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書見台(大)を作った話

こんにちは、天音です。

夜中に頭を悩ませている母を発見した私。

どうしたのかと聞くと、仕事で大型絵本を読み聞かせするんだけど、手で持って机の上に立てながら読んでいたら落としてしまったと。

読む間、本を開いたまま立てておける書見台が欲しいんだけど、買おうとすれば大型の書見台はかなり高額。
しかもそんなの経費で落ちず、自腹の可能性大です。

イーゼルでもあればいいのだけど、そんな備品はない。
うちにあるイーゼルは百均で買った文庫本がちょっと載るくらいの小さーいやつです。読み聞かせ用の大型本なんて絶対立たない。

明日必要ということで、もう手で支えるからいっかという母に娘の偽職人魂に火がつきました。

「作るわ。寝ていいよ」

私の目に写っていたのは、先日届いた荷物が入っていた大きめの段ボール。
重いものが入っていたので、Amazonとかの配送のやつと比べてかなりしっかりしています。

おもむろにカッターとガムテープ、そしてボンドの三点セットを取ってきて、その大きな箱を解体し始めました。 

母、ドン引き。
……失礼な。あなたの為やぞ。

深夜2時に、ギコギコと段ボールにカッターを入れます。
段ボールカッターなんていいものは家にないので普通のカッターで力一杯です。腕痛い。

上の蓋部分は全て切り取とる。そして面積が小さい方の両側面を斜めに切る。
ここに本を立てかけることができるなと考えたんです。

立てかけても本が滑ってしまうと本末転倒なので、本の底と段ボールが接するところには滑り止めを貼りました。

そんで段ボールむき出しなのも子供たちに悪いかなと思い、なんかたくさん余っていた水色の模造紙を全面に貼り付けておくと。

はい、即席大型絵本用書見台の完成です!

私は深夜に何をしているんだろうと正気に戻っては作れないものでした。
ふう。危ない危ない。

次の日あらゆるところがボンドまみれだったのは、誰にも知られたくない事実です。眠いと作業が雑になりがちですよね。服のお腹あたりにもついてて笑いました。
怪我はなかったので、そこだけは慎重だったんだと思います。

変なもん使ってと母が職場でなんか言われたら申し訳ないなと思っていたんですが、後ろに倒れもせずに普通に書見台として使えたらしかったのでよかったです。

後から職場で本を立てた様子の写真を送ってもらったら、家で見るよりもいい感じのものになっていました。自画自賛です。

今考えれば、蓋部分は一部残した方がしっかりしたなとか、立てかけるところにも滑り止めをはった方が良かったかなとか多々反省点はあります。
ですがまあ、そこまで頻繁に読み聞かせをする訳ではないようなのでいいことにしましょう。

なんでも作ってみようとするのは大事ですからね。

私は小さいイーゼルで十分ですけど!

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