933 いかに面白がることができるか
こんにちは!
(一社)全日本ミニマリスト協会です。
【いかに面白がることができるか】
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個人的にミニマリズムを学ぶことで得たことは、
目に見えないことに関することが多いです。
帰結するのは《手放すこと》になるのですが、
・承認欲求
・邪念・雑念
・私利私欲
・無駄に時間を過ごすこと
・思考
・手間
・情報量
・どうしようもないこと
・怒り
などなど、日常に溢れる自分のエネルギーを奪っていくことを手放す考えtに至ることができました。
僕が好きな言葉のひとつに『二ーバーの祈り』というのがあります。
「神よ 変えることのできるものについて、それを変えるだけの勇気を与えたまえ。変えることのできないものについては、それを受け入れるだけの冷静さを与えたまえ。そして、変えることのできるものと、変えることのできないものとを、識別する知恵を与えたまえ」
僕が普段から心に刻んでいる神学者の言葉ですが、これが本当に真理をついているのです。
上記に列挙した各項目は、ある意味ではこの言葉のタグ意に入るかもしれません。
例えば、自分ではどうしようもない他人の評価や、他人の感情、期待への裏切りによる怒りなど、どうしても人間であると外的要因に引っ張られて思考や感情が揺さぶれられる。
そんなことは誰にでもあります。
他人への期待はどうしてもしてしまうし、こうであってほしいと願ってしまう。
けど、そもそも他人からしたら勝手に期待してその期待と答えが違うからって勝手に落胆するなよという話しは日常茶飯事です。
よくよく考えたら自分の力ではどうしようもないことでも、いつのまにかどっかで期待してしまい、なぜか感情に影響してモヤモヤとしてしまう。
でも、どうしようもないことはこの世にたくさんあるのです。
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そんな世の中に生きている僕たちですが、
大人になるにつれて積み上げてきた常識や当たり前、これが普通という認識で凝り固まっていることはたくさんあるでしょう。
しかし、これもよく考えてみたら自分が取捨選択して勝手に積み上げたもので、実はこれも間違いだらけかもしれません。
大人になるに連れてたくさんの経験と知識を得たから、これもまた自分の思考や趣味に合う合わないを勝手に決めつけている部分もあるかもしれません。
そうなっていると自己認識した上で、
僕が大切にしていること。
それが『どんなことでもいかに面白がるか』
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常識や当たり前、自分の中にある得手不得手などを手放し、自分に起こるすべてのことをいかに面白がることができるのかが、人生を豊かにすることに繋がると考えています。
『どうせしなければいけない仕事ならば、楽しくやったほうがいい』
という感覚でしょうか。
よくある例えで3人のレンガ職人の話があります。
ひとりはただレンガを積んでいるだけ。
ひとりは上司に言われたからレンガを積んでいる。
もうひとりは、立派で強固で地図に残るお城の基礎を作っていると考えて積んでいる。
この三人のうち、仕事に打ち込めるの果たして誰か。
人生が豊かになるのは誰なのか。
というお話です。
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いろいろ人生経験を積んできた僕たちは、
いつの間にか自分の中にできたモノサシで物事を判断し、食わず嫌いなこともたくさんあります。
一度経験して嫌だったからもう二回目はいいと思っている事象もきっとあるでしょう。
しかし、どんなことでもいかに楽しむことができるか、面白がることができるか、興味を持つことができるか。
これによってその時その時の楽しみ方や心への残り方、振り返った時の時間の密度などは大きく変わってきます。
ソクラテスが言った『無知の知』もまさにその通りで、僕たちは知らないことが多すぎる。
僕たちのしょうもないプライドを手放し、
僕たちは何も知らないことを知っているという立場に立ち、
この世の中に無限に起こる自分に関係のある事象に興味関心を持って、
《どこかに面白そうなことがありそう》
《何か面白そうなことがありそう》
そういった視点で物事と向き合うようになると、もしかしたら無駄だと感じる時間も少なくなるかもしれません。
そうなるためには、常識や当たり前、自分の経験則を手放して、子どものような心を意識する必要がありそうです。
今日自分の身に起こることを、
どれほど面白がることができそうですか。
たったそれだけを意識していたら、世の中がまた違って見えてきます。
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