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誕生日プレゼント。


誕生日なのに! と言われながら、いつも通り仕事をしていたのだけれど、今日は仕事の予定を入れて本当によかったと思える1日だった。

わたしは、地元の空が中学生の頃から好きだった。黄金の稲穂と彼岸花の風景は、小学校の写生の時間に描いてから毎年ずっとたのしみにしている。


こんな風に小さい頃から感じてきた地元の価値を、ようやく胸を張って「いいところなんです」と伝えられるようになってきた。正直、すべてが好きだとは思えないけれど、だれになんと言われたとしても、わたしはやっぱりこの場所が好きだ。

そして、そんな地元と「仕事」を通して関われるようになったのがほんとうにうれしくて。すこしだけ、大人になれたのかな。


最近は、移住してお店や宿をされている方やその場所を訪ねてくる方が、国内外からやってくるようになってきて、亀岡を案内しながらわたし自身も地元を旅をしているような感覚になる。

もちろん、それはわたしの先祖も含めて、この土地で長く暮らす人たちが築きあげてきたものがあるから成り立っているんだけどね。だからこそ、変わるもの・変わらないものを大事にしたい。


今日も移住希望の方を案内していた。

わたしが感じてきた価値と似ているものを、共有できる人たちに仕事を通して出会えることは、本当にぜいたくなことなんだと思う。いろいろ言われることもあったけど、この方向で間違ってなかったんだなって。

なんか、そんな時間をすごせたことがとてもとてもぜいたくで、最高の誕生日でした。


同時に、英語で地元を案内する機会がだんだん増えていて、なんだかおもしろい。試練のようなプレゼントかもしれないけれど、昨年とれていなかった時間なのでありがたいよね。



仕事も文章も写真も、ほんとうにひとつの手段でしかない。

でもそれが、すこしずつつながりはじめたいまだからこそ、もっとやるべきことが見えてきた気がしていて。どれもスキルアップが必要だけど、途中にいることがわかっているからこそつよくなれる。


まだまだ先は長いね。でもきっと、着実に前へ進んでいるんだと思う。26歳もたのしみだなぁ。

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