ挙げだし整理していきます。


Customer(市場・顧客)について

ここで大切なのは、「どんなニーズがあるか?」です。

例えば、コロナにより、今まで出勤していた人が、在宅ワークに変わったというのはよくあります。(私もその一人です)この人はどんなニーズを持っているのか?想像してみてください。

・家でも仕事しやすいようにデスクやイスが欲しいな。。
・外出する機会が減り、運動しなくちゃな。。。
・部屋着は何を着ようかな?
などなど

相手の立場に立って考えると、色んな観点や気持ちがわかると思います。
これをご自身の会社に当てはめた際の、同じ業界についての動向、ユーザーのニーズなどを把握します。


次に、Competitor(競合)

競合各社のシェア、競合のプロダクトの強み弱み、どんなアクションを将来的にしていきそうか、顧客単価、競合のビジネスの成果、その理由を整理します。
カフェを例にとると、下記のような整理ができます。

・コーヒーの単価は100円台~400円以下
・ドトールやベローチェは席と席の間隔は狭く、席数を多めにしている
・スターバックスは季節ごとの限定飲み物が多い
・スターバックスはゆったりとした席の間隔で、店内もおしゃれ
・フランチャイズ形式のカフェが多い、個人店は少ない
・長時間滞在するお客さんが多い印象(勉強されている方も多い)


最後に、Company(自社)

自社における強み、弱み。人手など資源はどれほどか。差別化ポイントなど整理していきます。

ここで有効な分析方法のひとつに、SWOT分析を活用するという方法があります。SWOT分析については、以下の4つの観点を用います。

Strengths:自社の強み
Weaknesses:自社の弱み
Opportunities:機会
Threats:脅威

※こちらは別の機会に整理した記事を作成しようと思います。

テイクアウトコーヒーショップを例にとると、
・こだわった豆のスペシャリティコーヒー
・店員数も少なく、お客さんからの店員への認知も上がる
・立ち話しにくる感覚で寄れる
・メニュー数は少なめ
・ゆっくりできるスペースはない
・お客さんの好みに合わせて挽き方からカスタマイズできる
などなど。

この3観点を整理した後に、自社としての戦略を練ったり、ブランディング打ち出し方を検討していくなど目標設定をしていきます。


少しでもイメージできたでしょうか?

僕自身、このフレームワークから入ったわけではなく、現場の業務をする中で結果的に学び、体得してきました。
実践あるのみ!何度も思考し、PDCA回し、失敗や現場のリアルから学ぶことが大切だと思っています。

「マーケティングに正解は無い」そう思っているので、

引き続き僕自身も磨いていきます。

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