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【業界編】Slerについて!

Slerってどんな業界・仕事なの?

IT業界の中でSler業界(情報処理サービス業界)があります。今回はそのSlerについて詳しく触れていければと思います。
エンジニア職へ転職を考えている方は、特にSlerについて理解を深めていくことによって、今後のキャリアビジョンにもプラスに働くと思っております。

本投稿は、IT業界・Slerについて詳しくわからない方が少しでも知識として習得できることがゴールがございます。

最後までご覧いただけますと幸いでございます。

投稿者の紹介

◆氏名  :山下隼輝(やましたはやき)
◆会社名 :株式会社ANV(エーエヌブイ)/ 代表
◆事業内容:人材紹介事業・通信事業

<人材紹介事業(ミライ転職エージェント)について>
弊社は、20代~30代前半に特化した転職支援【ミライ転職エージェント】を運営しております。年齢層に特化しているため、全国・全業種・全職種の求人を取り扱っておりますので、転職を考えている方は是非下記リンクよりエントリーいただけますと幸いです。

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Slerってそもそも何をしている業界なの?

まず、Slerの意味について理解をしましょう。

Sler(SystemIntegrator):情報処理サービス

情報処理サービスと言われてもなかなかイメ―ジが付かないかと思いますので、簡単に補足させていただくと、『システムを作りたい!』という方のために『システムを作ってあげる会社』のことをSlerと呼ばれます。そのため、システムを作るだけではなく、企画・開発・保守・運用などといった一貫したサービスを提供しております。

IT業界以外の企業が『システムを作りたい!』と思っても、『自社にエンジニアがいない!』『どのように作ればいいかわからない!』といったような問題が発生します。そうなった時にシステムを作っている会社であるSler会社に依頼がきます。

依頼をいただいた後に、「どのようなシステムを作りたいのか」「いつまでに作りたいのか」「予算はどのくらいで考えているのか」といった会議(要件定義)を行います。その後、期限内にどのように作り上げていくのかを計画(基本・詳細設計)していきます。計画後は、開発していきます。開発にもいくつか開発方法や言語等あります。開発終了後は、保守・運用といった、完成後にトラブルやエラーがないかまでサポートしてくれます。

では、具体的にSlerってどのような会社があるかご説明していきます。

Slerってどんな会社があるの?

少し難しい話しにはなりますが、Slerには大きく分けて5つの種類に分かれます。

1、ユーザー系
2、外資系
3、メーカー系
4、独立系
5、コンサル系

上記、5つについて簡単にご説明させていただきます。

1、ユーザー系
ユーザー系Slerは、一般企業の情報システム部門が子会社として独立したものです。親会社から案件を受注できるため、経営が安定しやすいことが特徴です。また、親会社の業界は商社系や金融系などさまざまなので、所属する会社によって特定の業界知識を深められることもメリットといえます。

ユーザー系Slerには、以下などの企業があります。
◆NTTデータ
◆伊藤忠テクノソリューションズ
◆新日鉄住金ソリューションズ

2、外資系
外資系SIerは、日本にも事業を展開している海外企業のことです。
グローバル市場で活躍する企業なので、世界規模の案件に関われることも珍しくありません。

外資系SIerの主な企業には、以下などがあります。
◆IBM
◆SAP
◆Oracle

3、メーカー系
メーカー系SIerは、ハードウェアメーカーの情報システム部門が子会社として独立したものです。商社系や金融系などがあるユーザー系とは異なり、パソコンメーカーなどが独立した会社であることがメーカー系の特徴です。

メーカー系SIer企業には、以下などがあります。
◆NECソリューションイノベータ
◆東芝デジタルソリューションズ
◆日立システムズ

4、独立系
独立系SIerは、親会社を持たずに独自の経営をしている会社のことです。
親会社を持たないことで、あらゆる業界や企業の開発に関われることが独立系SIerの魅力です。

独立系SIerには、以下などの企業があります。
◆富士ソフト
◆大塚商会
◆トランスコスモス

5、コンサル系
コンサル系SIerはクライアントの業務状況を理解し、経営戦略に応じてシステム構築を提案する会社のことです。具体的には、新たなIT技術やコスト削減につながるシステムの導入を提案します。上流工程としてクライアントを納得させないといけないので、高い提案力が必須です。

コンサル系SIerの企業には、以下などがあります。
◆野村総合研究所(NRI)
◆フューチャー
◆シグマクシス

Slerへ未経験からチャレンジってできるの?

結論、エンジニア職として未経験からチャレンジするこは非常に難しいです。基本的には経験者採用をメインとしているため、Slerで働きたい!と思うからは、まずはSES業界にてエンジニア経験を積みその後にSlerへ転職していきましょう。では、SESからどのくらいでSlerへ転職が可能なのか?について触れると、学歴・職歴によって一定ブレはありますが、1年~3年の経験があれば転職可能です。

今のうちからどの種類のSlerで働きたいかをイメ―ジしていくことで、具体的にどのような言語を学べばいいのかが明確になってくるかと思います。

最後に・・・。

上記、内容いかがでしたか?少しはSlerについてご理解いただけましたでしょうか。『Sler』といったワードだけ耳にすると難しいイメ―ジはあるかと思いますが、中身は意外とシンプルです!IT業界・Slerにご興味がある方はより詳しく調べてみるといいかと思います。

弊社は、20代~30代前半の年齢層に特化した転職支援を行っております。もし、IT業界やSlerにご興味ある方はご相談いただければと思います。

あなたにマッチした求人・会社をご紹介いたします。

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