naccho.

縫う人。 子供の頃は物書きになりたいと思っていましたが、今は服を縫っています。 服を縫…

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縫う人。 子供の頃は物書きになりたいと思っていましたが、今は服を縫っています。 服を縫って販売する。ほんとに小さな服屋をやっています。製作に関することや日常で感じた色々、気づきを書いて行きたいです。

マガジン

  • 言の葉 集め

    こころ揺さぶられた言葉たち。

  • 好きを仕事に

    2022年。活動を始めて15年目です。好きが仕事になるまでの道のり、気づいたこと。

  • 読書日記

    こころの琴線に触れた本の感想文です。小説から自己啓発系まで、ジャンルはいろいろ。

最近の記事

贅沢なひと時

私の記憶が正しければ、小学4年生のころ。 天気の良い、初夏のある日曜日。 今のように楽しいゲームも動画コンテンツもない、昭和の時代。 両親は共働きで、どこかへ出かける予定もなく友達と遊ぶ約束もない。 ヒマだな~と思いながら、なんとなく庭に出る。 足元に、アリの巣を発見した。 巣穴から出たり入ったり、何かを探すように触角を動かしたり とにかくせわしなく動くアリをしばらく眺めていた。 隙間だらけの家なので、うっかりすると部屋から外まで アリの行列ができることがよくあった。

    • バーンアウト

      今朝の瞑想中に気がつきました。 なんだか仕事にやる気が出ない。 もっと言えば、なんだか興味が薄れている。 自分の時間を優先して取っているし、仕事のペースをびびるほど落としているのに。 きっと、内面が変わり、思考が変わったからだろう。 ぐらいに思っていましたが違いました。 それとわかるのは、以前にも経験あるからなのです。 資格試験にチャレンジしていた20代後半。 一年だけと期限を決め、会社を退職してアルバイトしながら勉強をしていた時期がありました。 バイトや生活に必要な

      • 挫折という名の出発点

        今までの私なら 歯を食いしばって続けていたと思う。決められた期間は何としてでもやり遂げたと思う。 結構なお金払っちゃったしとか、途中で脱落とか恥ずかしくない?とかいう理由で続けていたかも知れない。 何を? 先月から初めたオンライン英会話です。 今回は道半ばで辞めました。理由はストレスになるだけだからです。今は課題も出さない落第生です。 中学では英語が得意でした(高校は職業高校で内容はほぼ中学レベル)が、ほとんど忘れている状況でオンライン英会話は無謀だった! 中学英語は今で

        • ひとりの時間

          ここ↓でチラッと書いた「感じた孤独」 naccho.の活動を始めたころに感じた孤独は 正解のない中で、正解を見つけていく 自分で道を作っていく その方向で目的地にたどり着けるのか? 全部自分で決めていくことに感じました。 最近は 自分自身と向き合う時にも感じる。 よい意味での「孤独」。 やりたいこと、やりたくないことは何か 何が好きで何が嫌いか 大切と思うものは何か 自分のことは、意外とわからない。 自分を深掘りしていく作業は、とても孤独。 でも答えは自分の中にあって、

        贅沢なひと時

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        記事

          みんな違っていい

          マイケルジャクソンに惹かれて もうすぐ2ヶ月。 最初に感じた熱量の高さをいまだに保ち、熱は下がるどころか、さらに彼に対する興味は尽きることがない。 毎日聞き、毎日見ている。 そしてこの熱はずっと続いていくと思う。 彼が売れに売れていた時期、私は10代後半から20代全部でドンピシャ世代なのです。 が、 全く興味がなかったし、何がいいのかわからなかったし、そもそも彼のパフォーマンスをまともに目にしたこともなかった。 ああ、残念… それどころか、世間で騒ぎ立てられていたことを鵜

          みんな違っていい

          その時の感情は?

          何かを頑張るとき 何か努力するとき それを「やる」と決めるとき、また決めたときにどんな感情なのか? 最近はそこを丁寧に確認しています。 実現可能なのか?ということは別として ただ純粋に 「やりたい」や「やってみようかな?」 ならOK。 「やるべき」「空気的にやる状況」「今まで◯◯だったから」「普通やるよね」などなど 周りの期待や雰囲気では、選ばない。 後者を判断基準にしてばかり または それだけで決めるようになってくると 気がついたら辛くなっていて 「やらなきゃ」に縛

          その時の感情は?

          Heal the world

          まさに今 そして、これからも。

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          つながっている

          インスタグラムの詳細です。 『私の心踊るものリスト』 ①グラデーション ②ギュッと密集しているもの ③合唱(コーラス) ④団体でするスポーツ どんなところが好きなのか?なぜ好きか? ①グラデーション 例・夕暮れの空 少しずつ違う色が集まり、ひとつの美しい景色を作り出していることに魅力を感じる。景色だけに限らず、グラデーションにときめきます。 ②ギュッと密集しているもの 例・多肉植物のセダム ↑まだ密集具合が緩いです。笑 すごく説明が難しいかもですが、 一番

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          誕生日の朝

          長い間 ずっと自分の心の声に気がつきながらも 離れられずにいた事柄を 手放しできた。 最高のギフトを自分に渡すことができ ふんわりとした安心感にに包まれる 誕生日の、朝。

          誕生日の朝

          名前の由来

          naccho. なっちょ と読みます。 なっちょ 「どう」 の意。 「①どんなに。 ②どう。 ③どうして。」 長野の方言です。2022年現在、私の周りでは80代以上の方は使っているのを聞きますが、それより下の年代では使う人はいない気がする。 ◈▫◈▫◈▫◈▫◈▫◈ 活動を始めるにあたり、屋号を考える。 最初は外国語にしようか?と考えて、いくつかピックアップした。その中のひとつに決まりかけた。声に出して読んでみると問題が。 ちょっと恥ずかしい。( 〃▽〃)

          名前の由来

          重い想い

          締め切りがひとつ終わったので、再開。 締め切り前だから早く寝て、次の日の爆縫いに備えたい! と、思いつつもオリンピックを夜遅くまで見て、コメンテーターで出演してる加藤条治さんを見たくて、さらに遅くなる就寝時間。笑 期待されるって重いな…っていつも感じる。 言葉の重量が半端ない。 華々しさとは対極にある地味な、ストイックに自分と向き合うという毎日を積み重ねている姿を思うと、結果が望んだ通りでも、思わしくなくとも、それぞれが「やりきった」を感じられたらいいなと願う。

          重い想い

          ちょっと怖いこと

          年初めに読んだ本。 ちょっと怖いな… 新しいやってみたいことが目の前にある。そんな時に感じること、あります。 私にとって、こうやって自分の考えを自分の言葉で発信するのは、なかなかの恥ずかしさや怖さが伴います。(それは今もあります) 本の中に、こんな内容の事が。 何に怖さがあるのか?確認しながら どれくらいなら出来そうか? と自分と相談しながら 出来るところから挑戦して欲しい。 読み終えて 何が怖いか、どうだったらできるのか? 「怖い」を自分によく聞いて、できる

          ちょっと怖いこと

          おなかの底に。

          フラッと入ったお店で 気に入った服を偶然見つけた時の ワクワク感。 着ごこち、生地の肌触りや質感に 思わずにんまりしてしまう瞬間。 日常の中にある小さな喜びを届ける。 そのために服を縫っています。 「縫った人が見える服」 数が少ない 通販はたまにしかできない サイズが豊富でない 売られている場所が限られる なかなかオーダーがかなわない これらは 何でも簡単に手に入れやすい 今の時代には相反するものかも しれません。 それでも 自分の手で仕立てた服を お届けしたいなと、

          おなかの底に。

          守備範囲を決める

          今年に入ってから、マインドセットに次から次へと変化が起こっている。 理由は「自分はどうしたいのか?」に、フォーカスするようになったから。 長年「周りがどうか?」が、いつの間に自分の中心にあった。 今年は自分のやりたいことに時間を優先して使っていくと決めた。 それは自分の守備範囲を決めると言うことで、自分勝手に振る舞うと言うことではない。 昨年まではそれがわからず、野球で言えば ショートが守備なのに、一人でサードの守備も両方やっちゃう感じ。笑 やればでき

          守備範囲を決める

          山で育つ

          私の育った場所は一言で言うと山の中です。 秋の始まりには「熊に合わないように!」と緊張感を持って暮らしていました。夜になれば心もとない外灯しかないので、ほぼ真っ暗です。車がないと生活できない。 かなり不便だけれど、山の中ならではの楽しいこともたくさんあった。 夏の始まり。たくさんのホタルの放つ光で、どこに沢があるのかわかるほどだった。もちろん庭でも楽しめる。 近くの沢に沢蟹がたくさんいて、捕まえて水槽に入れて眺めたり、焼いて食べたり。笑夜、フクロウの鳴き声が日に日に近

          山で育つ

          その手のひらに

          「どうやったらできるかな?」 「何か出来る方法はないかな?」 こう考える時はすでに「目標と言う名の目的地」に一歩踏み出している気がします。 思うような結果にならなかったのなら、検証して、変えて、またやってを続けて行けばいい。 でも、続けるって結構大変なことですよね… 始めるのは瞬発力、続けるのは持久力。 (走るのは苦手です) 考えて行動して、いろいろやってみたけれどその結果、諦めることもある。たとえそうなっても、それまでやってきたことはムダではない

          その手のひらに