遠くへ行きたい その4:アメリカ編②
――ハクナ・マタタ!
はじめに
旅行がしたい。
前回の3つの出来事!
1つ 風間俊介氏に触発され、フロリダディズニーへ急遽旅立つことに!
2つ 長い旅を終えたら、めっちゃ暑いフロリダに到着!
3つ 近未来都市「エプコット」の冒険終了!
場所および経緯
前回と同じなので割愛。
今回は熱帯雨林をイメージしたエリア、アニマルキングダムを攻略する回。
エプコット探索後、早速シャワーに入って就寝…と思いきや、時差ボケにより午前2時に起床。しょうがないので、今更ガイドブックを開いて夜を過ごしました。どうやら色々な乗り物、エリアがあるらしいんですよね。
しかも、動物園までついているとは。
今度こそ、日本からはるばる持ってきた望遠レンズが火を噴く日。そう心に誓って、ようやくまどろんできたところで午前6時。
靴を履いて、冒険に出よう。
アクセス
まずはいつも通り、ホテルの前からバスに乗りました。
ホテルから15分程度のところにある、広大なジャングルエリア。この日は、確か7時頃到着したはずだが、なぜかすでに大盛況でした。
どうやら、後から調べたところによれば、朝食が食べられるコースがあって、その人たちはアーリーエントリーできる、とのこと。とはいえ我々ホテル組も、アーリーエントリーできることもあり、その人たちに混ざって奥へ進んでいました。
熱帯雨林を醸す雰囲気の中、突如として人工物が筆者を出迎えてくれました。
使用機材
この旅ではK-1 MkⅡ+DFA24-70とDFA★70-200 を担いでいったのですが、前の日は結局、標準ズームしか使う機会がなかったので、うたた寝前のところでようやく機会を見いだせた時はよかったなあと思いました。
記録
パンドラエリア:アバター
朝食組と別れてから、群衆は大きな流れを生んでいました。これは、筆者が前日から計画していた、「早朝大作戦」と全く同じ動きをしています。
この作戦とは、「きっと時間も金にも裕福なアメリカの方々は、筆者のような素早い行動はしないだろう」という計画のもと、大人気アトラクションであるアバターのライドに通常のエントランスから乗り、昼過ぎにFPでもう一回乗ろうという作戦でした。
ただ、早朝大作戦よりも早く動く人たちがこんなにいたとは誤算でした。幸運だったのが、写真に写っているのは筆者よりも後ろに並ぶ方々。日本から旅行に来てまさかこんなに早起きは三文の徳を実感するとは。まあいいや。
ライド自体は、ゴーグルをつけてバイクのようなものに跨り、ぐるぐる変わる映像を楽しむものでした。合言葉は「シバコー!」。これだけ押さえておけばもうアバター。
アフリカエリア
最初のアバターエリアを抜けると、次はアフリカエリア。アフリカの街並みを再現したとされるこのエリアに来たのは、どうやらここでは動物に逢えるとのことで、筆者のスターレンズの威力を試す絶好の機会でした。
キリマンジャロ・サファリ
2番目に見えているような、車(シンバ1(ワン)号!)に乗りながら撮影します。当然ガタゴト揺れるので、相当シャッタースピードは速くないといけないし、何より手持ちにより安定的な撮影はできません。
環境に不満を言うのは三流。こういうところでも、一生懸命撮るのが大事なのだ、と奮起はしました。しましたが結果は…まあいいじゃないの…。
後半はもうレンズ、カメラが重いので、眺めるだけの時間がありました。念のため記しておくと、この日も朝から32度ぐらいだったのを記憶しています。つまり朝っぱらからクソ暑い…失敬、とても暑い日でした。
ディスカバリー・アイランド
ペンタックスの限界を超え、滅茶苦茶動体+連写した後、パーク中央のディスカバリー・アイランドへ侵入。
この頃になると、昼前で時間的にも人が賑わってきました。そうすると当然次は腹が減るわけです。そのため、どうしても行きたい店であった、ピザファリ(Pizzafari、当然ピザ+サファリを悪魔合体した言葉だろう)という店でピザを食べたかったんですよね。
見た通り、すごく小さいピザでした。ちょっと残念だな…と思いましたが、実はこれ、結構分厚いんです。余談ですが、アメリカンピザは生地が分厚いのでものすごくお腹にたまりまして、筆者の行動食にはぴったりでした。
よく見ると、木の幹に動物の顔が写っています。まさしく生命の木、とはよく言ったものでした。
この木の回りには観光客がたくさんいて、なんとか撮ったのを覚えている。そのまま数枚撮って、次にグリーティングに行くことにしました。
室内での高感度もばっちり写せるK-1 MkⅡは本当に良い相棒です。ちょっと重いけどね…。
アジアエリア
このヒマラヤ山脈のジェットコースター、エクスペディション・エベレストはFPがないと120分待ちでした。筆者は、FPを使っても40分待ちました。それくらい、超人気ライドでした。
ネタバレはよくテレビで放映しているので多分大丈夫だと思うが、途中から筆者は変な声が出た。も一回乗る? …うーん、乗ろうかな!って感じ。
彼らはアジアエリアをうろついていたら突然出てきました。なのですぐに撮影。ポーズもバッチリ決めてくれました。ちなみに、向こうではキャラクターたちにサインもお願いできます。筆者は全員分のサインを貰えました。両親へのお土産です。
フェスティバル・オブ・ザ・ライオン・キング
午後の暑い時間を外で探索するのは危険と判断。そのため、どこかに入ってやり過ごそうと考えていた矢先、またまた人の流れが変化したのに気づきました。どうやら、ライオン・キングのショーが始まるらしかったのです。
ちょうど、屋内での上映とのことでまさにぴったりな内容でした。予定にはなかったのですが、急ぐ旅ではないからね、と言い聞かせて入場。なんとタイミングよく、最前列で見ることができました。
このショーは、所謂雑技団的な、サーカスがライオン・キングの内容に即した形での演出に沿って行われていました。色とりどりの衣装に身を包んだパフォーマーは一見の価値あり。
くどいようですが、室内撮影がこんなに多くなるとは思いませんでした。ハクナ・マタタ!のコールが途中で起こったのも本当にアメリカって感じで好きでしたね。
この後は、結局40度近くなって、これ以上は身の危険アリと判断し、午後3時頃にはホテルへと直行。結局前日ほとんど寝てないので、この日はそうそうに退散。この潔さが、のちの最高の瞬間へとつながっていたのだろう、と今となっては思います。
おわりに
今回は、アニマルキングダムでの一部をお見せしました。
カメラの話になりますが、K-1MkⅡは、動体は弱いけど室内、それからネイチャーフォトは強いんじゃなかろうかと存じます。望遠レンズの性能に助けられた部分も当然あると思います。
今回は以上!
次回は4日目、マジックキングダム回。
ご意見・ご感想等あれば、是非筆者まで…。
画を写さんと欲すれば、まず旅をせよ。
どうかよいカメラライフでありますように。
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