適応障害1ねんせい、修了。
うだるような、どろけるような、あの重く苦しい夏から1年。
また降りる車両を間違えた。
いや、乗る車両を間違えたんだ。
乗り換え駅でボンヤリしてたからだ。
いやほんとはわかってるんだ。先頭車両ほど、最寄駅の一個しかない改札に最速で行けること。
だけどもうそんなこともどうでもよかった。
別に死なないし。
誰にも迷惑かけないし。
とか言いながら、陽炎ゆらめくJRのホームを、意識が飛びそうになりながら端から端まで歩いた夏の帰り。
もうそんな日は来なくていい。
キラキラ新入社員を