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いわがき「春香」の生産者に会ってみた【島民インタビュー】

こんにちは!海士町ふるさと納税担当です!
春の海士町と言えば、みんな大好きいわがき「春香」が旬のシーズンです。


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今回は皆様にいわがき「春香」のことをもっと知っていただきたく、
いわがき「春香」の生産を支えている「海士町種苗センター」におじゃましました!
海士町種苗センターは、2018年8月から養殖用の岩牡蠣の稚貝を生産している施設です。

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種苗センターで働く勢村さんに生産現場のお話を伺いました!


・技術と情熱が結集した海士町種苗センター

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施設の中には1トンの海水が入る大きな水槽がずらっと並んでいて、徹底した温度管理、衛生管理、水質管理のもと岩牡蠣の赤ちゃんを育てます。


岩牡蠣の卵を採取し、孵化させ幼生になって約20日で住み場所にくっつけるようになります。それからまた約20日経つと2~3mmの大きさになり、外の海で自分で生きられるようになるのです。

大きくなった幼生は、海士町の諏訪湾で天然のエサを食べてさらに大きく育ち、やがて養殖用として海士町のあちらこちらへ運ばれていきます。

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この白いお皿のようなプレートについているのが岩牡蠣の幼生です。
この小さい幼生が一口では食べきれないほどの大きい岩牡蠣になっているのです。

勢村さん曰く、岩牡蠣の稚貝を育てるのに大切なことは「温度エサ」。

岩牡蠣が一番育ち易い温度は25度。初期とその後であげるエサをそれぞれ適したものに変えています。

そして、水は人里から離れた沖合のきれいな海水を使い、その上徹底的に雑菌や余分なものが入らないように、ろ過されます。なんと1ミクロンレベルまでろ過されるとのことです。

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・いわがき春香のおいしさの秘密

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お話をお伺いして、海士町の岩牡蠣の美味しさと安心安全の秘訣が明らかになりました!その3つのポイントがこちら! 

                    
1.勢村さんは日本初の岩牡蠣養殖の成功に携わった方
2.他とは違う、岩牡蠣の養殖に適した自然環境
3.日本中のプロフェッショナルが海士町種苗センターに

1.勢村さんは日本初の岩牡蠣養殖の成功に携わった方

隠岐は岩牡蠣の養殖発祥の地で有名ですが、勢村さんはそれに携わっていた方で、お隣の西ノ島の中上さんという方と一緒に日本で初めて岩牡蠣の養殖を成功させました
そんな方が今、海士町のブランドいわがき「春香」を支えているのです!

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2.他とは違う、岩牡蠣の養殖に適した自然環境

海士町は人口が少なく、生活排水なども少ないです。そのため海水が綺麗に保たれ、ノロウイルスなどの食中毒のリスク回避につながっています。さらに、県の厳しい衛生基準による検査をクリアしたものだけが市場に出回るので安心安全の品質です。

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3.日本中のプロフェッショナルが海士町種苗センターに

種苗センターで働く勢村さんと酒井さんはそれぞれ県や民間で養殖の研究をされてきました。

いわば養殖のプロフェッショナルです。

勢村さんは県の水産技術センターを定年後、海士町種苗センターにいらっしゃいました。この二人のプロフェッショナルによる技術がいわがき「春香」の美味しさと品質の安全性を生み出しているのです。

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最後に、勢村さんの岩牡蠣養殖にかける思いを聞きました。

「中上さんと一緒につくりだしたものだから、これからもどんどん良い岩牡蠣ができていって欲しい。養殖は途中で消えていってしまうものが多いので、隠岐のきれいな自然環境を活かしてずっと続けてくれたら嬉しい。」


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勢村さん率いる種苗センターのスタッフの熱い思いをもとに、信頼できる品質と美味しさのいわがき「春香」の生産がおこなわれています。

そんないわがき「春香」は海士町ふるさと納税でもお申込みいただけます。
旬のこの時期限定で、生の岩牡蠣をご自宅にお届けいたします!
皆様ぜひ一度、今しか食べられない生のいわがき「春香」を召し上がってみてはいかがでしょうか?

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