仕事やりたくない
仕事自体、目的や流れを把握していないと仕事上での自分の立場闇の振舞い方がわからないことが多い。伴い仕事の力の入れ具合ややりがいを実感できず、自身の成長の実感もわかず、苦痛に感じるようになると思われる。
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―――仕事に満足できない
―――仕事はめんどくさい
仕事ができないの本質は確かに「面倒臭い」だと実感する瞬間は多い。相対交渉のような相手の感情や思考からあれこれ「うまくいかないだろう」「怒られるだろう」などのネガティブな想像をして億劫になってしまう節は多々あるだろう。そこを押し通してなんとか得たい情報ややりたい要望を相手に言える人がステップアップを成し遂げている印象がある。
―――仕事は給料をもらわなくてもやりたいと思うものでなければ、やりがいを感じない
これは個人的に出会った、あるNPO法人を立ち上げた創立者の方の考えだ。その方は駿台法律経済&ビジネス専門学校に通い、法律などを知りたいと行政書士の資格を取得、現在ではNPO法人を立ち上げ、生活保護受給者の取得支援を代議人を用いて執り行う活動をしているようだ。ベーシックインカムによって働かなくても好きなことをして生活出来る仕組みを目指しているという。その方は大学の就活時期において周りが同じ格好をして就活競争をしているのに辟易として就活自体を辞退したそうだ。
会社
―――月収=手取りではない
―――友人の会社が羨ましい
―――帰属するメリット
―――後世に引き継がれる絶望
■就活
結論から言うと、リクルートとかが言ってる就活マナーとかをそこまで遵守する必要はない。企業側はわかってないし、完全にローカルルールめいたものもある。普通に一般的な社会常識とか事務的なマナーだとかを知ってれば問題なしといった印象。
〈ベンチャー系〉
研修がしっかりしてない分置いてけぼり食らう感が凄いのとやさぐれ感が凄かった。選考はやっぱ早くて直ぐ決まるものの、説明会で人事の人柄の悪さで見切れるのも早かった。悪い意味で飼い殺しになる可能性が高い。素直に会社の先輩が教えてくれたが、私服で楽な分、部署によっては休日出勤もあるし大変だとのことだ。スタートアップ時の若いメンバー(30~40代)で構成されているところは、人事や人を育てるという面がしっかりしていないため、新卒で入社しても成長や学びを得ることが難しい印象だった。
ベンチャーに限らず、会社においてスタートアップ時からいる人達はある程度その人たちで固まっているため、そこに解け入るにはそれまでの経緯を経て知識や経験のブランクを埋める必要が出てくる。基本的にそのようなスタートアップ時のメンバーで固まっている場合は新たに人が入ってきた時に蚊帳の外になりやすいので、新たに入社して入っていく際の立ち回りには注意が必要だ。
やばい派遣は各個人に送るはずのメールをまとめて個人名乗せたまま連名で送る、ベンチャーはフォーマットがあって○○さんのような名前が入る場所に何も入ってない状態で送信された経験がある。どちらも実際に体験したものだが、自分が雇われる身になるとこういった点に不信感を抱いてしまう。
―――ベンチャー企業は内定取り消しも有り得る
〈大手インフラ〉
集団面接前に数人控え室に集まった際に就活生同士で話をした結果だ。目をつぶって指差しで企業決めたとか、近かったから選んだとか。人事の態度が悪かった際に「人の話聴く態度としてどうかと思います」って言い放って辞退したとか。下ネタばっか話す人とか、ガキ大将がそのまま大人になった印象の人ばかりでついていけなかった。
〈中小インフラ〉
大手とは真逆でおとなしい目立たない感じの人が多かった。人事の人も穏やかな人が多かった印象。ただ、悪いこと一切言わずただただ強引な明るさで冷酷な笑みを浮かべる人事がいる説明会があったが、下手すると凄い空気感が漂うので辞めるべきだ。向こうがひた隠しにしていた闇が暴かれたように毒づいた発言・失言をするようになったのだ。実際のところ、グループ企業の一端を担っているため、中小とは言い切れないし、グループ企業の別企業ではまた印象が180度違うのだ。
あるインフラ企業の人に言われた質問には上手く回答できなかった。今でも教訓にしているぐらいの出来事。
「この会社を受けに来るのは大体〇〇学部や□□学部の人。あなたがこの仕事をしたいと志望しても、専門知識無くそういった人達の中で仕事するのは不安じゃないですか?あなたが設計をしたいと言っても、当然技術的なこと以外にも〇〇学部や□□学部のような知識を持った上じゃないと何が良いかを考えられない。私にはなぜあなたがここに来たのかがよく分からない」
と、長くなってしまったがこのような旨のことを言われた。
今までの就活経験で「詳しくなくてもここに入ってきてから覚えていきましょう」みたいな風潮が多かった故に気づかなかった。自己中心的な考えをしてしまっていたことに気付かされたのだった。
―――外資系はシビア?
■ブラック企業
大学在学時にブラック企業の見分け方を就職関連の講義で受けたことがある。週休二日と完全週休二日の違いなどを受けたが、すべての大学で同様にそのような講義が為されているのかが不明だ。また、大学で取り寄せている求人もそのようなフィルターを掛けているようだった。
―――長時間労働・ブラックはすべてにおいて負
―――圧迫面接
―――違和感は嘘をつかない
―――「悪い人たちではないと思うんだけど…」というモヤモヤ
―――言葉の受け捉え方で180度変わる印象
―――社員のメンタルを壊す会社
―――普通の生活を忘れてはいけない
―――頭を使わない単純労働は精神的にも辛い
よくAIにとって代わられる仕事というものがあるが、頭を使わない単純労働と言うのは人間が繰り返し同じような作業を日々続けると精神をおかしくする恐れがある。昔コールセンターのアウトバウンド業務を受けたことがあるがもう二度とやりたくないというのが個人的な感想だ。スクリプトがあり、それ通りに従って電話を行えば大抵は何とかなるのである種頭を使わないで楽だが、ずっと電話をかけ続けるため喉がボロボロになる。結果的に喉ではなく「腹から声を出す」を意識し始めるが何も進展は無く、デスクワークとは名ばかりの肉体労働であり、電話ドカタだ。また、それに加えて契約数に応じてノルマやインセンティブというものがあるが、懸賞に応募しまくって当てる程度のもので自分の実力や工夫を実感できることはなく、繋がった応対した相手次第なのだ。
―――社会の底辺という謎の仲間意識
―――「甘え」という言葉の呪縛
―――システム・体制から変えていかないといけない
―――ホワイト企業もある意味では退職者が多いとのニュース
■ギャップ
就活生時代に自分が志望する業界以外の説明会や面接、インターンに参加した経験から言うと、冷やかしでまったく志望と関係のない企業を見ることは重要だ。
―――新卒で入社してそこに長居すると、そこでの価値観が世の社会だと錯覚する
子供が幼少期の親の暴力性を愛や教育法だと錯覚し、自分の子供に同じような行為をそのまま行ってしまうことがある。ある種、自分がそのようにして育ったんだからそれが正しいと思う反面、自分がそんな目に遭ったんだからお前も同じ目に遭わなければ俺は報われない、といった考えもあるだろう。これに関しては、ネズミ講のごとく、最初に上司から買わされた苦労・鬱憤を部下に買わせることで、最初に購入していた上司がようやくありつけるというこのような構図が成り立っている気がしている。
―――経済的格差は余暇時間さえも奪う
■適材適所
仕事というものがわからない新卒時代や、アルバイト感覚で行える簡単な業務しかしていなかった頃は、やりがいやスキルアップを語り、意識高く社会の歯車として働くことに野心を抱いていたかもしれない。しかし、一番仕事で重要な部分は「働きやすさ」であり、この基盤がしっかりとしていないとやりがいやスキルアップは享受できない。また業務に関する興味は、誠実に謙虚に仕事を覚えようと取り組んでいれば徐々に興味が沸いてくるものだ。
―――自分の長所、良さを推し量る指標はいくらでもある
実際多くの職場で語られるだろうが、仕事に求められることの多くは仕事ができる・できないではなく、組織に馴染むことである。知識やスキルは後から付いてくるものであるため初めのうちは組織に溶け込むこと、そこから徐々に成長を見せることが模範解答だ。
下記のコピペは、お茶汲みのOLが退職したことで会社が倒産した話だ。社会に関わる直接的に役立つスキル的な業務でないにしろ、自分なりの工夫や知恵を絞り、他人の役に立つということがやりがい、ひいては間接的に社会に影響を与える良い例だ。
下記は”スカブラ”という職業についての話だ。
お茶汲みの件と似ているが、この直接業務に関係ない"スカブラ"が首切りになったことを皮切りに、職場のストレスが高まり、生産性が低くなったようだ。今は合理性を求められ、ストレスやプレッシャーに押しつぶされそうになる場合が多い。そうすると気分が暗くなり、それが職場内に波及していくが、皆の気持ちに沿う人、気分を高めてくれるメンター的な存在となったスカブラは必要な存在であり、上手いこと社会に溶け込んでいたということになる。
これについては「人間関係・社内環境」項で詳しく語る。
―――郷に入っては郷に従えはある意味正しい
―――仕事も恋愛もマッチング
大学時代、ゼミ選びの際に教授が言っていた言葉だが「やりたいことがあったとしても、結局は教授と(周りの人間と)合うかどうかが肝。成果物を出さなきゃならない際に、進め方・方針のやりやすさもあるし、人間関係が上手くできないとうまく進めて行けない」との旨だった。これはすべてに対して言えることだと思っている。
新卒であるとそこでの会社の観衆を世間の常識のように捉えてしまいがちだが、場所を離れると180度評価対象や印象が違うということがある。
下記Tweetはそのエピソードの一例だが、最終的にはこの人が正しかったというような結論になっている。絶対的普遍的にこれが正しいとなる行動は定まらないが、自分の行いを正しいと自負し、それを人の役に立たせられるということは業務においても人間的にも非常にやりがいの感じられる転職なのではと思える。
―――凡人が天才に勝るには求められることを行う
■多様性
―――職業に貴賎はない
―――職業に対する印象
―――二者択一によって差別化される働き方
―――当時の外れ者が徐々に環境を常識を新たなものに革新していく
仕事の進め方
―――ミクロな視点ではなくマクロな視点で仕事の大まかな流れを掴んだ上でミクロを掴んでいく
1点1点の作業のやり方をクリアしていく感覚だけでなく、なぜそれを行い、それがどうなるのかといった、一部の作業から全体の作業の流れを読み取ることが重要だ。与えられた情報の中から疑問点を見つけ出して、それによって留意する点を炙り出していくことが重要。また、こちら側の状況を上手く相手に伝え、認識のすれ違いによるミスをなくすことが必要だ。仕事のスケジュール予定から週間・月間・年間の仕事の流れを理解することで自分がいま行っている作業はなぜそうするのかがわかり、自ずと気を付けるべき留意点がわかるし、スタートとゴールがわかれば最短距離を求めて効率化を図ることも可能になる。新人の内は疑問を持つことが重要で、仕事を滞りなく行うことでスルーしてきた事象も今までよくわかっていなかったということがわかる。言われた仕事をそのまま行うだけでなく、何故それをするのかを突いてロジックを求めるのが重要。
一度教えられた業務は記録しておき、後で整理する。そこでわからない点は訊ね、二度目の作業の際にその記録を参考に作業を進め、さらにここで分からない点が出れば再度確認をして作業の解像度を上げていくことで、その意義・理由を知ることが出来るのだ。
―――先延ばしが崩壊を呼ぶ
業務は面倒でも一つ一つをこなしていかないと、積もり積もって乗り越えるべきハードルが高くなってしまうし、次々とやるべき事が増えていく。面倒事を後回しにするのは借金を借金で返していくような自転車操業で、いずれ首が回らなくなり破産する。
―――業務上大切なチップス
―――失敗と抱き合わせの成功が最も自身を肯定し自信を育む
―――抜けがあったとしても期限内に仕事を完成させる正しさ
―――体裁よりも実質的な行動を評価対象に
―――営業マンの心得
【報連相】
新しく入社した会社では自分を有能に見せるためにマウントを取るのではなく、その後の活躍のために少しでも疑問に思ったことを聞いていくのが正しい。そうすることで、質問がしやすい空気感ができ、いざ質問を行う際に巻き起こる「何がわからないのかがわからない」を解消できる。また質問がしやすい期間も新人とされる期間であり、そこで働いている人も最初は新人で入社した自分以上にわからないことが多かったとする人も少なくない。皆自分の立場があるため自己保身などで先輩面したり、やっている風を装うが、その実よくわかっていないまま感覚的に行われている慣習も少なくない。
【優先順位】
■仕事ができない
―――"仕事ができない"は社会的弱者か?
下記引用にもあるが、仕事と言っても基礎・応用・発展のどれができないのかで見方も変わってくるように思える。多くの人は発展ができる人は少ないが、応用は求められることが多い。少なからず、基礎ができていれば場数を熟すことで応用や発展に対応することもできるようになるだろう。ただ仕事ができない人を一括して社会的弱者とするのは間違いだろう。
―――まわりに訊ける人が仕事において最強
―――本業は仕事ではない
■成果主義・減点主義
―――失敗を恐れる環境へ危惧されること
―――ノウハウを独り占め、一人抜けによって成果主義の恩恵をあやかろうとする
―――チャレンジしなくなりマンネリ化、問題を抱えながら働く職場に
―――失敗は成功の基
昔、前の会社に入って間も無い頃、特に人間同士でバチバチと嫉妬やマウントが飛び交い、自分が奪われていくような感覚が耐え難く、人間不信にも陥っていた。ある日、上司と営業回りをした帰り、飲み屋で聞いた若手の頃の話や他の社員の話になった。
「仕事できないって悩んでるんだろうけど、皆昔はそうだ。俺の時は同期4人だったが、俺と技術のアイツは当時の技術トップに『お前らは見込みがない。だから俺はお前ら以外の奴の教育に力を注ぐからよろしく』って言われたことがある。今の営業トップだって技術部だった頃は当時の技術トップに『仕事が出来るまで席立つな』ってずっと席を監視されて行動も制限させられてた」こういった話を聞くと、今の重役も皆昔そうだったのかと安心する。このような苦労話は他の人からも聞いていた。「今の技術の課長は工事日に道具忘れたり、仕事全部外注に丸投げしたりしてた。今の総務課長が営業の頃も、任せた仕事がいつになっても出来てなかったりってことがあった」と係長から聞いたことがあった。
今ある先人の上司たちが仕事が出来て何でも知っているのは失敗を積み重ねた結果だとわかったし、博識な上司は「場数を踏め」と言っていた。
今思うのは、新入社員の時はプレッシャーや世間の意識などを気にして、知ったかぶりや見栄を張ることも少なくなかろうが、素直で実直・誠実に仕事に取り組むのが一番良いだろう。初めは仕事が出来なくて当然。なのでまずは新人らしい新人であって、周りから好かれるのが一番の仕事だと思われる。
■メンター
辛い状況は、何とかそれを乗り越えるため、あるいは今の自分(の言動や考え)を見つめ直すための試練であり、瞑想だ。辛くとも、日々生きて行けば少しは良いこともあるし、そういった凪の時がある。悪い出来事・現状ばかりに引っ張られて盲目になり、現実逃避に走り、どんどん堕ちて腐っていくのでは状況は改善しない。敢えて有言実行で行動し、自分の成長のために成せばそれは己の価値と資産になる。今ある状況を自分のために利用することを心掛けた方が良い。
―――人間誰しもショックが起こればパフォーマンスは下がる
たとえば拮抗する2つの課題「効率的に作業を進める」「ミスや細かい間違いを避ける」によって、注力すべき采配・自分のペースを乱して余計にミスが増え、結果的に回りくどい作業に時間が掛かるというジレンマがある。
ここでミスによって落胆して殻に籠ってしまい、作業を人に確認するのも億劫・憚られ、冷静な順序立てた作業がしづらくなるのが悪循環であり、これでは問題は改善せず、次第に居た堪れなくなってしまう。
―――本人の意を汲み取る必要性
―――己の能力・正しさが根幹となる
―――自分の機嫌は自分で取る
―――仕事上での振舞い方
まず自分が一人前になることを目指すことが自己成長のためにも最もだ。ただ周囲から自分の仕事に対する行動について、難癖を付けられたり良く思われないであろう意図を感じることはあるだろう。もし自身がそれが正しいとして行動をしているならば、その考えは主張したほうが良いし、どうしたら良いかを折衝した方が良い。周囲が「作業が遅い」と言おうとも、自分が「この確認作業を、手順を踏まなければミスによって余計時間が掛かる」と言って、実際問題この確認によってミスが軽減するのであれば周囲もそこまで追及できないだろう。
―――ミスの受け止め方
ミスを忘れるというのは語弊があるが、それを指摘してもらった点については感謝と謝罪をし、次に同じ過ちを犯さないための改善策を模索し、提示しつつ自身の作業をブラッシュアップしていく姿勢を見せることは重要だ。巷では落ち込む人は感謝が足りないという旨があるが、要するに自分主体で動いてしまい、自分を過信した結果ミスが自己のプライドを傷つけ、素直に相手の言い分を受け入れずに落胆するという構図だろう。
周囲に助けられて自身がいることを肝に銘じ、ミスは詫び、その他聞くべきことは臆せず聞き、自分側に入ることを申し訳ないなどと考えてはいけないのだ。
―――後輩へのフォロー
―――適正な評価を与えてきたか?
人間関係・社内環境
職場では、仕事ができるか否か(有能・無能)は個人間でのコミュニケーションの優位性・キャラクター性がモノを言う場合が多い。そのため、曲がったことを許さず、かといって融通が利かない訳ではないという程よい塩梅を目指すのが良い。よって、自分について間違った主張をされたときにはきちんと否定し、逆に誤って他人を疑った際は非礼を詫びるという、誰が見ても正当性のある行動が求められる。
―――「会社は学校ではない」実際は学校よりも多くのことを学んで成長する場であり、そういった人を増やせる環境、多くの人に役立つ場所が社会的意義のある会社組織の立場
―――責任が個人に依存して個で動くのであればそもそも組織で働く意味はない
今は歩合制と言う制度はほぼ見かけなくなり、時給+インセンティブのような仕組みが残っているところはあるが、一般的な企業であればまずない。組織で動く分、ミーティングで各担当者からの相談・提案を議論して課で方針を打ち出し、それに基づいて各個人が対応を進めていく。完全にチーム内での方針や大域が定まらない中、個で動かなくてはいけない部分はあるだろうが、事後報告でも報連相は必要である。これを個人レベルですべて任せて放り投げるのでは個人経営と全く変わらないのだ。
―――理想的な環境は人間関係から
職場内でよく話ができる同僚がいると職場内でもそれが脅威となって、ある程度の目で見られることが安心感につながる。実際、本音で話せる仲の良い・信頼関係のある同僚は作るのが難しいだろうが、都度都度雑談が生じる場面で一言二言挟んで自己主張したり、存在感をアピールするのは組織の団結力や業務上での話掛けやすさという面においても重要な要素となる。会話が難しくとも、バラエティ番組のようにひな壇の上に座って笑っとけばバラエティは成立する。ただ目指すは笑ってる姿をワイプに抜かれる若手芸人ではなく、大画面に映ってワイプで先輩芸人を笑わせる若手芸人だ。
―――既存社員は優秀な新入社員、新入社員は立場が上の上司が脅威となる
既存の先輩社員さえわからない・できないことは多いため、新入社員が入社してきて自分がわからないこと・今まで我流で進めてきた業務を教える立場になった際に引け目を感じてしまうこともある。そのため、新入社員に罠のようにミスをさせて叱ることで威厳を保つパワハラ上司や、完璧を追求し過ぎたリクルート奴隷の新入社員が逆に既存社員にマウントを取るケースは目にする機会が多い。実際はお互い「コイツ使えねえな」と思われるのを恐れての行為であるため、できる(わかる)こと・できない(わからない)ことを明確にして業務を進めていくのが双方にとってよろしい。ベテランらしくあるために新人らしく取り組んで積み重ねていくのだ。
―――上司がどんな人か?どう見えるか?で能率が変わる
―――井の中蛙の社会観念・通念から抜け出す
―――社外の世界を知って身を楽にする
―――情けは人の為ならぬ(自分のために他人を粗末に扱わない重要性)
―――利害関係、生活を人質に取られ手放しに接することが出来ない
学生時代に友人が言っていた話だが、陸上部に所属していた中学時代、成果が伸び悩んで同じ部員の一人によく悪口を言われていたそうだ。だが、部活を引退した3年以降、その部員と廊下ですれ違う時などは何の問題もなく普通に気さくな態度で接されたようで、それが何故だかわからないと言っていた。おそらく、会社においてもそうだろうが、成果によって大会出場などの利害関係が絡む関係では足を引っ張り、例えばその部員がそれを望んでいた場合は目障りになってしまう。しかし、それを除いて個人として何のしがらみなく接する分には問題ない間柄で、特に人柄を問題としていなかったということがわかる。利害関係が絡み、かつ生活面においても大きい割合を占める仕事では人間関係にシビアな目で見てしまうのは仕方がないのかもしれない。
―――悪い予感・展開が予測されるから出る杭にならない
―――「した方が良い」「したら悪いだろう」で前者を優先して行動できる安心・安全環境
―――心理的には土日のほかに水曜休みが良い
有給で水曜日を休みにしたことがあるが、結果2日しか仕事に行かない感覚になれるのでモチベーションがすごい高まる。明日仕事なのに既に土曜日の過ごし方について考え始めるくらいには余裕が出てくる。
■雑談
■トキシット・ワーカー
―――外来種問題が如く、社内の環境を破壊するクラッシャー
職場の人間関係で言うと既存社員ではなく新たに入ってくる社員も要注意で、組織体制を改める名目で職場内で優位に立とうとして上手く立ち回る人は多い。聞こえは良いが、職場内でその人がいないときに「〇〇さんって××じゃないですか?」、仕事の内容・流れに「△△って□□ですよね?」のように組織内に疑問や不和を生じさせる原因を提示し、その割を既存社員が食うこととなる。人間関係にしろ仕事にしろ、お互いがお互い不満を抱えていながらも自分が完璧な人間ではないという弱さや謙虚さ故に言わずにいる暗黙の配慮を逆手に笠を着て、反論しがたい意見を押し付けることによって、自らへの批判を遠ざけている。細々としっかりしている点と、多くの人と関わってコミュニケーションを図っている点から、その人を蚊帳の外に追い出したり苦言を述べる隙がないのも厄介だ。結果、ああ言えばこう言うになるので面倒になって誰もその人に意見を述べず同調し、一緒になって物事や他人を批判するようになってしまう。
先輩・後輩
―――お互いのコミュニケーションが重要
―――わからないことをすぐ聞ける環境と心境がセーフティネットになる
―――皆失敗を通ってきている故にその数が多い先輩程こなせる業務が多かったりする
昔勤めていた建築会社の先輩社員は、新卒で入ったときは緊張のあまり道具を持つ手が常に震えて居たり、道具を持ってくるのを忘れて素手で作業をしようとしたりしていた社員がいたようだ。また別の社員は仕事が出来なさ過ぎて、先輩監視の下、机から立って移動する際にも先輩の指示が必要だったり。このように、過去はこちらがいくらでも不安に思うような失敗をしている人が誰かしらいるのだ。ちなみに皆、課長クラスの重役である。それ故に、失敗をしやすい・擁護しやすい環境作りが重要なのだ。
―――良い上司・悪い上司
―――良い後輩
―――後輩に教えられることもある
■指示
―――相手に良い意味で認知させる
―――1から10までしっかり覚えさせる教育
―――ちゃんと教えた方が早い
―――適切な指導・叱り方
■後輩育成
後輩を持つようになったら今の自分について不安になるのは間違いない。ただ、実際やってみると後輩に教えていくうちに自分で「意外と自分ってできるんだ」と実感でき、自信が付く場合もある。不安に思うのは実のところ「後輩に追い抜かされたら…」「馬鹿にされたら…」という不安であり、その反動でパワハラ・モラハラに走らないように気を付けたいものだ。
―――後輩を教えて自分の実力を実感する
―――後輩の言い分に耳を傾ける
―――後輩に対しての責任転嫁「言った言わない問答」
―――やる気の芽を摘む禁句
―――自分も新人だった頃を忘れている
―――若い世代ではなく時代が変わっている
―――後輩の不調に気付けない組織
■処世術
―――馬鹿っぽさと明るさは愛され要素
前職の仕事では、わからないと言って先輩を頼った方が、素直にできないと言った方が好かれるぞとよく言われた記憶がある。昔、ベンチャーのように自身でいきなり電話して相手とやり取りをする際に、わからない作業を相手先に「~って何ですか?」と訊いたり、関わる人に少し盛ったような態度で接して相手の反応を伺った上で今後の態度を決めたりして出世した先輩がいた。誰にでも自分に素直に話をし、あけすけな態度を取ることがかえって周囲から一定の評価や信頼を得ることで、話掛けやすい・とっつきやすい人物になっているのが真似できないと思ってしまった。これは尊敬に値する。
参考・関連文献