自分を表現する言葉を増やすトリセツワークショップ連続3回講座!実際に、自分だけの取り扱い説明書を作ります。
※募集終了いたしました。たくさんの申し込みありがとうございました!
トリセツワークショップへの想い
noteを開いてくださってありがとうございます。合同会社&anteの原田です。
「もっと自分のことを表現できる言葉が増えたら。」
私は自分のことを他者に説明するときに、うまく言葉が出てこず、悩んでいた時期がありました。本当はこんな言い方をしなくても伝わると頭ではわかっているのに、自分の調子によってはできなかったり、調子が良い日と調子が悪い日の違いがわかるようでわからなかったり。
自分を大切にするって言うのは簡単だけど、実際「大切にする」ってどういうことなんだろう、と悶々としていました。
そんなときに出会ったのが、べてるの家の当事者研究、という取り組みでした。べてるの家とは、北海道浦河町にある精神障害等をかかえた当事者の地域活動拠点です。そこで行われている当事者研究という取り組みは、当事者がかかえる固有の生きづらさを元に、その中から生きやすさに向けた「研究テーマ」を見出し、その出来事や経験の背景にある前向きな意味や可能性、パターン等を見極め、仲間や関係者の経験も取り入れながら、自分らしいユニークな発想で、その人に合った“自助-自分の助け方”や理解を創造していくプロセスを大切にしている取り組みです。(一部HPより抜粋)
当時の私は、藁をも縋る思いで、ベてるの家がある北海道の浦川町まで行って、話を聞きにいきました。
実際に当事者研究をやっている場に参加させてもらって、参加している一人ひとりが感情を丁寧に共有しながら自分と向き合っている姿がとても印象的でした。自分はどんなときに調子が良くなって、どんなことがあると調子が悪くなるのか。調子が悪くなったら、何をすれば、回復して、自分の周りのいる人たちにどういうヘルプを出せば良いのか。そんなことを他者に共有して、その共有したことに対して、聴いていた周りがコメントをしていく。
そんなやり取りがその場では交わされていました。
この時、障害の有無に関わらず、「自分の取り扱い説明書」を作り、かつそれを他者にも共有する重要性をひしひしと感じた瞬間でした。
自己開示ってとても勇気がいることだと思うのですが、それ以上にそこにはどんな自分であってもお互いを認め合い応援し合う関係性が広がっていました。私もこんなコミュニティと関係性を作りたい!広げたい!
そう思って、今回のトリセツワークショップを企画することにし、昨年12月に開催しました。
参加者の方々は、こんな理由でトリセツワークショップに参加してくれています。
自分の強みを理解したい、自分のことを深く知りたい、他者に自分のことをよりよく知ってほしい。そんな想いを持って参加してくれました。
私自身、取り扱い説明書を、自分の仕事仲間やパートナーにも共有して、自分が大変な時や困っている時にどうして欲しいかを共有するようになって、随分自分を責めることが少なくなりました。
自分が楽になった理由としては大きく3つあると思っています。
取り扱い説明書を作る最大のメリットは、自分だけではなく周りの安心にも繋がる、ということだと思っています。
生きていれば、誰しも不調(落ち込み、不機嫌、イライラ等)は訪れます。でも、大切な人が不調だった時に、なぜ不調なのか?わからなければ、不安になります。
と悩んだことがある人もいるかもしれません。
そんな時に取り扱い説明書があると、
「こうなったら、こうしたらいいのね」と理解できるので、安心して相手と向き合うことができます。また、取り扱い説明書があることで、「あなたの場合はどう?」と相手を知ることにもつながります。
こういった自分の経験から、ほとんどの人間関係は、この取り扱い説明書が大いに貢献してくれるのではないか、と私は思っています。
誰しもが持っている何らかの「特性」。
このトリセツワークショップでは、自分の特性を「治す」ことを目指すのではなく、「活かす」ことを大切にしています。
連続3回のワークショップでは、実際に自分の取り扱い説明書を完成させます!
実際に参加者の皆さんが完成させた、取り扱い説明書はこちら。(参加者の許可を経て掲載させていただいています。)
今回のトリセツワークショップは、デザイナーの城くん(1番目に取り扱い説明書を掲載している人です)を運営にお招きして、トリセツワークショップのオリジナルテンプレートを用意していただきます!!ワクワク!!!
絶賛作成してもらっているので、完成次第、こちらでも情報更新していきますね。
完成した取り扱い説明書は、完成して終わりではなく完成した後、どう活用するかというところまで考えていくことを大切にしています。
一緒に自分だけの取り扱い説明書を作成して、共有し合えることを楽しみにしています!
▼目的
自分を表現する言葉を増やし、他者に自分を適切に説明できるようになることで、自分も他者もより大切にすることを目指します。自分を適切に癒し、自分の特性を理解して、日々を過ごすきっかけをつかみます。
なにかスキルを身につけるとかアドバイスをしたりする場ではありません。
また、自分と同じような特性や悩みを持っているひとがいることを知り、
話してもいいんだと思えるようになることや、頼れる先を増やせるようになることを目指します。
▼テーマ
トリセツワークショップでは、大きく3つのステップを大切にしています。
①認知(自分の思考の癖を知る)
②工夫(工夫できることを考える)
③行動(実際に工夫を行動に移す)
テーマ:自分を縛っている思考の癖を知る
1回目:4月8日(月)20:00-22:00
・参加者自己紹介
・「認知」自分を縛っている思考の癖を知る
まずは自分の思考の癖を知ることから始めます。自分の悩みや特性がどこから来ているのか、自分の特性の解像度を上げていきます。自分でジブンの特性に、名前をつけて客観的に捉えるワークをします。
テーマ:自分が自然体でいられる工夫を考える
2回目:4月15日(月)20:00-22:00
・自分の取扱説明書を作成
・自分の特性を認知した上で、そこから日常生活で工夫できることを考えてみます。どういうときに特性が出やすいか、どうすればその特性が緩和され付き合いやすくなるか可視化し、具体的なアクションプランに落とし込んでいきます。
テーマ:工夫を実践して振り返ってみる
3回目:4月22日(月) 20:00-22:00
・自分の取扱説明書をブラッシュアップ&完成
・実際に工夫を行動に移し、その振り返りを行います。定着するためには振り返りが欠かせません。実践後の振り返りのコツも含め、本当に自分にあった実践を見つけていきます。
▼こんなひとにおすすめ
・自分の特性について言語化したい人
・自分についての悩みを持っている人
・他者にうまく頼れるようになりたい人
・1人ではなく誰かと一緒に自分と向き合いたい人
・自分と他者との関係性をより良くしていきたい人
▼大切にしたいこと
・できる、できないの評価基準で判断しない
・調子が悪い日は向き合うことを無理しない
・それぞれの違いを楽しむ
・失敗、うまくいかないこと、大歓迎!
・自分が聴いて欲しい聴き方を他者にもする
▼参加費
25,000円(税込)
▼定員
15名
▼3/21 本編前無料プレイベント開催!
\本編参加前に体験していただけるプチワークショップを開催します!/
プレイベントでは、実際にトリセツワークショップに参加した参加者をお呼びして、どうやってトリセツを作ったかや、トリセツ完成後の変化などのエピソードをお話しいただいたり参加者でプチトリセツワークなどを予定しています!
少しでも興味を持ってくださった方がいたら、お気軽にご参加ください◎
日時:2024年3月21日(木)21:00-22:00
実施場所:Zoom ※上記peatixリンクから申し込んでいただければURLが送付されます
参加費:無料
▼本編へのご参加お申し込み
下記のGoogleフォームよりお申し込みください。
※キャンセルについて:
参加費振込後の返金は致しかねます。ご了承ください。
※申し込みの際にFacebookのアカウントをご記入いただき、申し込みいただいた方のmessengerグループを作成させていただき、そちらで詳細のご案内いたします。
※Facebookのアカウントをお持ちでない方は、申し訳ありませんがご登録をお願いいたします。
申し込み締め切り:2024年4月6日(土)23:59
※定員に達し次第、受付を停止します。お早めにお申込み下さい。
▼運営メンバー
原田優香
1994年5月生まれ。京都府宇治市出身。
社会福祉士(第208770号)精神保健福祉士(第76385号)産業カウンセラー
その人の力ではどうにもならない「生きづらさ」をどう社会全体で「生きやすさ」に変えていくのかを学ぶ為に福祉について専門的に学び、国家資格を取得。これからの社会を生き抜く為には自分のことを適切に理解して言語化していく対話力が必要だと思い、3人1組になって自分を探求していくジブン研究という対話型プログラムを2018年に立ち上げる。総勢300名弱の個別相談に対応。「人にとってのより良く生きる為の場の在り方とは何か」を探求中。2023年4月より立教大学大学院リーダーシップ開発コースに通学しながら、人材開発・組織開発について勉強中。
大滝文一
北海道旭川市出身。認定キャリアコンサルタント・コーチ。
早稲田大学卒業後、米国発の世界的な表現教育「ヤングアメリカンズ」を手がけるNPOで5年間プログラムの企画運営を行い、全国20都府県で述べ5万人以上と場作り。参加者が自分を信じ、勇気を出して一歩踏み出す場作りに携わる。旭川にUターン後、世代を超えて英語で学ぶアフタースクールを立ち上げ。コーチング・キャリア教育を主に学校・企業・政府と横断的にプロジェクトを行う。2022年春よりスウェーデンに大学院留学。北欧の社会と個人の両方を大切にする、持続的な生き方を学ぶ。大学院では学習科学を専攻。2023年夏に帰国後も日本の大学院で博士課程に所属し、豊かな学びのデザインについて研究と実践の橋渡しにチャレンジ中。
城智史
1995年奈良県五條市生まれ。秋田公立美術大学に入学し、授業や学外の活動を通じてグラフィックデザインを学ぶ。合同会社ホームシックデザインへの入社を期に盛岡へ移住。3年間勤務し、2023年4月に独立。依頼者に寄り添い、同じ目線で考え、ともに目的地を定めて向かっていく姿勢を大切にしている。「城と一緒に」、目的地に近づきつつある過程「途上」という意味を込め「tojoedesign」という屋号を掲げる。
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