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美味しいごはんは幸せのもと

実は、料理教室に通っている。

わたしは料理が大の苦手だ。というか、細かい作業がたぶん得意ではない。だから、料理をしても男飯になってしまう(面倒くさいと思ってしまうのだ。女子力(?)の欠如!)。

小さい頃に楽器をやっていたことで、家族から手を危険に晒さないよう、それはそれは大事に育てられたため、ひとり暮らしをはじめるまでは包丁とは無縁の生活をしていた。

指にケガをしたら大変!と、中学のときもバスケ部への入部を反対されたくらい(!)。だからといったらアレだけど、細かい作業が壊滅的に苦手なのだ。

料理教室に通い始めたのは、友だちの誘いがきっかけ。体験レッスンに行ったら楽しくて、まんまと乗せられて入会した。

料理への苦手意識が少しでも無くなればいいな、とか、美味しいごはんが作れたら、自分の生活が豊かになりそうだな、とかいろいろ考えて、自分への投資をしてみた。

友だちと一緒に作って学べて、美味しいごはんが食べられるなら万々歳だと思ったのも本音だけど。

この間の授業で、鍋炊きごはんを習った。正直「鍋でお米を炊くなんて面倒じゃん」と思っていたのよ、食べるまでは。

ふっくらしてモチモチで、めっっちゃくちゃ美味しい……と感動した。

土鍋のように炊ける炊飯器!なんていうものもあるから、文明の発展にお金を出せば同じ美味しさは味わえるのかもしれない。でも、手をかけて作るとより美味しさが増すなあと感じたのだった。

早速、料理教室の次の日、夜ごはんの白米を鍋で炊いてみた。これぞ"ていねいな暮らし"。

彼も鍋炊きのごはんは初めてだったようで、「美味しい、美味しい」と何度も言いながら食べてくれた。

大げさではなく、美味しいごはんは幸せのもとだと思う。

一緒に食卓を囲むこと、愛情をたっぷり込めたごはんを食べること、それだけで明日からも何だかがんばれそうな気がする。

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