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何かのせいにしてばかりだったのかもしれない

久々に夢を見ました。
その夢から、「以前の自分」との変化に気付いたという話です。


何でこうなっちゃうの?


夢の中で、私は高校生でした。
制服を着て、これから修学旅行へ出掛けるところです。
集合場所には、大型バスが何台も並んでいて、
大勢の生徒がグループをなしていました。
それぞれ、天気やこれからの予定や持ち物の話をしています。
浮かれる中にも、慌ただしく長旅の準備は万全か、チェックをしています。

私は、いつも一緒にいるグループの子に、
「コンビニで飲み物買ってくるね。」
と言い残し、歩き出しました。

集合場所は、「スタジアム」のような施設のオープンな広場でした。
スタジアムに沿った広い道路にバスが列をなしていました。
私は、施設の中ならコンビニのようなお店があるだろうと入りました。

少し歩くと自動販売機がありました。
近くに小さなキオスクもありました。
自販機を見ると「缶」の飲み物しかありません。
キオスクをのぞくと、やはり「缶」の飲み物しかありません。

私は悩みます。
キャップ出来る方が良いんだけどな。
何もないよりは缶でも買っておいた方が良いかな、、

しばらく考えて「途中休憩もあるし、まあいいか。」
何も買わずに集合場所へ戻ります。

すると、そこには誰もいませんでした。
バスも一台残らず、出発してしまっていました。

私は、その場に立ち尽くします。
友人にコンビニに行ってくると言った場面を思い出します。
「友人は、なぜ私がすぐに戻ってくると、
先生に言ってくれなかったんだろう。」

私はグルグルと考えます。
なぜ?
なぜ?

修学旅行に行けなくなってしまった、、
この何日かをどうやって過ごすんだろう。。
ショックと友人への恨みで、一人泣きます。
なぜ、こんなことになっちゃったの?


違う展開


涙を流しながら、夢の中の私は、
頭の中が急に「今」に切り替わります。
「追いかければ良いんじゃない?」と。

向こうはバス。
新幹線で追いかければ少なくとも、今晩の宿に合流出来る。
明日からは予定通り過ごせる。
いや、今日の立ち寄り場所の予定が分かれば、早々から合流できる。

ポケットから予定表とスマホを取り出した私。

ここで夢から醒めました。


何かのせいにしてばかりだったのかもしれない


チャンネル権争いで、父に殴られたこと。

「女の子だからいいよね」と大学進学をあきらめたこと。

離婚して、小さな娘がいて、どうにも首が回らなかったこと。

自分の不遇と、私を追い込んだ何かのせいにばかり
していたのかもしれない。


もう、昔の私じゃない


やり残したことへの、実現できなかったことへの、
消えることのない思い。
不遇を嘆いて、人を恨んで、そんな自分をかわいそうだと思っていた。

今も、思考回路が変わっていなかったかもしれない。

ちょっと何かにつまづいたとき
ちょっと思うように行かないとき

また「不遇な目に合うんじゃないか」と、
自分を守ろうとするセンサーが働いて、
事前に回避しようとしていたのかもしれない。

でももう、自分で何とでもできるじゃん。
少しのお金とツールと体力と適応力があれば。

もう昔の私じゃないんだ。

そう気づいた、夢でした。

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