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「UNCHAIN x VWBL Workshopレポート」-暗号屋note

こんにちは! 暗号屋広報です。

今回は、「UNCHAIN(アンチェイン)」とのイベントについて紹介させてください。web3を学ぶためのワークショップになります。

暗号屋が主催するオンライン・ワークショップ

株式会社shiftbaseが運営するweb3エンジニアコミュニティUNCHAINは、Web3エンジニアのための学習サービス&コミュニティです。public chain上でdApp開発を実践できる学習コンテンツを提供し、web3プロダクトの開発歴を証明するNFTを現時点で500枚以上発行して、Web3業界を活性させようとしている注目のサービスです。Web3エンジニアの方で、未体験の方はぜひご登録を。メンバーが1200名いるので、新しい出会いがあるはずです。

暗号屋は、UNCHAINの活動に共感し、定期的にコラボレーションイベントを行なっています。今回の記事では、その紹介をさせてください。

web3開発助成金プログラム「進捗2Earn」

現在開催中の「進捗2Earn」は、web3領域でプロダクト開発に挑戦する個人及びチームの活動を、結果だけでなくプロセスも評価しながら、6ヶ月で累計3,000万円を給付するweb3開発助成金プログラムです。暗号屋代表・紫竹もコメンテイターとして参加しています。現在、3月よりDEMODAYを毎月開催しておりますので、ぜひご参加ください。https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000008.000095801.html

DIscordへの参加はこちらになります。ぜひご参加を!

暗号屋が主催するVWBLワークショップ

「進捗2Earn」だけでなく、2023年1月29日、暗号屋が開発する、持っている人だけ見ることができるNFTデジタルメディアプロトコル「VWBL(ビュアブル)」のワークショップが開催されました。

VWBLは、昨年10月に開発用キット「VWBL SDK」をオープンソースで公開し、誰でもVWBLを活用してデジタルコンテンツ流通やパーソナルデータ取引やDAOでの知財管理など、幅広く活用できるようになりました。

今回のイベントでは、UNCHAINでVWBLを学び、VWBL SDKを使った開発を習得することはもちろん、その先にある開発案件へのアサインメントなどVWBLとUNCHAINで共に成長していけるような取り組みになることを目指して開催しました。今回はそのレポートになります。

VWBL、UNCHAINについて

VWBLについては、以前に暗号屋noteに投稿した記事をご参考ください。

UNCHAINは、NFTの作成やdAppsの構築など、プロジェクト開発を通してweb3を学び、実践経験を積みながら自分のアイデアを形にする力を身につけるエンジニアのためのコミュニティです。ちなみにサイト内の「UNCHAIN Portal」では、無料で22個のプロジェクト型学習コンテンツにアクセスできます。

VWBLワークショップの登壇者


79(暗号屋) 紫竹佑騎。1986年生まれ。新潟出身。株式会社サイバーエージェントにエンジニアとして新卒入社後、ソーシャルゲームのプロダクトマネージャーを経て、ゲーム開発、動画メディア開発をサーバーサイドからフロントエンドまで担当。その後福岡の仮想通貨取引所 Mr. Exchange 取締役 CTO に就任し、退任後フリーランス期間を経て合同会社暗号屋を設立。現在に至る。プライベートではWebやフライヤー等のデザイン、DJ活動もしている。著書に「Web 開発者のための GitHub の教科書」。BAPA1期生。インキュベートキャンプ1期生。 https://twitter.com/79yuuki
hashimoto(暗号屋) 大学在学中エンジニアインターンとしてブロックチェーンプロトコル開発に携わる。大学卒業後ブロックチェーン企業に入社し、ブロックチェーンやWeb アプリケーションの設計、開発に携わる。 https://twitter.com/taki_jp_
bibitto(暗号屋) https://twitter.com/0xbibitto
tate(暗号屋) 1984年生まれ、東京出身。20代はフリーターをやりながら音楽制作やイベント企画など行う。30代からWebプロダクション、広告代理店、デジタルエージェンシーなどで営業、プランナー、経営企画などを経験し、独立。企業のブランド戦略や事業開発を請け負いながら2020年にNFT関連事業にBizDevとして参加。2022年より暗号屋に事業開発として参加。 https://twitter.com/shower_2020
YUKI(UNCHAIN) https://twitter.com/yuki_unchain
katoten https://twitter.com/10_to_Sen

VWBLワークショップの内容

ワークショップ全体の流れとしては、開発の背景やVWBLの仕組み、サンプルアプリの構築方法を3部構成にて学ぶことが出来る内容になりました。

VWBLとは何か?何に使えるのか?(暗号屋79、暗号屋Tate)1時間
・VWBLの基本的な紹介
・AMA(VWBLに関する質問)

VWBL SDKの使い方ワークショップ(暗号屋Hashimoto)30分
・VWBLの概要と仕組み
・NFTとVWBL NFTの違い
・VWBLSDK を使って出来ること

サンプルアプリ構築(暗号屋bibitto)1時間30分
・VWBL NFTのミンティングサイトの構築
1.メタマスクを用いたウォレット連携
2.VWBL SDKによるVWBL NFTのmint
3.VWBL SDKによる基本的なメタデータの表示(一覧画面作成)
4.VWBL SDKによる復号データの表示(詳細画面)
5.VWBL SDKによるVWBL NFTのtransfer

といった形で、VWBLについてを約3時間で学べる内容となりました。

そして最後に参加者にUNCHAINを介したVWBL有償プロジェクトへの優先招待をプレゼントしました。

ワークショップ参加者のアンケート

今回のワークショップ終了後、参加者の方々のアンケートを回答を掲載します。どんな方がワークショップに参加したのか、次回開催以降の参加の参考になればと思います。

偶然ですが、回答いただいた参加者のみなさん全員が、動物のプロフィール画像でした。web3と動物は何か関係性がありそうですね!

参加者1「mashharuki#9415」さん

Q1.簡単な自己紹介をお願いいたします。(UNCHAINに参加したきっかけなど)

mashharukiと申します! 普段は都内のセキュリティ専門企業に勤めていまして、社内でブロックチェーン関連のプロジェクトが立ち上がったことをきっかけにブロックチェーンに興味を持ち始めました。Dappを独学で学んでいたのですが、やはり一人だと限界を感じていて一緒に学べるコミュニティが欲しいと思っていました。そんな時偶然TwitterでUNCHAINのことを見てすぐに応募しました。結果、大正解でした!

Q2.Web3に興味を持ったきっかけを教えてください。

自己紹介でも記載したのですが、社内でプロジェクトが立ち上がってブロックチェーンの技術要素を細かく勉強し始めたのがきっかけです。それまでは従来のWebアプリケーションを開発していました。これまでのシステムと異なり、すでに土台となる基盤がオープンに提供されていてしかも他のアプリとの相互運用性も抜群に良い。Dappを自分の手で初めて開発した時にWeb3の可能性を体感してそこからのめり込むようになりました。

Q3.Web3で好きなプロダクトはどういったものですか?(DeFi、NFT、DAO、etc)

どれも面白いので選べないのですが、強いて言うならUniswapです! テストネット版で初めて触れた時に他のトークンとのやりとりがほぼ自動化されて実行されるのを見て感動しました。少し異なりますが、Defiの機能などをうまく取り入れた決済系プロダクトのSlashなんかもとても面白いと思っています!

Q4.Web3の開発案件で、どのようなプロダクトを開発したいですか?

セキュリティの会社にいることもあって、鍵管理やウォレットに着目したプロダクトを作ってみたいと考えてます。UNCHAIN「進捗2Earn」にも応募しているのですが、 「東京Web3ハッカソン」をきっかけに「鍵管理を不要としながらもDIDやNFT・Verifiable Credentialsを管理できるWeb3ウォレット」を作っています。本業もあるので半分趣味でやっている状態ですが、Web3が抱える鍵管理の課題解決を目指したプロダクトになっています。ハッカソンにも挑戦していたりして、先日行われた「Fracton Hackathon」にもエントリーして審査員特別Prizeをいただくことができました。

Q5.今回のWorkshopに参加してみて、VWBLを使うアイデアは湧きましたか?

VMBLのアイディア、特にVWBL Networkで鍵を分散して管理するアイディアは本当に面白いと思いました! 特定のNFTのみを持っているアカウントに対して情報開示ができるとなると、まず思いついたのが教育系Web3アプリの開発です。 特定のコンテンツをクリアしたユーザーのみがアクセスできるエンタメ系(例えばご褒美メッセージだったり)のコンテンツを提供するというのは面白そうだなって思いました。 あとは、ビンゴ大会やくじ引きとの組み合わせで引いたユーザーに番号と紐づいたNFTをミントしてあげてそこにVWBL対応のフロントへアクセスしてもらい、中身を確認するなんていうのは面白そうだなって思っています!

Q6.今回行っていただいた「Mint Appの実装」の難易度を5段階で表すと?

★★★★(そこそこ難しかった)

Q7.最後に、VWBL Teamに聞きたいことがあればお願いいたします!

今回、このようなワークショップを開催していただきありがとうございました。無料とはとても思えないレベルのコンテンツで感謝しています。 VWBLの仕組みについては興味があります(特にVWBL Networkなど)のでまた別途MTGさせていただけたら嬉しいと思っています。 ありがとうございました!!!

参加者2「std」さん

Q1.簡単な自己紹介をお願いいたします。(UNCHAINに参加したきっかけなど)

tapecojapan株式会社という会社に在籍しておりますstdと申します。 職場では主にNext.js、FlutterとFirebase、Supabaseを使用してWebアプリやスマホアプリを開発しております。 空いた時間は別の事業を手伝ったり、個人開発をしたり、家で猫と遊んだりしています。 2022年10、11月開催された「東京web3ハッカソン」でUNCHAINを知り参加しました。

Q2.Web3に興味を持ったきっかけを教えてください。

NFTが流行りだしてから何かできることがあるかなと思い興味を持ちました。

Q3.Web3で好きなプロダクトはどういったものですか?(DeFi、NFT、DAO、etc)

DAOが好きで特にNouns DAOが好きです。Nounsは持っていませんが。

Q4.Web3の開発案件で、どのようなプロダクトを開発したいですか?

DAOを作りたいです。今のところ会社じゃないと責任が曖昧になってしまい難しいかもしれませんが、個人ではなくてチームで活動できればいいなと思っています。 案件やプロダクトにアサインする時に個人じゃなくて小さいDAO単位でアサインできるような感じです。意図している回答じゃなかったらすみません。

Q5.今回のWorkshopに参加してみて、VWBLを使うアイデアは湧きましたか?

ぼんやりですが湧いてます。
「NFTチケット」イベント入場などで、NFTを持っている人のみQRコード等を表示できそのQRコードで会場に入れる。
「noteのようなサービス」文章の途中でVWBL仕込んで、その後はERC-1155持っている人のみ表示。
「webテスト」受験時は問題のみ表示。試験日が過ぎたら受験者全員にERC-1155を配り回答を表示できる。

Q6.今回行っていただいた「Mint Appの実装」の難易度を5段階で表すと?

★★(そこそこ簡単だった)

Q7.最後に、VWBL Teamに聞きたいことがあればお願いいたします!

SBTのような譲渡不可のNFTは実装可能でしょうか?

参加者3「0xMasa.eth/まさ」さん

Q1.簡単な自己紹介をお願いいたします。(UNCHAINに参加したきっかけなど)

TwitterやDiscordでは「0xMasa.eth/まさ」という名前で活動しています。ビデオゲーム技術の研究開発、機械学習、フルスタックのWeb2/Web3開発などをやっているソフトウェアエンジニアです。Web3については英語圏の学習コミュニティ(Moralis、LearnWeb3、 Alchemyなど)に入って学んでいたところ、たまたま日本でもコミュニティがあるのを知り、すぐに参加しUNCHAIN STARも貰いました。

Q2.Web3に興味を持ったきっかけを教えてください。

NEN STUDIOさんのNFTのアナウンスをTwitterで見たのがきっかけです。NFTに書き込んだ内容でAIが進化する的なアイデアに惹かれました。

Q3.Web3で好きなプロダクトはどういったものですか?(DeFi、NFT、DAO、etc)

今のところNFTです。あと、Web3と言えるのか分かりませんが、もっとブロックチェーン技術の新しいビジネス活用(例えばサプライチェーン事例のような)の方に興味があります。

Q4.Web3の開発案件で、どのようなプロダクトを開発したいですか?

機械学習や量子コンピューティングも面白くて触っているので、それらと組み合わせたものが開発できればと思っています。まだ具体的なアイデアはありませんが……。

Q5.今回のWorkshopに参加してみて、VWBLを使うアイデアは湧きましたか?

クライアントからNFTを持っている人のみが見れるビデオを提供したいという相談があり、NFTの所有をチェックして持っている人だけがアクセスできるサイトにビデオを掲載する形で作りました。VWBLを使えばさらに一歩進んだ形で提供できるのではないかと興味を持ちました。

Q6.今回行っていただいた「Mint Appの実装」の難易度を5段階で表すと?

★(とても簡単だった)

Q7.最後に、VWBL Teamに聞きたいことがあればお願いいたします!

近々もう少し実際の案件に近い形での試作をするかと思いますので、その時はよろしくお願いいたします。

イベントは定期的に開催中!

今回紹介したワークショップだけでなく、UNCHAINとのワークショップとクラブイベントを同時開催した「Link-Shinchoku-Disco」が、2023年4月15日(土)に開催されました。

web3開発助成プログラム「進捗2Earn」で選抜された参加者が自身のプロジェクトの魅力について発表や、全てJPYCで決済できる、web3を代表する会社のDJ/VJによるテクノパーティーという内容です。ワークショップはもちろんのこと、暗号屋メンバーによる「暗号屋DJサービス(ADS)」のDJプレイでパーティを盛り上げました。オフラインでの交流ができた一晩だったかと思います!

今後もweb3コミュニティを拡張するイベントを行なっていきますので、お楽しみに!

お問い合わせはこちら

暗号屋の業務内容について、これからnoteで発信していきますのでフォローを是非よろしくお願いいたします。VWBLに関するお問い合わせはこちらから。
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