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畑の土質改善や作物、農作業にまつわる実験と記録。
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#わたしの野菜づくり

10月の畑の様子をちょっとご紹介

10月の畑の様子をちょっとご紹介

 今年の秋冬野菜は9月の強力な残暑の影響で、大根や蕪の種を蒔いても高温障害で発芽しないわ、苗モノは植えても植えても枯れるわ、ジャガイモの種芋は腐るわで本当に大変でしたが、10月に入ってからの気温の降下とともにようやく元気になってきました。

 1.種まきをしたタマネギはこうなった

 2.お次は苗を植えた白菜の様子

 3.種まきをした大根たち

 4.最後は秋ジャガです

 紆余曲折ありましたが

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サツマイモの収穫をしました

サツマイモの収穫をしました

 前回試し掘りをしたサツマイモ。気がついたらあれからもう随分立ちましたので、全部収穫することにしました。とはいっても今年も10株しか植えておらず、そのうち4株はすでに起こしていますので、今回は残りの6株のみの収穫です。
 なぜそんなに少ししか作らないのか?それは、たくさん作っても食べきれないのと、畑の占有率が高すぎるから。何しろ蔓がどんどん広がって、他の作物の畝を侵食してしまうんですもん。(^^;

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土寄せをしなくていいマルチ栽培のジャガイモに土寄せしてみた

土寄せをしなくていいマルチ栽培のジャガイモに土寄せしてみた

 9月に苦労して植え付けた秋ジャガがかなり大きくなって来ました。

 私は例年、超高畝栽培でジャガイモを育てているのですが、今年の秋ジャガはちょっと思うところがあってマルチ栽培をしています。

 超高畝栽培は、ジャガイモの芽が埋まるほど土寄せをすることでストレスを与えて収量を増やす栽培方法。埋められることで危機感を持ったジャガイモがストロンをたくさん出しますので、一株で穫れる個数が多くなることもさ

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サトイモの試し掘りをしてみました

サトイモの試し掘りをしてみました

 まだ時期的に早いのですが、サトイモの試し掘りをしてみました。
 今年の我家のサトイモは土垂とセルベスを9株ずつ。5月に昨年収穫した小芋を種イモにして植えました。どの株も背丈が2mほどに成長していますので、ちょっと期待できそうです。

 ただ、この夏は少雨と過酷な暑さによる慢性的な水不足でしたし、強い紫外線による葉焼けもたくさんありましたので、どうなっているかは起こしてみないとわかりません。(^^

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サツマイモの試し掘りをしてみました

サツマイモの試し掘りをしてみました

 今朝は予報通り久しぶりの雨になりました。こちらでは本当に長い間降っていませんので、植物たちにとっては嬉しい慈雨です。(^^)

 さて、畑ではこの日照りにも関わらず、5月8日に植えたサツマイモがその勢力を拡大しています。
 今年私が植え付けた紅はるかは、焼き芋にするにはホントに優秀な品種です。だけど、たくさん植えると穫れすぎるし、蔓が伸びて場所を取りすぎるので今年は10本だけ植えてみたのでした。

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いよいよ残暑も終わり?っていうか、お彼岸だよ?お願いだからもう終わって!

いよいよ残暑も終わり?っていうか、お彼岸だよ?お願いだからもう終わって!

 こちらでは9月に入ってもずっと厳しい残暑が続いていますが、みなさんの地方ではいかがでしょうか。日本中どこも同じ?あ、そうですか。^^;

 さて、残暑が厳しいからと言って待ってくれないのが野菜たち。秋ジャガや白菜の植え付け、大根やタマネギの種まきなどの作業はタイミングを逃すと後で取り返しがつきませんから、高温と乾燥が続く中であっても、粛々と農作業を行ってきたわけですが、それらは今どうなっているの

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今年もタマネギの種まきをしました

今年もタマネギの種まきをしました

 今年も時期が来ましたのでタマネギの種まきをしました。
 昨年はタマネギ栽培に初挑戦だったこともあって、種をセルトレイに蒔いたのですが、苗がなかなか大きくならずに苦労しました。

 今年は畑に苗床を作ります。どうやらこちらの方がセルトレイに蒔くよりうんと成績がいいらしい。「めざせ!鉛筆くらいの太さの苗」なのでありますね。

 今年蒔くタマネギは早生の「スパート」と中生の「ターボ」の2種類。「スパー

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桜島大根を蒔いてみました

桜島大根を蒔いてみました

 桜島大根は、鹿児島県の伝統野菜でギネスブックに認定された世界最大の大根です。
 この桜島大根の種が我が家にやって来たのは今年の1月。当時、鹿児島市内で療養中だったChappyさんから郵送で頂戴しました。うちの畑で

「世界最大のギネス記録に挑戦せよ。」という司令付きで。www

 調べてみましたら、この大根は重さは通常で約6kg前後、大きな物になると約30kg。直径は約40 ~50cmほどにもな

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冬野菜の準備 手作業で身をもって知る管理機のありがたさよ

冬野菜の準備 手作業で身をもって知る管理機のありがたさよ

 突然トラブルに見舞われた我が家のオンボロ管理機を、思い切って新しく買い直した話の続きです。

 さて、私は9月のこの忙しい時期に管理機が手元にないという窮地に立たされました。それでも耕して急ぎの畝だけでも何とか完成させねばなりません。ああ、もうどうしましょ?www

 というわけで、とても新しい管理機の到着を待っていられないので、

ここからは久しぶりに手作業でがんばってみることに。(^^;) 

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冬野菜の準備 そして別れは突然に

冬野菜の準備 そして別れは突然に

 ジャガイモの植え付けが終わりましたので、冬野菜の準備にかかり出しました。冬野菜の準備が終わったら、タマネギの種まきが待っていますので、9月は何だかんだと忙しいのです。

 さて、我家の今年の冬野菜は以下の通りです。
 ・白菜(早生と中晩生)…各8株
 ・水菜1株
 ・大根(2種類)…約20本
 ・蕪…約10本
 ・その他の葉物類…適宜
 冬野菜はどうしても作りすぎて、結局食べきれずに春に花を咲か

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秋ジャガの植え付けをしました 後編

秋ジャガの植え付けをしました 後編

前回のえらいこっちゃの続きです。

 デジマの芽出しの結果を見て、秋ジャガの芽出しなんてするもんじゃないなと反省しました。特に今年のように猛暑が続く年はかなりアブナイ。
 でもまあ、やっちまったものは仕方がありません。最初は育苗箱を風通しの良い涼しいところに置いて管理していたのですが、台風10号が来るってことでガレージに1週間ほど避難させたのが大間違いだったんでしょうね。
 デジマの様子を見ている

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秋ジャガの植え付けをしました 前編

秋ジャガの植え付けをしました 前編

 台風も去って、いよいよ9月の初旬になりましたので秋ジャガの植え付けにかかり出しました。

 今回の秋ジャガ予定地は2箇所。いずれも堆肥を投入後に耕うんし、畝を立てて黒マルチを貼って養生させていたのですが、植え付けはその黒マルチに30cm間隔に植え穴を開けて行います。

 黒マルチに30cm間隔で穴を開けたらもみ殻で印をつけまして、一旦めくって株間に置き肥を仕込みます。置き肥は例によってガレージで

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秋ジャガの植え付け準備 畝立て完了です

秋ジャガの植え付け準備 畝立て完了です

 台風10号の進路を気にしながら、先日から秋ジャガを植える畑の準備にかかりました。この作業を終わっ他のが一昨日で、昨日から本格的な雨になりましたのでギリギリ間に合ったといったところです。(^^;)

 さて、ジャガイモはナス科の植物ですので連作を嫌います。ですから何とか1年半~2年くらいは開けるように工夫しているのですが、我家のように小さな畑で春秋2回作付けをするとなると、ローテーションがものすご

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秋ジャガの植え付け準備 休眠期間の話

秋ジャガの植え付け準備 休眠期間の話

 台風の進路を気にしながら、秋ジャガを植える準備にかかっています。

 さて、春と秋の二度ジャガイモを作っておられる方は御存知の通り、世の中には春ジャガ向きと秋ジャガ向きの2種類の種イモが存在します。これは主に休眠期間の長さによって種類分けがなされているのですね。

 ジャガイモは収穫されるとすぐに休眠期間に入ります。その期間の長さは、例えば男爵では90日、メークインは60日程度と種類によってまち

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