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目の前の“しんどいこと”に対する捉え方

元自衛官、元CA、元サラリーマン。

最近注目を浴びているお笑い芸人の中に“異色の経歴”を持つ人がいる。それぞれの経験を活かして、あるあるネタや独特な視点の切り口をお笑いに昇華していくのが面白い。


かけ算をしないと勝ちにくい・・・


お笑い芸人の場合「面白いかどうか」という明確な基準がある。最初から圧倒的な面白さがある人はいいが、なかなか難しい。また、面白くてもテレビ関係者や舞台関係者に“見つけてもらう”作業も必要になる。

  • 面白くない人

  • 面白いけど誰にも見つかっていない人

2人とも埋もれてしまうだろう。


だからこそ、かけ算をして周りと差別化する人が増えてきたのかもしれない。「元自衛官×芸人」「元CA×芸人」「元サラリーマン×芸人」。大多数の芸人よりもかけ算のある芸人の方が注目されやすいのは当然のこと。


これは芸人に限ったことではないと思う。僕たちも仕事をしていく中で、かけ算を意識しないと生き残っていけない。

ただのライターよりマーケティング経験のあるライターの方が重宝される。ただの営業より個人事業主の経験がある営業の方が重宝される。

1つの視点だけでなく複数の視点から物事を見れる方が仕事ができるし、周りからも評価されやすいだろう。


「いつかこの経験が活きるかもしれない」と思うと、目の前のしんどい作業も何となく頑張れるような気がしてくる。やっている当時はほとんど意味なんて分からなくても、やっていれば光が見えてくるかもしれない。

自分の手札を増やせるかどうか。

この場面ではAというカードを、この場面ではBというカードを、この場面ではCとDというカードを。

いろんな経験を積み重ね、その場面に応じたカードを切れるように。単体だと力を発揮しないものでも複数組み合わせることで、立派な戦力になり得る。

「n×n」より「nのn乗」のイメージ。


今起こっている経験が未来の自分にどう活きてくるか分からない。だったら一生懸命やってやろうじゃないか。

物事を点で捉えるのではなく線で捉えられるようにしたい。






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