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興味のないことについて、あなたはどのくらい興味をもって書けますか?

暇すぎた3月から一転、怒涛のような忙しさだった4月。
やっと締め切りが終わり、ひと段落。

最近思うことは、ライターじゃない人生も送ってみたいなということ。
とは言っても、どこかの会社に勤め、毎日勤務できるほどの体力も気力もないのだけど。

ライターというのは難しい。
ただ人に伝わる文章を書けるだとか、読みやすい文章を書けるだけでは務まらない。

時には、やったこともない美容についてあたかも体験しているかのように書かなきゃいけないし、年齢も性別も違う人になって書かなきゃいけないこともある。

私のなかの想像力は乏しいし、身近な人をモデルにして書くほどの憑依力もない。

文章をわかりやす書けば、そこに”キャラ”は無くなるし
体験していない魅力を伝えようとすれば”現実味”はなくなる
限られた文字数が苦しい

どうしても書けない。
書けないものを無理やり書いているから、いい文章にはならない
そこに愛情もないから、文章にその愛の無さが出てしまう

難しい。
ほんとに難しい。

真面目に向き合えば向き合うほど、心は拒否反応をしめす。
一度「書きたくない」と思ってしまうと指が進まない。

自分のなかでやっと組み立てたものが「こうじゃないんだよね」って崩されると、もう頭のなかはパニックだ。

何度も何度も言葉のパズルを組み合わせる

組み合わせているうちに何を伝えたいのか、何を優先するべきかわからなくなってくる。

興味がないものを書くライターとして生きていくには
モチベーションが空っぽすぎる。

みんなどうしているんだろう。

よくある「自分が読みたい文章を書く」ってやつも、そもそもテーマに興味がないから読みたいとおもわないしな。とか思ってしまう冷めた心が脳の動きを止めてしまう。

あー自信がなくなってゆく。
また消えてなくなりたくなる。

ライターという仕事が嫌いになる。

仕事だからやらなきゃいけないし、みんなが惹かれるように魅力的に語らなきゃならないけど。
小説だって漫画だって、みんな一人の人が色んなキャラクターの人生を生み出しいるのだから。
それと同じで、私だっておじさんとして書く能力くらい身につけなければいけないのかな。

好きじゃないものを書くってほんとに難しい。

と、久しぶりのnoteなのに病みモードで申し訳ない。



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