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穏やかな余生をおくれよって気持ち

こんばんは天音です。

先日、古書市に行ってきました。

ちょっとつぶやきの方で購入本を紹介したんですが、あれ以外にもたくさん買いました。
古本っていいですよね。
本屋とはまた違う出会いがあって、ぐるぐる巡るのはとっても楽しいです。

この土日、神保町でブックフリマをやっていたらしいじゃないですか。
いいなあ。行きたかったなあ。
田舎者ですが、その時だけは東京に住んでいたかったです。
行った方がいらっしゃったら、ぜひ体験談をお聞かせください。

ま、わたしが行った近くの古書市も楽しかったですけどね。

何が好きかっていうと、大学図書館の除籍本が手に入るところですよ。

除籍本コーナーにはなんと言っても変な本がたくさんあるんです!
それを買うのも見るのも楽しくて。

流石に全部は持って帰れないんですが、その時のお財布の状況と相談して気に入った本を連れて帰ります。

すっごくボロボロだったり、めっちゃ綺麗だったり。
その本の人生?が滲み出た姿が愛しくて仕方ありません。

たまに線が引かれていたら何してくれとんじゃと思いますけど。

普通の古本に線が引いてあってもわたしは何も言いませんよ。
でも、図書館の本に書き込むのはなしでしょう。
たまに図書館の勉強スペースでも、バーコードのついた本を伏せておいている人がいて背筋が凍りつきます。
公共のものなんですから、できるだけ丁寧に扱って欲しいものです。

ここからがタイトルにまつわる本題です。

これはわたしの個人的な思いなんですが、図書館の本ってなんか勤め人な感じがしませんか?
普通に本棚に入っている本と比べると、お勤めに徹している感じがします。
勤め本。

貸し出しバーコードやラベル。
紅い蔵書印。
そして黒い除籍の印。
なんだか特別な感じがします。

わたしは買ってから剥げるものはバーコードや背表紙のラベルを剥がして、綺麗に拭いてから本棚に収めるんです。

だから除籍本を買うと、綺麗にしている時に「これからはうちで余生を楽しみなね」って気持ちになります。
ゆっくり読まれるのを待ってろよって。

……あれ、思いません?

これから君はここで穏やかに暮らせるんだよって。

………………。
わたしだけですかね……?

こほん。まあいいです。
面白い・奇抜な本が多いというのも買う理由ですが、わたしは一冊でも多くの本に落ち着いた余生を過ごしてもらうために、除籍本をかき集めるのが趣味なのです。

いつかうちが老本ホームになる日が来るかもしれません。
入居書はできる限り拒みませんよ。

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