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【海外】 トンレサップ カンボジア

彼らの生活がどれだけ厳しいか、想像に難くない。

この1年、あの世界各地からの観光客を秒で見分けて各国の言葉で声をかける物売りの子供たちがどうやってご飯を食べているんだろうと何度も思いました。カンボジアは3回くらい行きました。

1回目はトンレサップをスピードボートで遡りたかったので、プノンペンから入りました。トタン屋根の小屋のような空港のイミグレには、フランスの地雷撤去チームと数人の旅行者しかいませんでした。アンコールワットに近いシェムリアップの夜は暗く、何もない道にテーブルとイスを置いた屋台の暗い裸電灯の下で美味しいご飯を食べました。ゲストハウスに帰ると、ポーチに立っていた子供が「ねこ、いる?」と話しかけてきたので「いる」というと本当にほいっと投げて渡してくれて慌てた時の、時が止まったような感覚を覚えています。なんだか夢の中の出来事のようで、その子が英語で話しかけたのか日本語だったのかも思い出せません。

2回目はその半年後にちょっとリストラされまして2ヶ月オープンでメコンの国(↓の写真の本を参考に中国・ベトナム・カンボジア・タイ)を回った時に、ベトナム南部から船でプノンペンに入り、それからまたスピードボートでトンレサップを遡りました。そのあとバスでバンコクへ抜けました。半年でずいぶん変わって、もうあの路地がどこだったのかわからないくらい道と建物が増えていました。

3回目はバンコクから飛行機でシェムリアップの空港in outでした。久しぶりのシェムには道が増えてお店が増えて夜の明かりが増えていました。1回目と2回目に撮った写真を持って行って、会えた人や、その人を知っている人に渡してきました。

最近は行っていませんが、ネットで見ると、とてつもない変化が起きているようです。アジアの国々の発展は目まぐるしく、日本は竜宮城のようです。

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こちらは2002年に出た「メコンの国」第3版です。バックパックにつっこんで2ヶ月歩きました。

トンレサップ湖は、雨季の後半には琵琶湖の12倍の大きさになります。カンボジアの首都、プノンペンからスピードボートで6時間~7時間トンレサップ川を遡って、アンコール・ワット最寄りの町、シェム・リアップに行きます。最後の部分がトンレサップ湖になります。

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時間に幅があるのは、雨季と乾季で湖の大きさが違うからです。雨季にはボートに長く乗って、降りてからシェムリアップまでが近いです。乾季にはボートから早く降りて、そこからシェムリアップまでが長いです。陸路の時間が1時間くらい違った気がします。

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6時間、ほぼ全部の景色が平らです。

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↓ これ何だろう。スピードボートの屋根から見た空だと思うけど、水面みたい。

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↓ あ、やっぱり空だった。

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スピードボートの中は冷房がきついので、屋根の上で寝転がるのが最高です。でもすごく日差しが強いです。布で体をおおって寝転んでいたつもりが足首が出ていて、囚人の足かせのようにそこだけガッツリ日焼けをしました。ひと夏消えなかった。

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風邪ひとつひけない世界になるとは思いもしませんでしたね。子供と2人きりのシングルです。遠くても仲間や繋がりを大切に走ってきました。世の中が変わりましたが、アロマとハーブを知って次々と思いもしなかった扉が開いています。健康を翼にして、必ず世界中の友達に会いに行きます。