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畑の土質改善や作物、農作業にまつわる実験と記録。
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#わたしの野菜づくり

根深ねぎのもみ殻栽培というアイディアは如何でしょうか?

根深ねぎのもみ殻栽培というアイディアは如何でしょうか?

 ずいぶん前にホムセンで根深ねぎの苗を買ってきて畑に植えたという記事を書きました。今回はその続編です。(^^)

 下仁田ねぎは「落とし込み栽培」、石倉根深ねぎは「通常栽培」で育てているのですが、紆余曲折いろいろあった末に、ようやく石倉根深ねぎに土寄せをしなければならない時期になってきました。

 根深ねぎ栽培ではできるだけ白い部分を長く成長させねばなりません。「落とし込み栽培」の場合は収穫まで一

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サトイモの土寄せをしました

サトイモの土寄せをしました

 今年は梅雨入りが遅く、連日の日照りでサトイモの生育があまりよろしくありません。水分の多い畑を好むサトイモには2~3日に一度はホースで冠水していたのですが、ぼちぼち土寄せをしないといけない時期になりましたので、先日重い腰を上げて作業をしました。(^^)

 さあ、サトイモにとって昨日のまとまった雨が慈雨となるか。
 どうやら、しばらくはずっと傘マークが並んでいますから、
 ちょっと一安心。(^^)

春ジャガの収穫 第2弾 インカのひとみ、はるか、そしてホッカイコガネ

春ジャガの収穫 第2弾 インカのひとみ、はるか、そしてホッカイコガネ

 今年の我家の春ジャガは、インカのひとみとはるかをお試しで6個ずつ植えています。
 インカのひとみはジャガイモファンに根強い人気のアンデス系。ねっとりした食味で、栗のような独特の風味が特徴。はるかの方もねっとりした食味で、水煮による煮崩れが少なく、しかも多収なんだそうです。

 さて、そして今回のラストはホッカイコガネ。今年は9株植えてみたのですが、その穫れ高は如何に?(^^)

 ところで、今年

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太陽と微生物の力を借りた畑のスギナ除去 途中経過

太陽と微生物の力を借りた畑のスギナ除去 途中経過

 SDGsの考え方が浸透してきたこともあって、最近は「人間も自然の大いなるサイクルの一部なんだから、自然と戦わずに受け入れて、共存して行くべきだ。」とする「自然との共生」論調が当たり前になってきました。
 私もこの考え方に大枠では賛成なんだけど、個々に見ていくとどうやらそうも言っていられない相手がいるのも確かなんですよね。だから私は、

総論賛成各論反対。^^;
 例えば、畑のスギナやカメムシたち

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春ジャガの収穫 第一弾 きたかむいとキタアカリ

春ジャガの収穫 第一弾 きたかむいとキタアカリ

 少し早いかなと思いましたが、秋ジャガのストックがなくなりましたので、春ジャガの収穫にかかり出しました。

 今シーズンは7種類のジャガイモを植えてみましたが、一番早く黄変が始まった「きたかむい」から収穫してみます。

 ここは土がしっかりしていましたので、茎葉の成長もよかったんです。

 さあ、調子に乗って次へ行ってみよう!というわけでキタアカリも起こしてみます。

 このキタアカリはなぜか枝葉

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畑のスギナ除去 太陽と微生物の力を借りたらどうなるかな?

畑のスギナ除去 太陽と微生物の力を借りたらどうなるかな?

 前回の続きです。スギナの入り込んだ畑を再生すべく、掘り返してはスギナ除去の作業をしているのですが、ここまでやってもやっぱりスギナは生えてくるのです。

 何かよい方法はないものかと考えながら、ひとまず土中で分解されてしまった堆肥を追加投入する作業にかかり出しました。

 うーん、でもね。これだといつもの土つくりです。このままやっても、間違いなくまたスギナがはびこるんですよ。
 ここで手を止めて考

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畑のスギナ除去 ここまでやってもまた生えるんだよ これどうしたもんでしょ?

畑のスギナ除去 ここまでやってもまた生えるんだよ これどうしたもんでしょ?

 以前に、「いちご畑の再開発」ということで畑に入り込んだスギナやヤブガラシの根を除去したときの苦労話を記事に書いたことがありました。

 その結果どうなったかと言うと、↓ こうなって、

 今は ↓ こうなった。www

 さて、実は今も私は同じようなスギナ除去の作業をしています。今回私が再開発している場所はこのいちご畑のすぐ隣。ここは冬野菜を植えていた場所なんですが、やはりスギナが入り込んでいて

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ソラマメに続いてスナップエンドウも撤収します

ソラマメに続いてスナップエンドウも撤収します

 我家の食卓を三ヶ月に渡ってにぎわしてくれたスナップエンドウもいよいよ終盤。秋に種を蒔いて、不織布で防寒対策をして冬越しをしたのが功を奏したのでしょうか、こんなに長期間にわたって採れ続けたのは初めてのことでした。

 それにしても、スナップエンドウはものすごく重宝な野菜ですね。そのまま茹でてもよし、おひたしにしても、サラダに入れても、鍋に入れても、とにかくどう料理しても美味しくいただけますから、私

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少し早いけどソラマメ撤収です

少し早いけどソラマメ撤収です

 昨年秋に蒔いたソラマメ。いよいよ収穫時期に入って、まだたくさん大きな鞘がついているのですが、思い切って撤収することにしました。
 ソラマメは上を向いていたサヤがよくふくらんできて、横向き~下向きになってきた頃が収穫の目安なんですが、それを待っている間にカメムシがたかって汁を吸うんです。もうね。これはカメムシの楽園。www

 というわけで、
 ほかの作物に影響が出ないうちに
 これはもう完全撤収

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あの大量の落ち葉を敷き詰めた畑の通路はどうなったんだろ?

あの大量の落ち葉を敷き詰めた畑の通路はどうなったんだろ?

 初冬の頃、大量の庭の落ち葉をあえて腐葉土にせず、そのまま畑の通路に敷き詰める実験をしました。

 あれからほぼ半年がたちました。畑に生の有機物を結構な量入れたら、土の調子が悪くなったという記事をUPしたばかりですが、果たしてあの落ち葉たちはしっかり分解されているのでしょうか?早速検証してみましょう。

 これは好気性菌が有機物を分解しようとして土中の酸素が足りなくなっている証拠ですね。ましてやこ

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ヤバいかも!と思って、とりあえずぼかし肥料を作ってみた話

ヤバいかも!と思って、とりあえずぼかし肥料を作ってみた話

 普段、私は畑に土作りのための自作の堆肥ばかり入れていて、いわゆる「肥料」というものをほとんど使わないで作物を育てています。
 そんな畑に、山の落ち葉や雑木、野菜残渣などの生の有機物を結構な量入れたのは、昨年初冬にかけてのこと。

 そしたら!案の定、この春は土の様子がかなり変わってしまいました。w一言で言うなら、いろんな作物の生育がイマイチ芳しくないんですよねえ。
 あのとき、こうなるんじゃない

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蔓が伸びる

蔓が伸びる

 最近、畑では蔓モノの成長が著しくなってきました。特に昨日のまとまった雨は慈雨となったようです。一夜明けて、今朝見に行ったらどれもずいぶん伸びていました。(^^)
 私はこうした蔓モノのぐんぐん伸びる姿を見ると、決まって「かぼちゃのつるが」という原田直友さんの詩を思い出すんですよね。

かぼちゃのつるが
はい上がり
はい上がり
葉をひろげ
葉をひろげ
はい上がり
葉をひろげ
細い先は
竹をしっかり

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イチゴを巡る攻防最終回 ほー、やっぱり犯人はあなたでしたか

イチゴを巡る攻防最終回 ほー、やっぱり犯人はあなたでしたか

 5月もいよいよ終盤に入って、我家のイチゴの収穫シーズンが終わろうとしています。今年はケモノ達との攻防に巻き込まれて大変でしたが、何とか収穫できて喜んでいます。

 というわけで、あと始末です。イチゴを巡る攻防をふり返りながら、しみじみとネットを外しました。

 それにしても、結局ケモノたちの正体は最後までわからずじまいだったよな。ハクビシンだったのかアライグマだったのか知らんけど、残りのイチゴは

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タマネギを吊ってみました

タマネギを吊ってみました

 先日収穫したタマネギの第二陣が乾燥してきましたので、吊って保存してみることにしました。
 今回収穫したのは第一陣で収穫せずに畑で太るのを待っていた130個。そのうち、小さいものはすでに食卓に乗せては新玉として家族の胃袋に収まりましたので、今回吊って保存するのは約100個ほどとなります。

 以前、ニンニクブレードを作ってここにぶら下げたことがありましたが、今回のタマネギの方がうんと作業は簡単でし

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