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【大学3年生】働きたくないよって話(前編)

皆さんは働いたことがありますか?「働きたくない」と言っている私でさえ、今アルバイトをしています。なぜなら働かないと生活できないからです。私が「働きたくない」理由と、私の思い描く理想の生活についてお話します。


【なぜ働きたくないのか?】
私が働きたくないと思い始めたのは、前にしていたアルバイトの内容が変だと思い始めたから。
というのも、大学入学直後から大学2年生の終わりまで、スーパーマーケットで働いていました。時給は私の住む地域の最低賃金でした。「なぜそこを選んだんだ」って話なんですけど、単純に先輩が働いていたからです。アルバイトをしたことがなかったので知っている人がいたほうが安心だと感じたんです。
ところが、スーパーって働いているスタッフのイメージってどうですか?割と年配の方や、主婦さんがパートとして働いている印象があると思います。私のバイト先もそうでした。
私が最年少でその次に若い人は40代の方で、、。私は18時以降働いていたので、その時間のシフトにいるのは50代60代の方だけでした。なので、カートやカゴを片付ける力仕事はもちろん、ポップをつくったり、商品をしまったりするのもすべて私の仕事でした。レジの位置も私がいつも一番前。でも全員時給は同じなんです。
はじめの頃は(一番下っ端だし)なんて思っていましたが、さすがにやらされすぎている。と感じるようになりました。いくら歳だからしんどいとはいえ、できるところはやってくれ!と思い、店長に話をするも、「しょうがない」の一点張り。さらにはスタッフが足りないからもっとシフト増やせないかとまで言われました。
いくら頑張っても賃金は変わらないばかりか、どんどん労働力を搾取されている気がしました。

ここで「働きたくない」と思いました。

アルバイト先をとにかく変えてみようと思い、雑貨屋さんに。ここで私は「働く」ことを真剣に考えるようになります。
最初、商品の検品と商品整理、店内の清掃ぐらいが私の仕事でした。2週間もするとレジを一人で打つようになりました。1か月もすると、店舗の開店を一人で任されるようになりました。その後も、伝票の管理や日報の作成、売り上げの管理や商品の発注、新人さんの教育、クレームの対応などどんどん仕事が増えていきました。
しかし、時給は変わりませんでした。でも、ボーナスが出たり、シフト希望を優先してもらえたりするようになりました。この時、何かが分かった気がしました。

私は自分の能力をきちんと評価してもらえる職場でなければ働きたくないのだと理解できました。

前のバイト先では、雑務ばかりをやらされて、仕事の内容が増えることが嫌でしかなかったのに、今のバイト先では、正社員がするような仕事までやらせてもらえて、もっと任せてほしいとまで思うようにまでなりました。

大学3年生にもなると、友達と「働くこと」について話すようになります。何を重視しているのか聞くと、「福利厚生」と答える多くの人は「給料が高いけど楽な仕事」を探しています。確かに、少ないものを提供して、多くを得られるほうが効率はいいですよね。でも、それでいいのかなって感じたんです。能力を出し惜しみして、何のメリットがあるのでしょうか。と私は思うのです。
私は全力のパフォーマンスをするので、それに見合った待遇をしてほしい。と思っています。


長くなってしまったので、後編に続きます。