柔術哲学(アンディ)

文章を書くのが好きです。MMA→今は柔術メイン。柔術:2023年全日本アダルト青帯三位…

柔術哲学(アンディ)

文章を書くのが好きです。MMA→今は柔術メイン。柔術:2023年全日本アダルト青帯三位、全日本マスターオープンマスター1青帯ライト級優勝。2023年優勝11回(階級7回無 差別4回)MMA:アマ18戦12勝3敗3分、プロ(セミプロ)1戦1勝

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柔術哲学の記事は全文無料で読めます。でも、投げ銭もらえたら嬉しいです。

 自分レベルの柔術愛好家が有料の記事を出すのははばかるし、そもそも自分の考えをまとめるためにやっていることで利益ははなから期待してないです。でもうれしい感想の声をいただけたりすることもあるので、一応全文無料で読める形の有料記事にしようと思います。  これでお金が入ったらラッキーだし、入らなくても別によし。って感じです。気が向いたら投げ銭してくださーい。

    • 体操選手の喫煙と処分について

      思ったことを書きます。体操女子代表の宮田選手が19歳で喫煙が発覚し出場辞退となりました。特定の誰かを非難するわけではなく、ネットにはびこる意見に対して自分の考えを書きました。やや火力強めに書いたので読みたい人だけどうぞ。

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      • 柔術家の筋トレ「”効かせる"って必要?」(全文無料)

        今日も今日とて柔術は楽しい 1.”効かせる”とは鍛えたい(筋肥大させたい)部位にかかる負荷を逃がさないように”効かせる”のが筋肥大には効果的です。反動を使ったり別の部位に負荷が逃げないようにします。 ”効かせる”は「ストリクト」とも呼ばれます。 2.チーティング雑に言えば、”効かせる”の対極にあるのがチーティングです。 反動や別の部位を使ってトレーニングすることがチーティングです。足を思いっきりスイングして懸垂したり、ぶん回すカンジでアームカールするようなイメージです

        • 格闘技における体重超過(全文無料)

          今日も今日とて柔術は楽しい。今日は体重超過について。MMAやキック、柔術でも日々話題になる体重超過。明確な答えは出せませんが整理はできます。 1.大前提。体重超過は悪議論の前提として、体重超過は悪です。これは絶対。やっていいことではないです。興行によっては罰金を払えば公式戦扱いになるので罰金を払って体重超過して試合を有利に進めようとすることも可能ではありますがそういう話をしているわけではなく大前提として「体重超過は悪」です。 アマチュア競技でもプロ競技でもそれは同様です。

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        • 柔術哲学のガードリテンションシリーズ
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          路傍のフジイ「自分のモノサシを持つ」

          柔術回ではありませぬ 路傍のフジイという漫画をご存知でしょうか。最高でした。せっかくなので感想文をまとめます。 1.主人公 フジイさん独身中年の派遣社員。恋人はおらず友人の結婚式に参加したこともなく同僚からもナメられている人物 一見「こうはなりたくない」孤独で不幸でさみしいと思われるような人物です。 でもそんなことはなく、彼は人生が楽しくて、不老不死になりたいくらいやりたいことがたくさんあるといいます。 自分のモノサシをもっている 人生は日々いろんな”モノサシ”で

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          柔術を「ユルく楽しむ」とは(全文無料)

          今日も今日とて柔術は楽しい。今日はちょっと過激に。 最初に自分は といった主張をしたいわけではありません。あしからず。 この手の記事を書くと必ず一定数「みんながみんな試合に勝つために柔術をやっているんじゃないんだ!押し付けるな!」みたいな意見が湧いてきます。 まともに日本語読めないやつは絡んでくるな。小学校の国語からやり直してこい 1.「ユルくやる=楽しい」「真剣にやる=キツイ、楽しくない」なのか個人的に柔術を「ユルくやる」というのは嫌いです。その人がどういったニュ

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          柔術教則レビュー「橋本知之 スパイダーガードシステム 初級編」(全文無料)

           今日も今日とて柔術は楽しい。今日は教則のレビュー。先日スパイダーガードシステム上級編を購入したので改めて初級編から見直そうというわけであります。改めて見たらいい教則だったのでレビューしました。 1.選手の紹介橋本 知之選手 2.内容紹介 (フローチャート)1-5がエントリー+ガードリテンション 6-7がガードコントロール 8-14がアタック なんと教則の内容の半分がリテンションとガードコントロールです。でもそれが良い。なぜそれが良いのか以下書いていきます。 3.オー

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          「流行のテクニックより基本を大事にしろ」なのか?(全文無料)

          今日も今日とて柔術は楽しい。 1.そもそも基本とはなんぞや柔術の基本とは?エビ?下からの腕十字?|柔術哲学(アンディ) (note.com) この記事で詳しく書いたのですが、ソロムーブや基本の打ち込みが基本というわけでもなく、昔からあるベーシックな技(フックスイープやクロスニーなど)が基本というわけでもなく、その技の根幹となる部分をしっかり理解していること、だと思います。 なので、「昔の技、ベーシックな技=基本」というのは短絡的ではないかと思います。 例えばベリンボロ

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          満たされてない人が、批判や議論をする

          書き散らし回。「明日は我が身」と、自分への戒めを込めて書きます。 「適切な批判は発展につながる」というのは正論であります。「クレームはなく貴重な意見」というのも素晴らしい考えです。 でも、正論が必ずしも現実に即しているかというとそんなことはなく。 適切な批判をするようなまともな感覚を持っている人、経済的精神的に自立している人は他人をいちいち批判しません。メリットもないし自分が被害を被る可能性が高いので。なので適切な批判などというのはほとんどなくオッサンの自慰行為です。プ

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          パスで膝をつくな! (膝をつくメリットデメリット、ついていい場面)(全文無料)

          今日も今日とて柔術は楽しい。今日はシンプルなパスのアドバイス 1.トップはまずベースが大事トップのベース9種まとめ(全文無料)|柔術哲学(アンディ) (note.com) こちらの記事にベースをまとめています。トップで一番重要なのはベースです。姿勢です。 「姿勢、ベースが一番大事です、「姿」の「勢」ですからね」 これはALMA FIGHT GYM HOMIESの細川先生が言っていたので自分の中で大事にしている柔術哲学です。 いくつかベースがありますが、オススメは「そ

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          「健康被害のないドーピングもある」という考え。ゲートウェイドラッグの話(全文無料)

          今日も今日とて柔術は楽しい。 前回のドーピングの記事が思った以上に読まれていてうれしいです。ドーピング、ステロイドは絶対的に悪です。容認してはなりません。(医療的な目的をのぞく) 今回はその補足的な記事です。 1.健康被害のないドーピングは存在するか?ドーピングについて詳しくないので、断言はできないのですが、おそらく健康被害の限りなく少ないドーピングも存在するのだと思います。 これも分かりませんが、適量で適切な使用方法(?)で使用すれば健康被害なく能力を上げることもお

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          教則レビュー「松本一郎 GUARD REVIVER ガードリバイバー」(全文無料)

          今日も今日とて柔術は楽しい。今日は教則のレビュー。 1.選手の紹介松本先生は大会結果も残しているバリバリの柔術家でありながら、国家資格を持つ治療家(柔道整復師)でもあります。体の構造の話が分かりやすかったのも納得。しかも東大寺に勤務する僧侶でもあるとのことです。 五か所で指導をされており、豊富な指導経験に裏打ちされた説明はとても分かりやすいです。 また、服や靴好きで指導者として清潔感のある恰好を心がけているとのこと。本教則のオシャレなジャケットも納得。 2.内容紹介基

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          ”ゴネ得”は本当なのか(全文無料)

          書き散らし回。 やりたくないことはやらなくてもいい、なのかゴネ得という言葉があります。ごねただけ得をすることで、黙っているよりもゴネたほうがいいという意味です。果たしてこれは本当でしょうか。 世間は非合理的な業務は断ることが正しいという風潮が加速しています。これ自体は悪いものではありません。でもそれで本当に得をしているかどうかは分かりません。 世の中そんなに単純ではないゴネ損 ゴネ損という言葉はないが、それに近いものはあると思います。ゴネることで得をしたように思えても

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          「負けてもいいから試合に出よう」なのか(全文無料)

          今日も今日とて柔術は楽しい。今日は試合のマインドの話 1.前提の話本題に入る前に前提として、柔術をやっている人が試合に出るのは義務ではありません。出なければ楽しめないということもないです。 でも試合に出ないと見えない景色があるのもまた事実。 柔術で試合に出るという選択をした勇気は素晴らしいものです。自分は試合に出る柔術家の方を尊敬しています。 2.選手とそれ以外は違うそもそもアマチュア競技なのでどこまでを選手とするかの線引きは難しいところですが。。。 「黒帯アダルトで

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          成果を検証する上で大事なこと(全文無料)

          今日も今日とて柔術は楽しい。こんなこと当たり前だろって話ですが、自分の考えの整理のためにも書いてみました。 1.どんな検証でも大事なこと検証をするとき大事なことは本当に相関関係があるのかを確認することです。 2.柔術でもこの考えは大事2-1 テクニックの検証 失敗した理由の検証をするときに、できない理由を正確に把握する必要があります。個人的には技が成功したときよりも技が失敗したときにしっかりと掘り下げるのが大事だと思っています。成功したときは精度が低かったり正しくない形

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          爪を切れ(全文無料)

          今日も今日とて柔術は楽しい。今日は短めに思ったことを 柔術家は爪を切りましょう。けっこう忘れがち。試合なら道着チェックの際に爪も一緒にチェックされます。長いと試合に出られません。それくらいのものです。 相手にケガをさせる危険もあるし、自分の爪が道着にひっかかって爪がはがれることもあります。 できることなら爪ヤスリで削るのがベスト。でもめんどうなので伸びたら爪切りで切るだけでも問題はないです。 手の爪はもちろんですが、足の爪も。あと足の爪の間のカス。アレはにおいの元にも

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