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#コラム

これからの災害対策、気になる事を書いてみました。

今年もまた、この日が来ました。 3月11日。2011年、日本を襲った未曽有の巨大災害、東日本大震災が発生した日です。 その規模がどれほどのものだったのかについては、改めて語る必要もないでしょう。 ちなみに、3.11の地震がいかに規模の大きなものだったかについては こちらの動画でもよくわかります。 その震災からもう8年が経過しました。 私は教職におりますが、以前は生徒たちと震災について「こんなことがあった」と意識を共有しながら話ができていました。 しかし、今の中学生たちの

Is this my hometown?

亀岡に、いろんな国からやって来たアーティストたちが滞在している。 彼らや彼女たちの関心にあわせて、人をつないだり、情報を共有したりするのが「地元民」としてのわたしの関わり。できることは限られているけれど、できる限りのことはやろうと思っている。 アーティストや外国の方々の視点を借りることで、地元の見方や捉え方が変わってくる。なんだか一緒に地元を旅をしているみたいでおもしろい。 そんなことを考えていると、いつか、どこかでお会いしてみたい中村佳太さんのnoteがタイミングよく

「平成」と生きてきたぼくら。

目に見えるもの、見えないものはあるけれど、価値の「つくり手」になることで、わたしたちは豊かさを感じているのだと思う。 大橋トリオさんの「そんなことがすてきです。」という曲の “物にあふれたこの時代に 作りだすことは とても難しい宿題さ” というフレーズは、平成という豊かな時代の「光」が生みだした「陰」の部分を表しているのかもしれない。 でも、そこに難しさがある限り、つくり出せるたのしさがあるのではないかと思っていて。 物にあふれたこの時代に 作りだすことは とても難しい

クリエイティブは、ヒエラルキーを剥がす

音楽、おやつ、遊び、文学、絵画…。クリエイティブはヒエラルキーを剥がす力がある。社会的な序列にかかわらず、よいクリエイティブの前では、みんな一人のひととして、同じように心を動かされるから。 例えば、昔働いていた外資系大企業の、当時の日本法人CFOは、真面目なシーク教徒の男性だった。ターバンを巻き、いつも威厳のあるたたずまい。部下と世間話をしたのも見たことない。そのCFOを「レッチリのライブで見かけたのよ!めっちゃノリノリだった」と同僚が教えてくれた。「うっそ、まじで!信じら

2050年に、「こたつでみかん」は存在するのか。

先ほどまで「爆笑!明石家さんまのご長寿グランプリ2018」のご長寿早押しクイズでげらげらとお腹を抱えて笑っていたところだった。だって、素の状態で、滝沢カレンちゃんの職業を「首長族」と言ってしまうんだもの。 同番組で、過去の自分に対するビデオレターのコーナーがある。それぞれが、昔の自分へのアドバイスや応援メッセージ、成し遂げたもの、願いなど、笑えるものから涙ものまで様々なストーリーを語られていた。 今のわたしと同い歳くらいの時に戦争を経験した方々は、おそらく100歳近くにな

そこに、「生活者」としての視点はあるのか。

SNSを見ていると、思っていたよりも反響があった地元の「プラごみゼロ」宣言。正直、唐突すぎてびっくりしたというのが市民としての感想だった。 わたし自身も数年前からエコバッグを持ち歩いていたし、毎回というわけではないけれど、レジ袋が入らないときは断るようにしていた。 そうするようになった1番のきっかけは、市内のお店で買い物をするようになったことだと思う。 ここ数年で、生産者や顔をよく知った方々から直接ものを購入する機会が増え、毎回のようにレジ袋をもらうことになんだか申し訳

個々がつくる「まち」のアイデンティティ。

どんな風に見てほしいのか、そのアイデンティティを自ら示せるまちはおもしろいんだろうなと思う。 外国の人が日本の文化を知ろうと思ったら、日本で日本人と暮らすのが一番。日本の飯を食って、日本の服を着て、日本の匂いを嗅いで、それが一番ですよ。 山極壽一さん/ほぼ日手帳・日々の言葉 10/6 明日(つまり本日)、地元で開催される「地域資源としての古民家の魅力」に登壇することになっているので、それに向けて再びあたまの中を整理していこうと思っています。 まち並みという「文化」を歩く

いつだって、逃げる場所をもっている。

旅が好きな理由を挙げるとするならば、その地ならではの食や暮らしている人々との交流、まち並みをたのしむことだと思う。これは旅に限らず、生きることの「よろこび」に近いのかもしれない。 もうひとつ挙げるとするならば、「逃げられる場所」を世界中につくること。いつだって、どんなわたしでも迎え入れてくれるだれかがいる。 たとえ、いま目の前にそんな場所が見つからなかったとしても。 ::::::::::: 今年のはじめに、イギリスで出会ったタイの友人のもとを訪ねた。2人は前の年に日本

いつか、母校でやってみたい授業。

仮に、あなたに遠い国で暮らすともだちがいたとして、来月、日本にいるあなたの元を訪ねるとしたら、どんなところを紹介したいと思いますか? 有名な神社仏閣? 日本食が食べれるお店? 日本文化や職人の仕事を体験? きっといろんな選択肢が浮かんでくると思います。 個人的には、こういったお題を小中学校の授業で実践できたらおもしろいんじゃないかと思っていて。(すでにやっているところはあるかもしれませんね。)なぜそう考えるのか、いくつかの項目に分けてご紹介していきたいと思います。 ①自

ちいさなまちで暮らすわたし達のアイデンティティ。

自分たちの「アイデンティティ」をみえるかたちにしてみたら、おもしろいのではないか。 そんなことを考えているとついつい手が滑ってしまい、奇妙なキャラクター「かめじん」が生まれました。 かめ-じん 【亀人】 (名)亀岡で暮らす人たちが、自分たちのことを呼ぶときに使うことば。 この度、「かめじん」にあたらしいなかまができました。微力かもしれないけれど、かめじんを通して「亀岡」のお出かけがたのしくなったらいいなぁ。(ありがたいことに次のなかまを描きはじめているところです。)

最期にたべたいもの。

それは、さば寿司。 18歳の時にバイト先で出会ってから、すっかり虜になった。 さば寿司への愛についてはまたどこかで書こうと思うけれど、いまはまだ、なぜ好きなのか・どう好きなのかはうまく言語化できていない。でも、さば寿司を食べたら確実にHPが回復する。細胞レベルで求めている。 「最期にさば寿司がたべたい」ということは、噛むための歯を残さなければならないし、固形物を飲み込むために、食道を鍛えておかないといけない。とにかく健康でいなければいけない。100歳まで生きるつもりだか

ホテルでモノは売れるのか

今月のCasa BRUTUSの特集が「LIFESTYLE HOTE」ということで、早速読んでみました。 まだまだ知らないユニークな宿がたくさんあることに思いを馳せつつ、メディアとしてのホテルが盛り上がってきていることを改めて感じる特集でした。 中でも、小売の人間として気になったのが「STAY&BUY」というまとめ。 以前から店舗の進化系としてホテルというかたちがありえるのではないかと考えていたので、すでに実現しているホテルがあることに感動と驚きを覚えました。 紹介され

有料
300

暮らしたい場所で暮らすこと。

ひとが、ひとらしく暮らしていくための手段として「移住」があるのだと思います。 地方創生や東日本大震災をきっかけに暮らしたい「地域」を考えるひとが増え、ある種ブームのようになった「移住」。TVや新聞、雑誌など、いろんなメディアが取り上げるようになったことで、以前よりも「移住」という言葉に対してイメージが湧きやすくなったのではないでしょうか。 実現したい暮らしを求めて地域と出会い、たのしく暮らされている方がたくさんいる一方で、地域ならではの文化やコミュニケーションの仕方がある

3年後、どんな働き方をしているのだろう。

解をもたないままに書きはじめているのですが、本日の社内ミーティングで「自分たちの会社」のこれからについてのお話が白熱していたので、なんだかすこし考えてみたくなりました。 世間一般的な「会社」というものと、すこしだけ違う(かもしれない)ところで働かせていただいているのですが、友達が働いている会社との違いってそんなにないんじゃないかな。 定時がなくて、オフィス出勤自由。服装自由、在宅ワークOKで、複業・兼業もOK。 思いつくのはこれくらいでしょうか。 それがかっこいい