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記事の中で映画、ゲーム、漫画などのネタバレが含まれているかもしれません。気になるかたは注意してお読みください。
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4月に観た映画の振り返り

4月に鑑賞してきた映画について振り返ろうと思う。

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① デストラップ/狼狩り
 
先ず最初に紹介するのが3月29日より上映された映画デストラップ/狼狩りについて紹介しよう。

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ハンター×狼×サイコパス
殺戮のバトル・トライアングル
叫びは誰にも届かない
弱肉強食
狩人だけが知る非情の掟

フライヤーには記されているが、実際の内容は人里離れた山奥でハンティングで生活を過ごす三人家族の話だが、序盤から狼の存在を散らつかせる。

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デストラップのパンフレットとそうワラシレモン

最初は匂いやら足跡から野生の狼が来ていると推測をして狼狩りの為の策に講じたりしているのだが、実は狼じゃなかったというのがオチだった。

正確に話せばハンター×サイコパスであり、本編では狼かもしれないねで終わっているので、そりゃあんな山奥で狼の一匹も現れないのは不自然でもあるがパソコンやスマホを持たないアナログな生活をおくる家族からしたら近隣一帯の行方不明者の情報すら入らないために、認識があれば違っていたかもしれないが、最終的には狼という名のサイコパスと対峙することになる。

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フライヤーを拡大

最終的にはハンターの妻(妻もハンター)がサイコパスと激闘の末に殺してしまうのだが、夫も娘も殺され冷静でいられなくなった妻が殺したサイコパスの遺体の皮を剥いで遺体処理をしようとしたところで煙に気付いた警察により身柄確保されエンドロール。

やっぱり人って怖いと感じる作品だった。

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② インフィニティ・プール

売れない作家がリゾート地で恐怖体験するスリラー映画とあるが、ホラーかもしれない内容だ。

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拡大して撮影

監督は"クラッシュ"や"ビデオドローム"等の名作を生み出した鬼才デビッド・クローネンバーグ氏の息子であるブランドン・クローネンバーグ氏の作品だがこの作品でぶっ飛んでいたのはクローネンバーグ監督のセンスではない。

ミア・ゴスのためのミア・ゴス劇場(笑)

ミア・ゴスがとにかくぶっ飛んでる。

Xやパールで強烈なキャラクターを演じたことですっかりホラー業界では御馴染みになっただろうが、ミア・ゴスはまたやってくれたなあという印象。

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パンフレットとWARASHI

スランプから抜け出したい作家がお嬢様育ちの妻とリゾート地で気晴らしのための旅行をしていた際に自身の作品のファンであるというガビが出てくる。

ガビ役をミア・ゴスが演じているのだが、ガビ夫妻と意気投合しともに行動をするようになってから主人公の作家が悪い方向へと走ってしまう。リゾートの掟でリゾート外には出てはいけないのに出てしまった末に借りた車を運転する羽目になった主人公が車のライトの故障により不具合が起きると、歩いていた島民を誤って撥ねてしまい死なせてしまう。

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インフィニティ・プールのパネル

逮捕され人の命を殺めた罪に問われた主人公は死刑を宣告されるが、この島には死刑を免れるためのあるルールがあり、それが島にお金を払う事で自身のクローンを作り出すことにより死刑を受けずに済むというのだが、作り出した自らのクローンに死刑を受けさせるシーンを見る光景はリゾートスリラーじゃなくリゾートホラーになっている。

ガビの紹介により同じクローンを作り出したことにより自らの死刑を逃れた人達とも繫がり犯罪に手を染めると続けて犯行を犯す度にクローンを作り出し死刑を免れることがクセになったのだろうか、やがてスリルを味わいたいがために悪の道へ堕ちてしまう主人公はガビの思うままと言ってもいい。

最終的には味わったスリルが忘れられること無く雨季のリゾート地のプールサイドでただ一人過ごすのだが、その光景が物悲しくも一度味わったスリルが忘れられず負のスパイラルに陥った主人公の顛末を物語っているようにも見えた。

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③ オーメン ザ・ファースト

4月になってからの愉しみにしていた作品こそがオーメンのはじまりとも言えるザ・ファーストの上映だった。ホラー映画好きにとっては待ちに待った待望の新作なので、ワクワクしながら鑑賞した。

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フライヤーを拡大

通っていた短大がカトリック系で良かったと思った事だが、当該作品を見る際に注意して貰いたい。

カトリックの知識が無いと理解不能

そもそも映画オーメンってホラーっていうよりかはアンチキリシタンな内容なわけで、バイブル(聖書)に記載されている異端を元に悪魔の子ダミアンが誕生するのだが、カトリックの知識がないと山犬が何でとか説明がないために理解が出来ないと思う。

山犬は悪魔の子を生み出すために必要とあるがそのためには山犬との繫がりを持たなければならない。主人公のマーガレットがまさかの!?には驚かされたが、ダミアンを生み出すまでの過程やら、ダミアン誕生の瞬間は異種勾配を実現可能にした協会によって生み出されたのであり教会は教会で権威と権限を取り戻したいがために強い影響力が必要だった。

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パンフレットとWARASHI

教会が世間の宗教は本当に必要なのかというデモの対象に晒されている。そんな社会情勢だったからダミアンが誕生したのかもしれない。

しかし、宗教はあくまでも信仰することで心の救いになるかならないかであり、権威云々ではない。

宗教権力に縋り付いてでも取り戻したい誇りや威信があるのか。変わりゆく時代の流れに取り残され、逆らおうとしているようにしか見えない教会のカオスがシュールとも言える内容だった。

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④ 毒娘

この家で幸せになることはちーちゃんが許さない。

ちーちゃんの最大の思い出の一つである家で引っ越してきた家族に降り掛かる不幸がメインストーリーであるが、ちーちゃんの家に対する執着心も凄いのだが、不法侵入をするたびに謝りにくるちーちゃんの父親は何なんだレベルで愕然。

謝りに来ながらトイレが近いからトイレ借りたいですって謝りに来た人が言えるセリフかよ。

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別パターンのフライヤー

とにかく毒娘ってより毒親。

勝手に入り込んだちーちゃんと仲良くなる不登校の萌花も父親が再婚したことにより新しい母親とのわだかまりがうまく解消されないまま日々が流れていくのだが、萌花の父親もちーちゃんの父親もダメ親父という点では良い勝負だろうか(笑)

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毒娘のパンフレットとWARASHI

結果萌花のダメ親父がちーちゃんと実の娘により殺されるのだが、あれだけダメ親父ぶりを露呈しまうと可哀想より殺されて当然な人が殺されている。

表向きでは萌花のためにと言いながらの理想論を押し付ける、語る。それで家族二人を養えるからそこそこの収入がなかったら言えないセリフだろうけど理想論だけで非家庭的である。それで後妻の仕事復帰に反対し仕事ばかりで料理さえも作らず冷凍食品ばかりだったという前妻と比較するのは論外だ。

萌花は逮捕されて少年院に入るがちーちゃんは逃亡し思い出の家に新しく移り住んだ家族にも不幸を味わせるというところでエンドロール。

序盤にチラッと出ていたが不法侵入した10代の男女に対しちーちゃんが制裁をするのだが、流石にこれだけ事件が起きたら売物件にもならないね、解体するしか無いんじゃないかm(_ _;)m

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⑤ プリシラ

14歳のプリシラの初恋の相手が世界的大スターのエルヴィス・プレスリーだったという話。

勿論実話なわけで、78歳になるプリシラさんは今も健在している。作品において強い拘りとも言えるのが、60年代から70年代に流行っていた当時のファッションを知ることが出来ると同時にエルヴィス・プレスリーをプリシラから見てどんな人だったのかが分かる内容になっている。

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拡大して撮影

14歳のプリシラが常連として通うダイナーで当時兵役の為に西ドイツに滞在していたエルヴィス・プレスリーのパーティーに参加すると、大人びた封墓かは気に入られパーティーがある度に呼ばれるようになると二人の関係は親密になっていく。

14歳の淡いピンク色の初恋を監督のソフィア・コッポラが良い感じに演出している。

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パンフレットとWARASHI

本編では、プリシラのエルヴィスに対する恋心を決して忘れることなく結婚に至るのだが、プリシラは結婚を機に変わってしまったようにも見えた。

というのも、結婚してすぐ娘のリサが産まれるのだが、リサの誕生がキッカケで独立せねばとなったのかもしれない。プリシラのエルヴィスに対する苛立ちも心底煮え滾っていたのだろうが、やはり薬に頼ってでもというのは見ていて宜しくない。

小心者で気の短いプレスリーが大スターとして成功するには常に薬がないと駄目なぐらい、本当の姿はスターとして生まれるべき逸材だったというより持ち前の社交性や才能でしかなかったと思われる。

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⑥ 変な家

大人気の変な家も鑑賞してきた。

変な家を見る前にまずはこちらから見たほうが良いだろうか。

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本編では動画の変な家の間取りをメインストーリーに動画のなぞなぞが解決していく。

当動画では、最大の謎である台所横の空間が意図的に作られたのは何故かというところで終わっているのだが、この間取りの話には続きがあった。それが本編になるが、変な家というより変な家族ミステリーになっているような(;^ω^)

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フライヤーを拡大

ホラーというよりもミステリーやサスペンスの要素のほうが強め。だからウケたのかもしれないが、間取りに纏わる変な話を期待しないほうが良いことは前もって説明をしておく。

間取りミステリーではなく、間取りを調べるにつれある家族の知られてはいけない秘密を知ることになり巻き込まれてゆくという感じだろうか。

古くから地主をしてきた家だからこそ知られては困る秘密を代々に渡って隠してきたわけだが、どこかしら犬神家の一族にも似ているような、ってかそんな呪いの解決方法を鵜呑みにしている時点で大丈夫なのかと最後にツッコミどころがあってハッピーエンドの形で終わりかと思いきや、依頼者の姉の夫が事件後未だに行方不明で動画を通して呼びかけるというまさかの展開でエンドロールは読めなかった。

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⑦ 陰陽師0

こちらも話題作の一つ。

若かりし頃の安倍晴明を山﨑賢人が演じている。ってか邦画における山﨑賢人の主演率高くね?!

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フライヤーを拡大

呪術、衝突。

フライヤーにはそう謳われているが、正しくは呪術というより騙し合いが正解かもしれない。

陰陽師ってそんなうまく説明は出来ないけど、要は暦・天文学・占星術等における知識が求められるのが陰陽師で学者のほうがイメージとしては近いかもしれない。博識があると認められれば認められるほど官僚として出世する事ができる時代において安倍晴明は類稀な才能を発揮し狐の子と称された。

本編では呪術のシーンにおいてCGを駆使してより人間の潜在意識に入り込めるように作られているのが印象的だったが、では呪術って魔法なのかという声も上がっているが、呪術と魔法は違う。

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パンフレットと角レモン

ちょっとネタバレするが呪術の授業の際に呪いかけることを呪(しゅ)をかけると話していたがこれが答えなわけで、蛙を殺したと見せかけての実は逃がしていて死んでいると見えたのは、殺したと思わせるための錯覚だったというように、口が達者じゃないとそこまで人は騙せない。

ありもしないことを糸も簡単に人の潜在意識に入り込み騙せてしまう。序盤の鼠のシーンも圧巻だったが、魔法との決定的な違いは視覚化するのが思い込みによるものか現実世界なのかだろうか。

だから、安倍晴明って相当口が上手いんだなあという印象。人を惑わせ、錯乱させる事においては天才なスキルを発揮した。霊感があり、鬼とも対峙した逸話がある云々の審議は別にして相当頭の回転がはやいから色々な場面で活躍出来たのかもしれない。

大人になってからは御参りには行けてないが映画を観て改めて晴明神社に御参りしたくなった。

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⑧ No.10

これは見ていて最後まで展開が読めなかった。

展開が読めなかったからこそオチがまさか過ぎてキョトンとしてしまった。

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フライヤーを拡大

幼少期の記憶が全くない主人公のギュンターは舞台役者として生計を立てていたが、共演者との不倫関係があからさまになり、立場を追われた末に代役になった役者の足に狙いを定めると足元から釘で打ち負傷させて復讐を果たしたところで、行き場がないギュンターはある組織へと身を委ねる事になる。

復讐とは、パンフレットにあった。

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パンフレットとWARASHI

復讐ってそもそも相手悪くないかm(_ _;)m

不倫関係の夫が舞台監督じゃ、バレたらおろすか役を外すに決まってるじゃん。

まあ細かいところは別にして、本編内容へ。

色々なことがあり、立場を追われたギュンターは組織の存在に気づき始めるとやがて組織の一員として加わることになるが、ストーリーのところどころにエンドロールに繋がるオチがポロッと落ちている。

それが肺が二つあるはすがギュンターは一つしかないというもので、ギュンターの一人娘も検査を受けてはじめて肺が一つしかないことを指摘され自らの身体に疑問を抱くようになる。

実は、この肺が一つしかないというのも、ギュンターが普通の人間のように見えて実はというのも、最初から最後までモニタリングされていた末に還るべき場所へ一人娘と共に還るエンドロールだが、最後のシーンでは布教目的でついてきた教会関係者が突き落とされるのは苦笑いするしかなかった。

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⑨ エドガルド・モルターラ ある少年の数奇な運命

あのスティーブン・スピルバーグも映像化を試みようと資料を独占していたにも関わらず映像化は難しいと断念させたという難題をベロッキオ監督が実現させてしまったのが今作品である。

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エドガルド少年の瞳に釘がピンポイントに刺さってる

時は1858年(日本は安政5年=江戸時代)のイタリア・ボローニャ。ユダヤ人のエドガルドが7歳にも満たないときに、生まれたときに秘密裏にカトリックの洗礼を受けていたために、熱心なユダヤ教徒だった両親から引き離される形で連れ去られてしまう。

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パンフレットとWARASHI

時はイタリア統一運動が盛んに行われる中でカトリックの権威でもあるバチカンの神威が次第に薄れゆく中で、意地としてでもバチカンの権力を見せつけたかったのでは?という内容。

結局モルターラ家に帰ることは許されず、洗脳されたエドガルドはカトリック司祭となり布教活動に生涯を捧げて終わりのエンドロール。

バチカンの闇は根深いとは云うが、当該作品もバチカンが権力を維持したいが為にお金を払ってまで洗礼を受けたことを理由に両親から引き離すのはあまりにも理不尽である。青年期を迎えたエドガルドが教皇ピウス9世に対して突き倒したのは今までの事に対する抵抗を示したかったのか、ピウス9世が他界して遺体を運ぶ際に反乱が起きたときでも川に突き落とせばと再び抵抗する姿勢を見せながらのカトリックという地獄から抜け出せなかった。

良い子にしていればという、あのセリフがあるのとないのとでは顛末は違っていたかもしれない。

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⑩ キラー・ナマケモノ

これはよくあるB級ホラーじゃない。

B級コメディーだな(;^ω^)

チャッキーやグレムリンのような可愛いけど怖いとはまた違う。ナマケモノの動作がまず人形じゃんと突っ込むところからスタートする(笑)

そこはパナマの密林に生息している本物のナマケモノを使うわけにはいかないからね。

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フライヤーを拡大 

主人公はエミリーはソロリティ(大学の女子の社交クラブ)"シグマ・ラムダ・シータ"に所属する大学4年生で最後の年になっても地味で冴えない生活に焦りを感じていた。そんな中、母親も学生時代に役目を果たした会長にいつかはなりたいという願望を抱きながらも、現会長のブリアナには勝てないと思ってなかなか自分の意思を発言できずにいた。

SNSのフォロワー数が物を言うみたいで、エミリーも密猟で連れてこられたことを後々わかりながらも森に帰そうとせず、そのうえ寮はペット禁止であるにも関わらず勝手に投票を行い賛成多数で寮のマスコットにすることが認められてからナマケモノのアルファを通して自身のフォロワー数を集めたいがためにアルファと写る写真をアップして次第に注目を集めるようになっていく。

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パンフレットとWARASHI

しかし、野生のアルファは還るべき場所があるわけで、いつまでも人間の玩具ではない。パナマの森に還りたい気持ちが次第に人間を恨む気持ちへと変わり、学生達を襲い始めていく。

顛末はだいたい読めたが、最終的にはエミリーにとどめを刺されたアルファが額縁に飾られたパナマの森を見て還りたいと意思表示してようやく森に還す決意が出来ると、その後は改心して密猟された動物を保護するように働きかけるようになるのだった。

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⑪ 落下の解剖学

ずっと見たかった作品だったので、終映間近の映画だから密は避けられるはずじゃと思い鑑賞したら思いの外お客さんが多くてビックリした。

多分40人近くはいたはずだ(・o・)

落下の解剖学って大阪ではそんなに人気作品?と首を傾げながらも鑑賞した。

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フライヤーを拡大

フライヤーには下記の内容が記されている。

雪山の山荘で男が転落死した
男の妻に殺人容疑がかかり
唯一の証人は視覚障がいのある11歳の息子
これは事故か自殺か殺人か

このフライヤー、実はもう答えが載っているんだよねΣ(´∀`;)

見る前からだいたい分かっていた。

自殺が答えだ、ってね。

案の定だったよ(;´Д`)

何で自殺だと分かったかと云うと、フライヤーを作った人が文章構成を考える際に、自殺だと顛末が分かっていたから殺人と匂わせながらも最初の段階で事故か自殺と切り出している点で殺人じゃない、事故に見える自殺だと云いたいことが読めた。

本編では、警察が詮索しすぎた結果、単純に考えて事故か自殺で処理するべき事案を血痕に不審点がある理由から殺人の可能性もあると考えられてしまい裁判になってしまったのだが、裁判のシーンがまあ長いこと。息子のダニエルが父親が亡くなるまでに自らの死を仄めかす発言をしていたことが立証され妻は無実を勝ち取るのだが、そこまでの長い長い裁判は本当にあそこまで尺が必要なのか?

もっとカットして余計な部分は割愛すべきなのに夫婦喧嘩をしていたことも何回も紹介するべきシーンなのか、重要だと意味づけるシーンだけで良いのにダラダラと話が続くから眠くてしょうがない。

結論、妻の才能に負けたと思った夫が焦った末に精神的にも追い詰められた結果が自死だった。息子の事故を夫のせいだと責任転嫁で追い詰める妻もどうかと思うが、一方的に責められ更に妻との収入面においても格差が生まれたという点で負けを認めたくないプライドの高さが動機となったのだろう。 

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ナイトメア 悪魔の棲む家のフライヤー

5月も気になる作品が多い(;´Д`)

5月3日より全国ロードショー
殺人鬼の存在証明

5月10日より全国ロードショー
猿の惑星 キングダム
胸騒ぎ

5月24日より全国ロードショー
関心領域
ナイトメア 悪魔の棲む家

個人的には北欧ホラーの悪魔メアが出てくるナイトメア悪魔の棲む家とヒューマンホラーが題材の胸騒ぎは推したい。ミッドサマー、イノセンツをはじめとして北欧ホラーのレベルがますます上がってきているので是非注目してほしい。

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