休職から退職への意志確認

夜中になってしまいました、
イナモトです。

最近は断捨離にハマっています。

実家から、だいぶ荷物を減らして
持ってきたはずなのに、
狭い部屋から45L のゴミ袋が
何袋も作れるので不思議です。

今日は私の職場のことを。


まずは休職して良かった、の話。

9月はじめから休職をして、
気づけば12月も一週間過ぎました。

休職期間は12月末までの申請なので、
そろそろ決断をしなければなりません。
掃除に夢中になってる場合では
ありません。

当初は10月末までの2か月の予定でした。
延長するのも心苦しかったですが、

・最近11月末からようやく
 基礎体力が戻ったと実感

・疲れにくくなった

・うつ状態だったと自分で分かる
 不安感に襲われることが無い

・やっと休んでいる感覚になった

・薬との付き合いが安定してきた

など、延長してよかったなと
今なら思えます。
もし、現在うつっぽいなと思ってる方、
意味もなく疲れる、不安、焦りなどがあるなら
もっと休んでみた方が良いかもしれません。

しっかり休むと、自分が安定します。
今まで安定感なんて感じたことないわよ!
ずっと不安定よ!って方は、尚更休んでください。

健康ってこういうことなの!?と
びっくりしますから。
私は体感的に社会人1年目ぶりの健康だと
感じております。。。。。



そして、職場復帰をどうするか。
これは変わらずノー、でいけたらと思ってます。

とにかく色々職場環境や人間関係が辛かった。
仕事と会社に翻弄されて、自分を無くしてしまった。
私は新しい人生を作っていきたい。
もう、うんざりだ。
この気持ちには間違いはありません。

仕事のことで友達何人にも相談してきました。
7人が今の私の状況を
辛すぎる、ブラックだ、早くやめな、かわいそう
と言いました。

相談したカウンセラーや
転職エージェント、合計4人も同じです。

イナモトさんは会社のために頑張ってるね、
でもあまりにも悲しすぎる。
何食わぬ顔で毎日耐えてるのが想像できて
こっちが辛くなっていた。

イナモトは今の仕事は好きだと思うし、
続けてもいいと思うよ。ただ、環境が辛すぎる。

イナモトさんならどこでもやってけるわ。

そうだよね、やっぱりこの限界の感覚は
普通じゃないんだよね。
私がみんなのために尽くしても評価されない、
ありがとうも言われない、
それでも甘ったれてる。もっと経験を積め。
私だって実力が上がらないことも
ちゃんと分かってるよ、一人前にほど遠いって。
でも、尊敬も師弟関係も、人情も無いこの環境で
何を最後の救いでやっていけばいいのか。

案外、私は、誰かのために・・・・で
不幸にも頑張れてしまう人間なのに。
もう、その僅かな爪すらも引っかからない。

自身のモチベーションなんて、
もうとっくに消えてしまっているよ。

今日は私が実際にどんな仕事をしていたか、
それを会社メールを見ながら少しだけ
振り返りました。

意外にもちゃんとそれっぽく
仕事をしていました。

分からないなりに、うまくやれていた。
自分のスキルが無さすぎると思っていたけど、
ゼロでは無い。
3年前のメールを見たら、今なら出来ることも。
もっと振り返り作業をしたら、
挫折した道に戻れるかもしれないと思いました。

すごくニッチな仕事がもしかして
私はめちゃくちゃ得意かもしれない。
仕事をしていた時の感覚を思い出すと、
私は結構すごいのかもと。そんなことも思える。

私の頑張りを、ちゃんと私の中に落として、
どこかで活躍したい。


ですが、やってきた仕事を振り返ると同時に、
あんなに辛かった職場での思い出
たくさん蘇ってきました。

各案件で関わってきた人たちの顔。
最後までやり遂げられず、
ちゃんと挨拶ができなかったこと。
すっと、身を隠すことしか出来なかったこと。

あの人たちは元気にしているのだろうか。
私が消えた後の打合せの場はどんな感じだったろう。
気にかけてほしいとかではなく、
あの続きはどうだったんだろうと。
私は今回の休職の前にも、
自身のうつ状態プラス、パワハラで
ジョブローテーションをした経験がある。
あの時の、救われたけど、不甲斐ない気持ち。


会社の人達のいい加減さにイライラしてたけど、
何気ない小話や、それぞれの笑顔もあった。

実際に外に見学に行った時のこと、
訳も分からず確認写真を撮っていたこと、
あの日見た光景。わくわくしていた時間。

私をうつに追いやった上司たちとの
楽しかった、面白った出来事。
それぞれの家族の話、お酒の席。

嫌々やっていた忘年会の準備。
社員総出での突貫工事。
各所に散りばめられた会社の作品たち。
屋上に登れる特権。
語り継がれる数々の伝説。
ヤクザの集まりのような花見や飲み会。
男社会の中で平然と過ごすこと。
ぎりぎり笑い話のセクハラ。
在籍中に亡くなった3名の人達のこと。
同期や先輩たちとの係り。
よくお菓子をくれるおじさんのこと。
私に寄り添ってくれた奥様方のこと。
個性豊かすぎる会社の人達。

唯一の自由だった、昼休憩。
会社の周りの景色。通勤電車。


あんなに嫌で嫌で、
嚙み砕きたいぐらいだった会社。
もう、ずっと嫌いと思っていた。

でも、今日いろいろ思い出したら
涙が止まらなった。
私は会社が好きだったんだなあ。

また、一からやり直すことも今ならできる。
いつものあの人たちにまた会える。
ようやく戻ってきたかと笑い話で
私の生活はまた回りだすかもしれない。


休職前よりも新しく、
復活した私なら、できるかもしれない。

でも、次に進みたいんだ。
でも、お別れか寂しいだなんて、
私は今更なにを思っているんだろうか。

複雑な気持ちが、
朝方4時半を物語っています。


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