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850 影響されない力

こんにちは!
(一社)全日本ミニマリスト協会です。

【影響されない力】

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言葉は悪いですが、僕の中で《どうでもいい人》というのは存在します。

それは誰でもどこにいる人はどうでもいいとか、この世にいなくてもいいとかいう話しではなくて、自分にとって必要な人と、不要な人も分けているということ。

例えばよくお伝えするのは、自分のことが嫌いな人はどうでもいいと思ったほうが楽ですよね。
わざわざ好かれようとするからしんどいわけで、関係を保とうとするからしんどくなる。

人生の限られた短い時間の中で、そんな人に構ってられる時間はあるわけがないのです。

とは言え、仕事の関係や親戚関係など切っても切れない関係があるのは承知の上。
ただその事実を鵜呑みにするのではなく、どうでもいい人ならどうでもいい人なりの距離感や対応の仕方があるから、思考停止になってはいけないのです。

いかに自分が楽をするか、自分のこの場所を居心地よくするのかで日々の潤いは変わってくるのです。

僕がよく考える《無関心力》みたいなものでしょうか。
こんな言葉は僕が作った造語ですが、ある意味では冷たい心を持っていると思われるかもしれませんが、そんな他人の評価もどうでもいい。

無関心力を高めると、自分の守る強い盾になる場合が多いのです。

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今回のテーマの【影響されない力】というのを感じたのは、僕の子どもを見ていて感じました。

というのが、上の子はいろいろと重なり不機嫌になっているものの、下の子は何も気にしないで自分のことに集中して、ニコニコしているのです。

まぁ子どもなのでわかっていないだけかもしれませんが、大人になった今、周りの影響を強く受けているのは言うまでもないでしょう。
例えば、理由はわからないけど不機嫌な上司がいたらなんだか空気が悪くなったり、居心地が悪くなったりする。
全然自分は関係ないにしても。

これって、少なからず影響を受けていますよね。

仮にこの影響を受けることなく自分のことに集中できたとしたら、仕事のパフォーマンスはすべて自分次第のようなものです。
となると、大人になるほどに他人からの影響力はすさまじいのです。
しかも、距離が近い人ほど。

人の機嫌は、伝播するのです。

ということを理解した上で、自分の防御力を高める方法を知れば、もしかしたら影響されないかもしれません。
ただこれ、ものすごく難しいです。

特に日本人は空気を読む性格なので、余計に敏感です。
その場をどう取り繕うとかどうすれば良いほうにもっているけるかとかいろいろ考えてしまう。

わざわざ自分がやらなくてもいいのに。

そんな時、自分は影響されずに自分らしくありのままでいたら、ある意味では空気を変えることができるかもしれません。
沈み切った空気のところ、元気なやつが現れたらそれだけで空気は和んだりするものです。

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大前提として、世の中の多くのことは自分に関係のないどうでもいいことばかりです。
ただ自分が勝手に踏み込んで関係を作ろうとしているだけ。
どうでもいいことばかり。

自分に関係のないことばかり。

自分の機嫌は自分で取る。
そして誰かの機嫌は自分の生でなければ、気にすることはないのです。

不機嫌な人にはそれなりの理由があるのでしょうが、その原因が自分でなければ気にする必要はなく、いつも通り接すればよいのです。
もし、自分が関係なく不機嫌な人が不機嫌な態度をしてくるようならば、その人の底が知れたと思えたら学ぶ機会になれたと思えるかもしれません。

不機嫌な人ほど、他人に影響を及ぼしていることを知らないことが多いです。
職場における一番の生産性の低下は、不機嫌な人がいることだそうで。
ただこれは職場だけに限らず、家庭でも友人関係でも同じです。

いつも不機嫌な人の周りには負のエネルギーを持った人が集まってくるし、いつもニコニコしている人の周りには明るい空気が漂う。

不機嫌な人には誰も近寄りたくないし、ご機嫌は人の周りには自然と人が集まってくる。

いろいろある毎日だけど、どうせ過ごす毎日ならばご機嫌なほうがいいに決まっている。

ただ無理やりご機嫌に持って行く必要はなく、時と場合の自分の感情と向き合って、時に落ち込み時に不機嫌になり、時にネガティブになり、人間らしい中でも思考だけはできるだけプラスに、ポジティブに、ご機嫌に考えたほうがなんだか幸せな気がするのは僕だけでしょうか。

僕は常に前へ前へ。
そしてポジティブにポジティブに。
どうでもいいと思うことは排除し、自分ができるだけご機嫌でいられるように、関わってくれる人たちからプラスの影響を受けていきたいと思っています。

不機嫌を、手放す。
ネガティブを、手放す。

性格的な面もありますが、僕はこちらのほうが生きやすいのです。

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