コシアキトンボの異常な羽化姿を説明なしに論文掲載したA宮ぼったまや共著者たち。その理由を私はこう考えます。
エトセトラ・ジャパンさんにお便りした私の考察を、記事にしていただきました:
A宮長男くんが第一著者のトンボ論文、写真番号74の「コシアキトンボ♂羽化(菖蒲池,2022/06/01」についてでございます。
まず、トンボど素人の私がこの考察へ至ったきっかけなんですが、エトセトラさんの先日の記事 >悠仁さまのトンボ論文お次はコシアキトンボの写真74番 後ろの翅の画像を合成した疑いが< をフムフムと確認していて、リンク外れに気がついたんですね。そのことをお知らせするため、リンク先のはずのページを探して見つけて。
で、トンボ論文には「羽化」とあり、エトセトラさんに読者さんが送られた本物の羽化の姿で知った通り、たしかに透き通った羽の様子が羽化直後なので、そういう写真でもっとわかりやすいページはないかと、「コシアキトンボ 羽化」で探したら、
トンボには二種類の羽化型があるってページが検索結果に出てきたんですよ。⇓⇓⇓⇓
>『羽化において肢を胸部側面につけぴたりと止まる時期を休止期といい,
その休止期の姿勢によって,直立型 upright type と倒垂型 hanging type に大別することができる』<
Σ(゜ロ゜;)!! ががーん!!
知らなんだ!!そんなこと、ぜんぜん知らなんだア==!!!
の驚きと共に戦慄が走る・・ え、コシアキトンボってどっち型?
>倒垂型の羽化をするのは,カワトンボ科 Calopterygidae,外国産のムカシヤンマ科数種,ヤンマ科 Aeshnidae,オニヤンマ科 Cordulegastridae,トンボ科 Libellulidae の各種とされています<
コシアキトンボはトンボ科、つまり倒垂型だった。
>腹部を抜いた後の翅の伸張期については,倒垂型は翅が重力の方向に一様に伸びていく一つのタイプにまとめられます<
羽を伸ばすために重力を利用するので、羽先を下にしてぶらさがってなくちゃいけないんですよこんなふうに⇓⇓⇓⇓
で、懸案のコシアキトンボの羽化直後の姿は、こちらのページでめっちゃまざまざと見られます:
☝真後ろからの写真ではわかりにくいけれど、同じ個体を斜めから写した写真では、羽化するために、ヤゴはいつも物のやや下側にとまる。しかも、そのさらに下にじゅうぶんな空間がある場所に。
トンボがヤゴ殻を出たら(羽化したら)殻につかまり、仰向け気味にぶら下がって、重力を利用して羽を伸ばす。
これが、コシアキトンボの羽化の仕方なんです。
ちなみに、写真74番について、私自身はヤゴ殻が存在しない(右羽の下の何かは別のモノ)と思い、そう書き送ったのですが、エトセトラ・ジャパンさんに私と同じタイミングで「倒垂型」考察を寄せられた長野県のMKさんは
>頭部(眼)、胸部(気管を覆っていたクチクラ層(白い糸のようなもの)、そして腹部<
と各部を特定してヤゴ殻だとされています。さすが!!
そして、このトンボはもともと奇形、あるいは羽を均一に展開できなかったため、このように異常な姿・時間・そして場所にいるのではないかとの考察も、深い・・・
で、私の考察のまとめとしては、
エトセトラさんがすでに書かれた
>そして筆者からもおひとつ。コシアキトンボが風で飛ばされないよう、まさか木用の補修材「ウッドパテ」を使用してそこに固定した、なんてことも…?< という疑惑まで浮上する
この写真番号74「コシアキトンボ♂羽化」は:
☝☝☝☝
・陰も映らないほどぴったりと腹がつくフラットな場所では、羽化しても仰向けにぶら下がる空間がなく、重力を利用して羽をひろげることができない。(この写真が実は下からのぞきこんで撮影したものだとしても、ヤゴ殻がこんな窪みにあるのでは、上下の丸みを帯びた材木や苔に羽化したトンボの腹がやはり当たってしまい、羽を伸ばすための充分なぶらさがりができない。ヤゴ殻があるとしたら窪みではなく、材木の丸く出っ張った部分のはず。)
・写真のような羽化したばかりの透き通ったはかなげな羽で飛び、そこに舞い降りたとも考えられない。
・というか、羽がしっかりして飛んだあとならば、それは「羽化」写真とは言えない。
・左の羽が折れ曲がって見えることから、飛べずに這ってこの場所に移動してきたのかもしれないが、なぜそんな写真を掲載したのか。ヤゴ殻につかまっていない理由や、状況説明があるべきでは。
・そもそも、どうしてこのように外敵が多く襲われやすそうな、通常ではない「羽化」場所なのか。
つまり、異常なもの尽くしのこの写真と、その説明の無さにより
・「コシアキトンボの羽化」として、見るものに間違ったイメージ・知識を与えてしまう論文となっている。
ということです。
逆にトンボ論文で説明されているのは
「コシアキトンボPseudothemis zonata (Burmeister, 1839)(図73, 74) 前回調査では表町池,中の池,菖蒲池で記録さ れている.本調査では,表町池,大池,中の池, 菖蒲池,心字池,大土橋池で確認した.それぞれ の池における個体数は多く,木陰でよく見られ た.そのうち,表町池,大池,中の池,菖蒲池, 大土橋池で産卵を,表町池と大池で交尾を確認し た.また,幼虫,羽化殻は表町池,大池,中の池, 菖蒲池,心字池,大土橋池で確認した.」
で、この異常なコシアキトンボが「ごく普通でありふれたもの」という印象さえかもし出している。
エトセトラさんも
>コシアキトンボの羽化や飛翔の写真を大量に撮影されたであろうに、悠仁さまは、なぜそのような不具合な個体の写真を選んだのだろうか。<
と書かれていて
( ᯣ _ ᯣ ) そうなんです、なぜ、よりによって、この異常・変形・奇形写真をサラッと載せちゃうの!?
一般家庭でもお断りする親族三人死の火曜サスペンスホラーkk母子をよりによって選んだmこを始めとした「A宮家・よりによっての呪い」?
それとも、こういう異常変形奇形って、ぼったま的にはいつもの日常なんですか?
わたくし、よりによってこの異常な写真を論文に掲載した理由は、ズバリ「手間をかけて、せっかく捏造作業をしたから」だと思います。
こういう「思い入れ」がなければ、”あちこちでたくさん見られた”と説明文に書いているコシアキトンボの自然な写真を排除してまで、この異常写真を選ぶわけがない。
トンボ専門家の清さんも、捏造作業員たちを駆使してノリノリの誰か(おそらくボンヤリぼったまではない誰か)に、「それは変だからやめとけ」とは言えなかったのではないでしょうか。
☝だってそれが、良くも悪くも
パワハラでも「人情」。
(๑˃▽˂๑)(๑˃▽˂๑)(๑˃▽˂๑)
さて、エトセトラさんでは強い表現は避けられましたが、私が書き送った原文はこうでした⇓⇓⇓⇓
ここからは私の個人的な想像と感情ですが、「2022年6月1日」、羽化したばかりのコシアキトンボを誰かが捕獲した際に左羽を傷つけ、トンボの知識がない人だったのでヤゴ殻を一緒に確保するのを忘れ(注。長野県のMKさんにより、ヤゴ殻はトンボの右羽下にあるようです)、かまわずに人間の作業がしやすい場所にパテで貼り付け、ぼったまを呼んで撮影させ、用が済んだら放置して立ち去った・・
羽に大ケガをし、パテを塗られたこのトンボは、すぐに外敵に襲われてしまい、生き延びることは不可能だったことでしょう。せっかく、羽化したのに・・・
そんな事が、他のトンボたちにも言えることだけどこの論文を捏造するために普通に行われていたとしたら。
すまし顔で科学という学問だけでなく自然への冒涜・蹂躙を行う人々に、文字通り虫唾が走ります。
この「虫好き」「生きもの好き」仮面の下での生きものへの暴力、自然への冒涜(ぼうとく)・蹂躙(じゅうりん)に対する虫唾(むしず)は、セロテープで草に止められたチョウトンボ(写真番号58)を発見した時にも、強く感じました:
さてところで、今回のコシアキトンボ写真番号74については、一か月以上も前に、私のノートのコメント欄で違和感を書かれている方がおられたんです:
Kannazuki さんより
>コシアキトンボの羽化を検索すると、葉っぱや枝につかまっていて、身体の周りには何も触れていないものが多いのですが、74番は地べたにどっしりでしょうか。敵に狙われないのかな?<
☝コレ!!まさにこれですよね!!
私はその時、Kannazukiさんが先に挙げられた
>お腹の黄色い部分の右側部に虫ピン様の丸い金属が見えているように思えるのです。脚が何もつかんでいない<
疑問点の方に注意が行ってしまって、この重大な指摘に気がつきませんでした。
しかも今回、この記事を書く直前に思い出したという・・
そこに、一大ヒントがあったのに。
Kannazukiさん、大変失礼いたしました。
そして、ありがとうございました!!
今日のタイトル画像はアメリカのテキサス州、メキシコ湾岸にあるガルベストン島から見た朝日。こちらアメブロで月影ドライブ風景なども紹介しています:
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