茄子が食べられるようになった夫婦
私もオットも苦手な食べ物がたくさんあります。
子どもの舌と言われるようなもので、夫婦揃って、あれは平気になった、これはまだダメだ、なんて具合です。
40歳を過ぎた頃でしょうか。
二人とも、茄子が食べられるようになりました。
そして、食べられる、レベルから今や大好物に。
味のしみた茄子は、本当に美味しいですね。
夏の間は、どちらかが茄子を買ってくるから、たいてい夜のおつまみに茄子が出てきます。
じゃがいもは、大好き。マヨネーズも、嫌いじゃない。
でも、ポテトサラダが大嫌い。
子どもの頃から、何度か、騙されたと思って食べてー!と母が作ってくれたポテトサラダ、ひと口食べて、騙されたー!っていうの定番だったのですが、本当に食べられるようになってしまいました!
苦手だったものが好きになるなんて、子どもの頃には考えられなかったねぇ。
私は一事が万事、この調子です。
お蕎麦とうどんも、ずっとおうどんが好きだったんです。2つあったら、必ずおうどんを選んでました。それがこの夏から、お蕎麦が美味しい。美味しいの。
年を経ると、わからないことがわかるようになったり、わからなかった美味しさがわかるようになったり、いいもんだなぁーとつくづく思います。
20代の頃は、子どもなんて好きじゃなかったから、欲しいなんて思ったことなかった。
結婚でもない、ただ付き合うというときに、子どもとか無理なんですが、いいですか?と聞きました。(19歳のとき現オットに)
その後、一人目授かり、一人っ子の上手な育て方的な育児書買ったのは、いまや笑い話。
生き物なんてまるで興味はなく、昆虫採集や川の調査、イカの解剖、植物園、どれもこれも、長男が行きたがらなければ関心持たず終わってたけれど、付添で行ったらあんれまー!どれもこれも、楽しいーーー!と。息子そっちのけ。
毎年通い詰めてる科学博物館だって、そう。
北極南極だって、そう。これは三男から。バスケも面白いねぇ。これは次男から。
興味や関心が狭くて、これ、ってなると、もうガーってそればかり、となってしまう分、自分の関心の外にあったものと出合うことが少ない。だけど、外の世界にも興味が向いたときはまた、ええええーーー!!!!ってこんな面白い世界が広がっていたのーって感動するばかりです。
今年はお誕生日に皆さんからたくさん本や美術展などなどのオススメを聞きました。
一冊一冊、一つ一つ、楽しんでます。
自分じゃ選ばなかった、買わなかった、行かなかったものばかりです。
辛いものは昔から大好きです。
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