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'96年生まれ 横浜市在住。 フィルムで写真を撮ったりしています。 だいたい…

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'96年生まれ 横浜市在住。 フィルムで写真を撮ったりしています。 だいたいひとりで遊んでいます。

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新江ノ島水族館に泊まった時の話

2018年に新江ノ島水族館で行われていた「クラゲヒーリングナイト」というお泊まりイベントに参加した時の話をしようと思う。 これは女性限定のイベントで、閉館後の消灯された館内を巡り、水槽の前で夕食を食べ、クラゲコーナーの飼育員さんの話を聞き、そして水槽のそばで寝て起きて最高の気分になりましょうという夢みたいなイベントだった。 江ノ水では例のウイルスが大流行する前まで定期的にこうしたお泊まりイベントが催行されていたのだ。(家族向け、カップル向けもあった) 今後の復活を祈りつつ、自

    • 尾瀬の山小屋に泊まる旅 2日目

      2024年7月に1泊2日で尾瀬に行ってきた。 1日目は高速バスで新宿→尾瀬へ移動、鳩待峠から入山して尾瀬ヶ原を歩き、見晴地区の弥四郎小屋に泊まった。 4時起床。早朝の湿原の様子を見に行く。 曇っているけれど僅かに晴れ間も覗いていた。 弥四郎小屋の朝食は6時だが、それ以前に出発する人には前日夜に食事を持たせてくれる。 今日は尾瀬沼を周って下山し、大清水という場所から出る15時のバスに乗って帰る予定だ。 ここから大清水までは7時間くらいで着くらしいが、何があるか分からないので

      • 尾瀬の山小屋に泊まる旅 1日目

        山小屋と聞いて最初に思い浮かべるのはどんなイメージだろうか。 登山に関する知識が皆無だった頃の私のイメージはわりとこういう感じだった。 そこそこ登山をかじっている人に「山小屋ってこういう感じですか〜❓」と聞いてみよう。 たぶん女子供の考えそうなことだなという顔をしながら「山をなめるな」とか「グランピング笑でもしてろ」とか言ってくるはずだ。(ド偏見) 前提として、山に行くということは様々な危険と不便の中に身を擲つということに他ならない。 しかしそれでも「人生は挑戦」とか「写

        • 【新潟】佐渡島へ花の楽園を見に行く旅 3日目

          佐渡島旅行最終日。前日は下記。 佐渡島・小木の宿のベッドの上で目を覚ますと、雨が窓を叩いていた。 今日の佐渡は一日こんな調子らしいが、構わず観光させてもらう。 まずは「Origine」という小さなフレンチのお店でトーストとスープの朝食をいただく。 宿の人が教えてくれた店なのだが、めちゃくちゃ美味しかった。食後に飲んだ野草茶もヨモギっぽい香りがして大変美味で、おかわりできるものならしたかった。 店を出て、矢島のたらい舟乗り場を目指す。 晴れていたら自転車で行こうと思ってい

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        新江ノ島水族館に泊まった時の話

          【新潟】佐渡島へ花の楽園を見に行く旅 2日目

          佐渡島旅行2日目。前日は下記。 佐渡島・両津の旅館で朝を迎えた。 広縁を一人で自由に使えることが嬉しくて、朝5時に起きてしばらく湖畔の景色を楽しんだ。 朝8時頃に宿を出発。 なぜか人魚の像がある橋を渡って両津港へ。 両津港にある「maSanicoffee」で朝食。ここはフェリーの出港に合わせて朝6時台から開いているらしく心強い。 トビシマカンゾウが咲いている大野亀へは、ここからバスで移動する。 開花時期に休日限定で「カンゾウライナー」という往復直通バスが出ており、この

          【新潟】佐渡島へ花の楽園を見に行く旅 2日目

          【新潟】佐渡島へ花の楽園を見に行く旅 1日目

          佐渡島には、6月になるとトビシマカンゾウという黄色い花が咲き乱れる場所があるという。 私にこの場所の存在を教えたのは、地元の神戸を走る地下鉄内に掲示されていた広告写真だった。 当時高校生か大学生だった私は、(美しすぎる…死後の世界じゃん…)と素直に感動し、いつか行きたいところリストに佐渡島の名を追加した。 そうして、開花時期と休みのタイミングが合ったので、ついに島に渡る時が来た。 ついでに行けそうだったので島へ渡る前に新潟の水族館にも行くことにした。 金曜の出勤ラッシュ

          【新潟】佐渡島へ花の楽園を見に行く旅 1日目

          八景島シーパラダイスでイルカの写真を撮る

          自然光の下で泳ぐイルカの写真を撮りたい!! そんな欲求を叶えられる場所が地上に存在する。 神奈川県にある八景島シーパラダイスだ。 この園内に「ドルフィンファンタジー」という(ほぼ)イルカを見るためだけの最高の施設が存在している。 「水族館のイルカ」といえばなんとなく舞台上の存在というイメージが強いが、ここでは開放的なトンネル水槽でイルカを見ることができるのだ。 豊かな太陽光が降り注ぐ中、頭上をスイスイと泳いでいくイルカに狙いを定めると、こういう写真が撮れる。 これらは全て

          八景島シーパラダイスでイルカの写真を撮る

          【富山】船と路面電車に乗って街巡り

          富山旅行3日目。前日は下記。 さっそく朝から路面電車に乗って駅から移動し、「ツタヤ喫茶店」でモーニングを食べる。 今日は生憎の曇り空だが、お皿の上の明るい彩りを見ていると良い一日になりそうな気がした。 再び路面電車で富山駅まで戻り、1.5km程度歩いて富岩運河環水公園へ。巨大な橋がかっこいい。 ここから岩瀬という港町まで1時間ほどかけて運河を渡る船があるので、乗船券を買って待機。 出発20分前から乗れるので、少し並んで最初の方に乗り込んだ。最終的に満席になり、予備の

          【富山】船と路面電車に乗って街巡り

          【富山】海沿いの線路を見に雨晴海岸へ

          ホタルイカの発光を見られる船に乗りに富山まで行ってきたが、船が出なかったので残りの2日間で富山を観光してきた。 前日は下記。 富山駅から出て、まずは「青山総本舗」でます寿司を確保。日曜休みで、土曜も午前中までしか開いていないのでこのタイミングしかなかった。 ます寿司は常温で2日間保つため、帰宅した次の日の朝食と夕食にしたが、非常に美味しかった。 次に向かったのは、ボウリング場。 ボウリング場と言っても別に一人で球を転がしたい訳ではなく、用事があるのはここの2階にある「

          【富山】海沿いの線路を見に雨晴海岸へ

          【富山】ホタルイカの町・滑川へ

          ホタルイカが光っているところ、見たい…… しかし、幻想的な青い光を放つと言われるホタルイカを実際に見るには夜の海に漕ぎ出すしかない気がする。危なそうだ。 そこで、ホタルイカ漁の季節に合わせて漁船に同行し、その光を海の上から見届けられるという特殊な観光船が富山県に存在している。 それが、滑川(なめりかわ)という町で春先に運行される「ほたるいか海上観光」の船だ。 ただ、この船に乗るのはややハードルが高い。 まず集合時刻が深夜2時という点。近隣住民以外は周辺の宿に前泊するか車を走

          【富山】ホタルイカの町・滑川へ

          【茨城】早春の風景を求めて偕楽園と日立駅へ

          3月の初め、梅の花が見頃だというので茨城の偕楽園に行ってみることにした。金曜の夜になって、次の日に行くことに決めた。 言わずと知れた名所だし相当混雑しているだろうと思い、可能な限り早い時間を目指し、品川駅から6:45発の特急ひたちに乗車。 水戸駅で降車し、バスを使って偕楽園に到着したのは8:30頃だった。 この時期の偕楽園は朝6時から開園しているが、祭の露店などは9時頃から稼働し始めるため、朝イチはそんなに混雑していないようだった。 花は散り始めていたが、苑内をよく探せ

          【茨城】早春の風景を求めて偕楽園と日立駅へ

          気温0℃以下に耐える冬の帯広ひとり旅 4日目

          帯広旅行4日目。1〜3日目は下記。 大雪で羽田が死んだため帰りの飛行機が飛ばなくなり、2泊3日の予定だったが滞在日が1日増えた。 朝はセコマで適当なものをせしめてチェックアウトぎりぎりまで宿に居座った。 この日新発売だったセコマのいももちが美味しくて良かった。 https://www.seicomart.co.jp/sp/instore/new/008.html この日は本当に何をすればいいか分からなかったが、帯広畜産大学に行ってみることにした。 時間帯的にちょうど良

          気温0℃以下に耐える冬の帯広ひとり旅 4日目

          気温0℃以下に耐える冬の帯広ひとり旅 3日目

          帯広旅行3日目。前日、前々日は下記。 朝6時に起床。 昨晩の残りのデカいスイートポテトを食べて身支度し、十勝牧場の馬追いへ向かう。 牧場までは本数が少ないがバスが出ているので、ペーパードライバー等でも馬を見に行ける。 昨日のジュエリーアイスのツアーを催行している会社が馬追いを見に行くツアーもやっているので迷ったが今回はバスで行ってみることにした。 バスは帯広駅前を7:50ごろに出発する。 これが開始時間に間に合う唯一のバスだが、十勝牧場前で私の他に降りたのは一人だけだっ

          気温0℃以下に耐える冬の帯広ひとり旅 3日目

          気温0℃以下に耐える冬の帯広ひとり旅 2日目

          帯広旅行2日目。前日は下記。 帯広近郊の豊かな自然を楽しむには車がないと厳しいと思っていたが、かの有名なジュエリーアイスを見に行くツアーが存在したので、2日目はそれに参加することにした。 このツアーは朝4時にホテルからピックアップされ、ジュエリーアイスが見られる気温約-20℃の大津海岸で1時間ほど日の出を待つというマッチョな工程を組んでいる。(昼出発の穏やかなツアーもある) この日は私を含めて7人の参加者がおり、全員一人での参加だった。 車での移動時間は1.5時間ほどあり、

          気温0℃以下に耐える冬の帯広ひとり旅 2日目

          気温0℃以下に耐える冬の帯広ひとり旅 1日目

          デカい馬を見たい… そんなごく単純な欲に従い、2月上旬に帯広へ行ってきた。 帯広と言えばデカい馬がデカいそりを引き摺って一生懸命労働している姿が見られて、ついでにお金が増えるかもしれないという射倖心も刺激されるばんえい競馬が有名だ。 更に、この時期は十勝牧場で「馬追い」の見学ができる。これは冬場に引き篭もっている馬たちの運動不足を解消するために行われている朝マラソン的なもので、ネットなどで調べると、何頭ものデカい馬が雪の上を一斉に駆ける迫力の光景を捉えた写真が次々と出てくる

          気温0℃以下に耐える冬の帯広ひとり旅 1日目

          【静岡】南伊豆へ河津桜を見に行ってきた

          南伊豆の河津桜が早くも見頃を迎えたらしいので、昨年見に行ってきた時のことを書いておく。 時は3月初旬。ひと足先に春らしい景色を拝もうと静岡へ河津桜を見に行く計画を立てた。 過去に二度行ったことのある河津町は混み具合が年々エグくなっている気がするので、この年は南伊豆まで足を伸ばすことにした。 土曜、朝5時台の電車に乗って自宅最寄りを出発。 横浜→熱海→伊東と電車を乗り継いで行く。 伊東に着いた時点で8:20くらいだったが、明らかに昨年よりも人は多く、車両内の座席はほぼ人で埋

          【静岡】南伊豆へ河津桜を見に行ってきた