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科学は宗教の「私生児」
少し前から居る200万年後の世界に国はない。かと言って、世界政府もない。その代わりにあるのが「エンマ・サブロー」だと、親切なGuiniuGが教えてくれた。
閻魔三郎?
GuiniuGは学生服のポケットから手帳を出して、「EMMΔ III」と刻印された表紙を見せてくれた。「エンマ・サブロー」は、自動翻訳の限界だろう。200万年は短くはない。
(以下、GuinuiGとの雑談メモ)
Guiniu
地球の総人口の半数がいる診療所
オンボロロボットたちが「暮らす」街から、カエルの運転する路線バスに乗って、海沿いを20分ほど移動したら、Hollow Wharfという漁村に着いた。
本当に200万年後に居るのか心配になるほどの見覚えのある漁村の風景だが、「現在(200万年前)」ではないのは間違いない。目に入ってくる小道具がいろいろと古いのだ。公衆電話ボックス(ダイヤル式)とか、タバコの自動販売機とか、軒下のテーブル型ビデオゲー
本当に人間は13人だけなのか?
親切なGuiniuGがオンラインで教えてくれた。
「絵画の価値を貶めるつもりは毛頭ないのだけれど、生き物を研究して知性の謎を解き明かそうとするのは、これ、絵画を研究して芸術とはなんぞやという問いに答えようとするようなものでしょう。
「そう、間違いではないが、一面的。絵画が芸術の全てではないからです。つまり、アリの知性、カラスの知性、タコの知性…あらゆる生物種の知性を研究したところで、得られる答