「たまたま」会うことが、人生を切り拓く
「さあ、アイデアを出しましょう」
と言いながら意気込んだところで、なかなか良いアイデアは出ない。やる気に反してアイデアが降りてこないのが難しいところ。「う〜〜ん」って捻ってるのになんで出てこないだろう。
先日、仕事の休憩中に近くを散歩していると、知り合いに会った。直接仕事をしたことはないけど、時々顔を合わせるような関係の人。
立ち話をしているうちに、「どうぞうちのオフィスへ」ということで、先方のオフィスで話すことに。お互いの仕事をなんとなく理解はしていたけど、深く話したことはなかったので、改めて「お仕事って何がメインなんですか?」という質問から仕事の話へ。
僕はライターやSNS運用で、知り合いの方はカメラマンや動画編集などがメイン。くくりでいえば、「クリエイター・Web関連」である。
お互いの仕事の取り方や悩みなどを話して、「〇〇はできそうですね!一緒にやりましょう!」と大盛り上がりだった。僕としても大満足。
お会いして話せたのは本当にたまたま。時間を合わせたわけではない。それでも、お互いが考えていることを言い合ったことで、良いアイデアが湧いてきた。たぶん、「この日の◯時に打ち合わせしましょう」となっていたら、同じアイデアは出なかったと思う。
さらに言うと、オフラインだからこそできたんだと思う。オンラインでやっていたら同じアイデアは出なかった。オフラインの“リアル感”があるからこそ、活発にアイデアを出せた。
いくら文明が発達して便利なものができたとしても、オフラインの良さに勝るものはないだろう。毎日電話していても、直接会って話した方が何倍も嬉しい。
人と直接会って話すことの価値が何倍、いや何十倍にも跳ね上がっている。誰とどのくらい会うのか。時間やお金、労力など、自分の資源をどれだけ投入するのか。
僕の中で、人と直接会う価値が徐々に高まってきている。
人との出会いも仕事の出会いも、いかに偶発的な会話に持っていけるか。「たまたま」がキーワード。そして、「たまたま」を逃さず、ガッチリ掴む能力も必要になるだろう。
リアルを大事にしながら、いつチャンスが訪れてもいいように日頃から準備しておく。この姿勢が何よりも大事なんだろうな。
「オフライン万歳」と思った出来事。
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