記事一覧
【一口馬主】いろいろな種牡馬(リオンディーズ、Frankel、Tapit)について考える
シリーズ最終回です。
・リオンディーズ〜NDを持たない馬を狙おう
種牡馬リオンディーズは父方に3本、母方に2本のNorthern Dancer血脈をもつので、極力NDの入らない繁殖牝馬と組み合わせたい。
※IcecapadeはNorthern Dancerと同じNearcticとNative Dancerの組み合わせですが、このケースではNDにカウントしません。
天皇賞(春)のテーオーロイヤ
【一口馬主】1歳馬の馬体の見方(保存版)
タイトル通り、1歳馬の馬体の見方について体系的にまとめたものです。ひとつ前のエピファネイアの記事を書いているさいに、自分があまりにも馬体を見られておらないことに愕然としてしまい、さすがにまずいだろうってんでリハビリがてら書いてみることにしました。ただし、これはあくまで自分用のメモですし、従来のパラダイムを覆すような斬新な視点もとくに含まれていないので、過度な期待はしないようにお願い申し上げます。
【一口馬主】歴代名馬の1歳時の馬体写真と測尺「あの時君は若かった」〜社台サンデー編
ふだん一口馬主の募集馬を検討するさいには、参考がてら写真フォルダにストックしてある歴代名馬の写真を見ながら適宜測尺を調べてチェックする、なんてなしち面倒くさいことをやっていたわけですけど、これらをすべて一元化して一発で視認できるようにすると便利なのではないか、と思ってこのページを作りました。自分用の保存版。あんまり数を増やしすぎるとキリがないので掲載対象馬は過去に社台サンデーに所属したG1馬のみ。
もっとみる【一口馬主】サンデーサラブレッドクラブの2022年度募集馬(現3歳馬)を募集時の人気順に並べてみると…
例年Twitter(新X)でやっていたこの企画、せっかくnoteを始めたので今年からはこちらに書いてみようかと思います。面白いことに、サンデーレーシングには日本随一の相馬眼の持ち主が集まっているにもかかわらず、募集時の人気とデビュー以降の戦績との間にほとんど相関がないんですね。人気上位馬(とくに1番人気)とバカみたいな高額馬がびっくりするほど走らない。毎年それを見ながら「ここの会員は見る目がないの
もっとみる最近見た映画メモその6〜『ワンダーヤリマン/ドバットマンVSスーパーマン棒の性戦』『冬の旅』
あ
『ワンダーヤリマン/ドバットマンVSスーパーマン棒の性戦』(2015)アクセル・ブラウン
前々から気になっていたヒーローもののエロパロ映画がU-NEXTとH-NEXTの狭間みたいなエリア(日活ロマンポルノやなんかもここにある)にたくさん置いてあったので見てみた。戦後最悪なのではないかと思われるレベルでドイヒーな本作のタイトル『ワンダーヤリマン/ドバットマンVSスーパーマン棒の性戦』(201
『No.10』感想文〜白人の作ったおとぎ話は地球外生命体をも救いうるのか?という問い
『ボーグマン』(2013)などのぶっ飛び映画で知られるオランダの奇才、アレックス・ファン・ヴァーメルダム監督の長編第10作『No.10』(2021)を新宿のシネマカリテで見た。公開当初、各所から聞こえてきたのは「意味不明」だの「難解」だのいうネガティブなワードばかり。こともあろうに映画評論家ですら匙を投げてまともなレビューを書かない始末なので、ガチガチに身構えて見に行ったのだけれど、意外や意外、こ
もっとみる『オッペンハイマー』感想文〜これは原爆映画ではない、アメリカ人の同調圧力についての映画だ!
・はじめに
遅ればせながら、クリストファー・ノーラン監督の最新作『オッペンハイマー』(2023)を見てきました。しかし、いざ見終わってみると書きたいことがあんまり思いつかない(笑)。なぜ本作を語ることがこんなに難しいのかといえば、この作品がまごうかたなき「伝記映画」だからなのでしょう。ただ伝記的事実をつらつらと述べたてるのでは単に話のあらすじを書いているだけになってしまうし、実在した人物にむかっ
最近見た映画メモその3〜『市子』『撤退』『Winny』
こんな誰も読んでおらないようなゴミみたいな記事でいちいち但し書きをしなきゃならんというのもアホくさいのですが、シリーズ1本目の冒頭に「原則的にネタバレはしない」と書いてしまった手前、あらかじめお断りをしておかなければなりません。最初に掲げた『市子』のレビューの中ではいちおう致命的なネタバレを避けているつもりですが、物語の核心に触れるような描写やワードをいくつか含んでおりますので、神経質な方は気をつ
もっとみる