『堕罪』Lyric解説
まず前提として、この楽曲『堕罪』は太宰治の人間失格を元ネタとして作った曲です。
『堕罪』Lilly-C(Prod.snow)
https://youtu.be/_9j9AgjGY94?si=b7TzLC0ukgI3_-ov
笑ってる相手の目
(笑っているからといって、相手の本心まで読み取れるわけではない。僕のことを嘲笑っているのかもしれないし、変な目で見ているのかもしれない。)
[肉親たちに口答えもせず、常に笑って他人の目を気にしました](人間失格より)
白黒つけずGray
(・死んだような目をしている。
・太宰治の出生地、青森県五所川原市金木町の金木と東京喰種の金木研を掛けて、白黒つける目)
最後は誰かのせい
その間に動かすPEN
(自分が置かれている状況を、親のせい、環境のせい、にあいつらがしている時間も僕はLyric(小説)を書いています。)
元スロカスでまだBEDの上で
腰振ってたあいつは今どこへ?
(賭博・女にハマり、ダラダラと毎日を送っていた自分と今の自分は別人だと思い込みたいのであります)
Lilly-C張ってる声
命が果てるまで
誰かに聞いたかnetで読んだか
結局それ化かされてる たぬき
(今の世の中ではフェイクニュースが蔓延っていますが、それを鵜呑みにして信じる人ばかりです。「化かされてるたぬき→雑談たぬき」)
aruim やる気もないLyricから襷
繋いで泣いてないで
人間に紛れ
(Pure Toneに所属していた時の僕、aruimは作詞をナメており、やる気はあまりありませんでした。aruimから襷を繋ぎ、芯の通ったLyricを今では書いています。考え出した道化からはまだ逃れられないため、未だ人間に紛れて生活しています。)
[そこで、考え出したのは道化でした](人間失格より)
巻いて吸って吐いて
なんて関係ないね
(薬物には手を出しません。)
俺まだやりたいことばっかり
人生これから 長い ah
心中≒One Night
これ贅沢なオ×ニー ah
(僕はまだやりたいことがあるので寂しさを埋めるためだけの心中未遂を続けてしまっています。結局、心中相手と会ったとしても相手の方も気持ちは同じことが多く、One Nightで終わってしまうことが大変多いのです。SNSで「自募・一緒に死んでくれる人」と検索すると心中を募集している人たちがたくさんいることがわかります。)
曲出た思ったらモノマネしてる
君たち頑張り? ah
80億分の1の存在
誰にも真似できない
(新曲が出たと思ったら、誰かの二番煎じ。そんなのやめませんか?自分がいなくなってしまいます。80億人いるうちの一人ですから。)
Hook
i do My best and then die.
(ベストを尽くすまで死ねない)
inside mind. we connect through “愛“
(精神の中で僕たちは愛を通じて繋がる)
I dream too much and become lie.
(夢を見すぎると嘘になってしまう)
Having the time don't guarantee survive.
(時間があるからといって生き残れるわけではありません)
笑われて、笑われて、強くなるでしょう
(太宰治「Human Lost」より。[笑われて笑われて強くなる]
まだ夢を見させて富・栄光
(富・栄光→とみえいこう→富栄、行こう
1948年6月13日。小説家太宰治は愛人の山崎富栄さんと入水自殺しました。)
今何時?西に傾く太陽
(西に傾く太陽→斜陽
「斜陽」太宰治 の元ネタとなったのが、もうひとりの愛人、太田静子の「斜陽日記」)
iPhoneよりも書きなぐってた原稿
(僕の場合、Lyricを書くのと小説を書くのとでは似ている部分があると思う)
Hook
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